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阪本漢方堂コミュの膀胱炎と漢方

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朝晩と日中の温度差が大きくなってまいりましたね。

夜寒くなってくると、おトイレの回数も多くなり、一晩に何度か目を覚ますよう

になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今日は夜間の頻尿ではなく、これからの寒い季節に増える相談の一つ、

膀胱炎についてみてみましょう。

患う方の数は、どちらかと言えば、男性より女性に多い病気です。

 膀胱炎は、私達人間から云うと異物である細菌(ほとんどが大腸菌ですが)、

膀胱に侵入を許してしまい、症状が起こります。

症状も患った方には、とても不快ないやなものです。

具体的には、トイレ(尿)が近くなる。尿が濁る。排尿時に痛みがある。排尿後

の不快感・残尿感を伴うと云ったようなものです。

患わないのが一番ですが、もしそれでも膀胱炎になった場合によく言われるの

が、安静にして体を休め、お茶をはじめ水分をしっかりと摂り、お小水と共に原

因の細菌を膀胱から洗い流すことが大切です。

その際、水を飲むより漢方のお茶を飲まれる方がいいでしょう。

具体的にどのような漢方のお茶がいいのか、3種類ご紹介致しましょう。

まずは、「ウワウルシ」。

ツツジ科のウワウルシの葉で、別名は「クマコケモモ」と呼ばれています。

この葉の煎じたお茶が尿路の消毒や利尿の働きをしてくれ、膀胱炎の他、尿道

炎、腎盂炎、腎炎に用いられます。

残尿感や排尿の際に不快感のある方に、おすすめです。

ちなみに漆器に用いるウルシ(漆)と名前が似ていますが、「ウワウルシ」はツ

ツジ科で、ウルシ(漆)の方はウルシ科の植物なので、全く別物ですからご安心

下さい。

次は「夏枯草(カゴソウ)」。

シソ科の多年草、ウツボグサのお花の穂の部分(花穂)を用います。

漢字で書くと「夏、枯れる、草」と記すのですが、薄紫色の花が初夏に咲き、

それが真夏になるとすぐに色が変わり枯れた褐色になることから、「夏枯草(カ

ゴソウ)」と言われるようになりました。

抗菌作用や利尿作用があり、膀胱炎や浮腫・腎炎にお茶として煎じて用います。

こちらも、残尿感や排尿の際に不快感のある方に、おすすめです。

どちらか一つではなく、二種類混ぜて煎じる方がいいでしょう。

 最後により専門的な漢方薬として、「猪苓湯(チョレイトウ)」をご紹介しま

しょう。

こちらは、5種類の生薬が配合されています。

今月の「秋の味覚キノコ編」でもご紹介いたしました、サルノコシカケ科のチョ

レイマイタケの「猪苓(チョレイ)」、それと同じサルノコシカケ科の「茯苓

(ブクリョウ)」、

オモダカ科のサジオモダカの根茎の「沢瀉(タクシャ)」、「滑石(カッセ

キ)」と云う鉱物、ゼラチンである「阿膠(アキョウ)」 から作られていま

す。

排尿時の痛みが激しかったり、尿に血が混じる場合におすすめです。

症状が治まった後は、飲む回数や量を減らされてもいいので、継続して飲んでお

かれると症状の再発防止につながります。

 以前に患ったことのある方、今症状のある方、是非参考になさってみて下さ

い。



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