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関西小劇場・劇団−思想する客席コミュのポーランド特集参加のお誘い

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表題の催しのご案内をさせていただきます。チラシは下記URLでご覧下さい。
http://seiryu-theater.jp/news/news.htm
大変興味深い内容です。関心のある方は是非参加されることをお薦めします。

ポーランド特集参加のお誘い

前衛集団テアトル・シネマの初来日&初紹介ともなるポーランド特集は、伊丹で開催されるテアトル・シネマのワークショップ(16日〜19日)を中心に、20日のシンポジウム、また、この企画と連動して、劇団解体社によるビデオレクチャー(19日、20日)が行われます。
20世紀前衛演劇の故郷ともいわれるポーランドでは、世界演劇に今もなお影響を与え続けているグロトフスキ、カントール亡き後、様々な劇団が生まれてきました。2009年に協会で招聘した劇団ガルジェニッツェや、今回招聘したテアトル・シネマは、現在のポーランド前衛演劇の注目される劇団として、ポーランド内外問わず話題にされています。
ソビエト崩壊以降、政治、経済、そして一人一人のライフスタイルも劇的に変動するポーランドでは、それぞれの目的、思想も大きく変わってきたと言えるでしょう。
テアトル・シネマは、この劇的変動の中で埋もれる記憶を動きや言葉により呼び起こし、物語を刻印するように舞台が展開します。彼らの活動は一目見て分かるというものではありませんが、一目見たときに想起される千々に乱れたものを感じること、このような体験が演劇の体験であることを提示します。
また、シンポジウム「身体性の喪失」では、行為が内包する存在の目的性、いうなれば、
「何故、そこにいるのか。」ということが開示されることが「身体性」と言われる中で、
意識的、無意識的なそれぞれの社会が強制する訓練・規範によって、私たちは「身体性」を獲得していきます。ときに身体性はそれらの訓練・規範から抜け出すこと、抵抗することを表す語ともなりますが、今回のシンポジウムでは、ソビエト崩壊だけでなく、アウシュヴィッツや、大災害などのあとに生まれる目的性を失った身体を中心に語られることになるでしょう。ジョルジョ・アガンベンが『アウシュヴィッツの残りのもの』で示唆した「より良く生きる」という人間の形式の底が割れた状態は、私たちの「より良く生きる」という否定しがたい願望が足下から徐々に崩れようとしている現在、無関係だなどと言い捨てることは出来ないでしょう。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2011年10月19日
日本演出者協会 ポーランド特集・実行委員:佐々木治己
                           関西ブロック担当:田中孝弥

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