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阪本漢方堂コミュの八目鰻

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鰻の食用の歴史をみてみると、万葉集に大伴家持が夏やせ防止に鰻をすすめた歌が残っているので、今から千年以上前から食べていたのですね。
ただ土用の丑の日に食べるようになったのは、江戸時代に平賀源内が提案してうなぎ屋さんの宣伝としてはじまったとか。

今日ご紹介する鰻は鰻でも少しちがう鰻です。それは八つ目うなぎ。
見た目は普通の鰻にそっくりですが、別の仲間になります。
まず普通の鰻はウナギ科に対して、八つ目うなぎはヤッツメウナギ科と分類学上別になります。
八つ目うなぎの目は8個あるのではなく、本当の眼が1対両側に2個と7対のエラ穴が一列に並んでいます。


さらに顎がなく、口が吸盤のようになっているのが特徴です。
国内では北海道や青森、山形、新潟など日本海に面する河川で漁獲されます。
秋田では郷土料理「八つ目うなぎ鍋」としても知られています。


栄養成分は天然のビタミンA,ビタミンB1,B2、ビタミンD、ビタミンE,鉄分やDHA,EPAを豊富に含み、特にビタミンAは鰻以上に多く含まれています。
また江戸時代には、家庭の医学書「救民妙薬」に夜盲症の薬として紹介されています。
現在では、市場に長細い乾燥したタイプと、粉末タイプとキモ油の球タイプがあります。


健康食品だけでなく、医薬品製剤になっているのも有ります。
例えば「強力八つ目鰻キモの油」丸薬タイプの効能効果には、目の乾燥感、夜盲症とり目の症状の緩和と妊娠授乳期、病中病後の体力低下時、発育期のビタミンA補給とあります。


 次に鰻を食べる時になくてはならぬ物、山椒をみてみましょう。
山椒は風味よく鰻の蒲焼やちりめん山椒として頂くだけでなく、漢方でもよく用います。
使うのは食べるのと同じ果皮で、ピッリリと辛い辛味成分のサンショールやサンショウアミド、精油成分のリモネンやシトロネラールなど含まれます。
局所の刺激作用の他に健胃・整腸・体を温める・痛みを止める・駆虫の働きを漢方では利用します。
例えば、お腹が冷えて痛くなった時や冷えてお腹がゴロゴロする時、手術後の腹痛の防止目的に、朝鮮人参やカンキョウという生姜や麦芽100%の飴などと一緒に用います。
この組み合わせを大建中湯(ダイケンチュウトウ)といいます。

最近、薬局の店頭でも疲れ眼・ドライアイ・眼の充血・かすみ眼・眼圧の異常・小さな虫が飛んでいるように見える・視力低下など眼に関する悩みをお持ちの方が多いですよ。
眼の症状でお悩みの方は一度、阪本漢方堂薬局に相談下さい。


京都市内に二店舗しかございませんが、電話での相談や着払い便による発送も出来ます。

お問い合わせは、075−221−6323 までお願いいたします。

阪本漢方堂薬局は、本店は四条新京極の入り口、千本店は千本一条上ル

の2店舗です。

朝9時半から夜8時まで、営業しています。

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