唇をかみしめて♪が好き！！コミュの副管理人に任命、ありがとうございます

「唇をかみしめて」と言えば、武田鉄矢主演の刑事物語の場面を思い出します。

ヘマでオチョコチョイで人情家の片山刑事が転勤先で巻き起こす数々の事件のバックで流れていたのがこの曲です。

『刑事物語』シリーズ第一作1982年
〈解説〉
武田鉄矢の刑事物語シリーズの第一作目、気弱で冴えない刑事、片山元が転勤で飛ばされる物語です。
片山刑事が最後に転勤して行く時、交代で配属されて来る高倉健の刑事の名前が「島勇作」で、この名前は「幸福の黄色いハンカチ」で武田鉄矢が共演した高倉健の役の名前と同じです。高倉健はチョイ役で友情出演してくれたそうです。
〈ストーリー〉
7月、山笠祭りの暑い夜に福岡県博多警察署はトルコ「淀君」の手入れをしていた。容疑は管理売春で、容赦なく踏み込む刑事達で淀君の店は騒然としていた。そんな中、片山元が一室のドアを開けると、半裸の女性が「イラッシャイマッセ、ヒサコト、モウシマス」と言った。彼女は三沢ひさ子という名で、耳が聞こえず言葉も不自由だった。翌朝、ガサ入れに失敗した刑事一課は気まずい空気が漂っていた。そして片山が責任をとらされて、静岡県沼津へ転勤になるのだった。

『刑事物語２・りんごの詩』1983年

〈解説〉
刑事物語シリーズの第二作目、静岡県南沼津警察署から転勤になった片山刑事は、今度は青森県へ飛ばされる。
〈ストーリー〉
青森県弘前中央警察署の片山刑事は、相変わらずドジばかりしていた。ある日、北海道札幌中央警察署の堂垣内警部補から捜査の依頼があり、片山刑事はその捜査に協力することになる。二年前札幌でおきた現金輸送車襲撃事件の捜査で、唯一の証拠品はりんごの種でその品種を分析してほしいということだった。片山刑事は早々、りんご試験場へ向うが、所員の石戸谷忍から、種から品種を特定することは出来ないといわれる。

『刑事物語３・潮騒の詩』1984年

〈解説〉
刑事物語シリーズの第三作目、今回は長崎県五島列島、福江市が舞台で、東京で起きた暴力団組長、射殺事件の犯人は福江市の出身だった。
〈ストーリー〉
長崎県五島列島の福江市五島中央警察署の片山刑事は、色々と問題が多く、刑事とは名ばかりで雑用係として毎日を送っていた。
ある日、警視庁から殺人事件の捜査のために数人の刑事がやって来た。片山刑事はその案内役を命じられる。犯人の仁科高志は福江市の出身で、唯一の肉親である母親、玉江の元へ寄る可能性があり、玉江の経営するバーを張り込むのだった。そして仁科の娘が母親と民宿をしていることが分かる。母は松村清子で娘、海子は高校生ながら黒瀬で民宿「海っ子」を二人で経営していたのだった。

『刑事物語４・黒潮の詩』1985年

〈解説〉
刑事物語シリーズの第四作目、今回は武田鉄矢が心酔している坂本龍馬の故郷、高知が舞台で笑いと涙とアクションで見せる娯楽作品です。
〈ストーリー〉
高知県高知中央警察署の片山刑事は列車に乗って犯人を護送中に、腹痛で苦しむ若い女性を発見する。一見して身重と分かる体に、陣痛が始まったと思い犯人のことを忘れ大慌てする。騒ぎが収まった時には、犯人はトイレから逃げ出し、その女性もただの食べ過ぎだったのだ。
犯人は捕まったものの、片山刑事は免職になってしまう。職探しに行った片山は職安の所長、吉田にキャバレーの従業員の仕事をすすめられる。しかしこれは全て中央警察署長、植田が仕組んだおとり捜査だったのだった。

パンフレットからの抜粋ですが、この曲の雰囲気と武田鉄矢ふんする片山刑事がマッチングしこの映画もシリーズ化されたと思います。

やっぱ、吉田拓郎っていいねェ。