オールディーズを歌おうコミュの今日の一枚「Bobby Vinton」！

写真　左　表ジャケット　中央　見開きジャケット　右　裏ジャケット

レーベルEpic　製造番号２８－３Pー３８２　製造・発売　発売は1982年で1972年の再発売盤。

＊　表ジャケットには故坂本九氏のヴィントンへの想いが記されている。

ボビーヴィントンは1941年4月16日、ペンシルベニア州グリーンズボロにて誕生。バンド・リーダーであった父より影響を受け、

幼い頃からサックス、トロンボーン、クラリネットなどの楽器に馴染み、育った。

高校生の時には自分のバンドを持ち、大学に入ると、エピック・レコードとバンド・リーダーとして売り込み、契約。

1960年、チャビー・チェッカー、ブレンダ・リーなどと全国を巡演。アルバムを発表。

この年、キャッシュ・ボックス誌の最優秀新進楽団賞を受賞。

又、公演時、折に歌っていた為にエピックは彼を歌手としても売り出す事にした。

デヴュー曲の「涙の紅バラ」（Rose Are red）は1962年7月にビルボード誌で4週間1位となり、エピック・レコード、始まって以来の大ヒットとなった。

此処に歌手ボビー・ヴィントンが誕生した。

その後も63年9月首位（3週間）の「Blue Velvet」、６４年1月首位の「ブルー・ファイアー」（There！I’ve　Said It Again）（4週間）や

Bobby Vinton - Blue Velvet - YouTube

極め付けは64年12月首位となった「Mr.Lonely」で、城　達也のラジオ番組『ジェット・ストリーム』ではインスト盤が使用され再人気となる。

この影響は大きくて、レター・メンのカバーもヒットし、日本人に非常な影響を与えた（実はこの作品は涙の紅バラと同時に録音されていた）、

Bobby Vinton - Mr Lonely (youtube.com)

と云う訳で、彼は1962年から1971年の１０年間で全米トップ１００に３３曲、トップテン内に８曲、トップ４０入りが２８曲、内№１は４曲と言う

大記録を作る。

このアルバムの表ジャケットには故坂本九氏の彼に対するコメントもあり、興味深い。

このアルバムでシングル発売はされていないが、カバーの多い「愛の誓い」（Till）が最も秀逸だ！

彼の縛りをカラオケのオフ会で歌ったが、「ブルー・ファイア」

だけは歌えなかった。旋律が難しく、今でも歌えない。

*ステレオ録音ですので、ヘッドフォン