アフロ印の映画悲報 ２コミュの☆久々書き込み・・・リンダ・リンダ・リンダ！☆

☆すいません･･･長らくお休み(サボり･･･)してましたがやっと日本に帰ってきましたので、書き込みスタート！！恐らく今年の一年で最も素晴らしかった日本映画！の『リンダ・リンダ・リンダ』切りをしたいと思いま〜す。

☆うんちく☆
★製作･･･2005年 日本
★配給･･･ピーターズ・エンド
★監督･･･山下 敦弘
※この監督の作品はオイラは初めての鑑賞。他には｢リアリズムの宿｣(03)　｢ばかのハコ舟｣(02)　｢どんてん生活｣(99)最近は｢くりいむレモン｣(04)　(エロアニメの金字塔よ！！)などを撮ってます。今回この監督にかなり惚れました！しかもタメです！(悔しい〜！)今度は｢リアリズムの宿｣を見てみたいなぁ。
★音楽･･･ジェームズ・イハ
※オイラの大好きな｢スマパン｣のギタリスト。最近はＹＵＫＩのプロデュースとかしたりして、かなり親日派ですね。今回は静かに映画の各シーンに音楽を沿えてます。良い仕事してますよ。

★主な女優
１･･･ぺ・ドゥナ(ソン役)☆ボーカル☆
※この作品を見るまで全く知らなかった。でも韓国では有名らしい。(韓国映画はテリトリー外なもので･･･)最近の作品では「復讐者に憐れみを」(02)で脱いでます！！！！！！！！！今回の作品では女子高生役ですが、なんと26歳！違和感なく女子高生やれるのは、女優のマジックでしょうか･･･。
２･･･前田 亜季(山田 響子役)☆ドラム☆
※この年で女優暦長いっすね。｢バトルロワイアル｣(00)に出てたのが有名でしょうか。後は｢猫の恩返し｣(02)で声優もやってます。今回はドラム担当。実際ドラムをやっていた事が抜擢の要因だったとか。次回作はなんと！｢最終兵器彼女｣だそうな･･･もっと他の女優にやってもらいたい･･･(個人的には深田 恭子が良いかと)
３･･･香椎 由宇(立花 恵役)☆ギター☆
※映画デビューが｢ローレライ｣(05)のヒロインというシンデレラガール。モデル出身で｢ポンズダブルホワイト｣のＣＭが映像デビュー(初代は柴崎コウ)。キリッとしたモデル顔ですが、今作ではちゃんと４人の中で違和感無く演じてます。
４･･･関根 史織(白河 望役)☆ベース☆
※唯一のバンドマン。インディーズバンド、｢ベースボール・ベアー｣の紅一点のベース担当。
今回映画初出演。他の女優陣の中で最も素に近い演技だったと思う。今後映画に出る予定は無い様だが(あってもどうかと思うが)バンドがメジャーになって欲しいと思う。
５･･･湯川 潮音(今村 萌役)
※本来のバンドのギタリスト役。この人は知る人ぞ知るシンガーソングライター。声は特徴があり、ビョークのような声で、鳥肌が立つ癒し系ボーカル。オイラはこの映画で存在を知りましたが、圧倒されました。きっとこの映画を今後見る人は、この子の歌声に注目してしまうでしょう。ちょい役なのに凄い印象を残します。
☆山崎 優子(中島田 花子役)　
※学校をダブっているはみ出し者役。いこの人の歌声も哀愁があり、印象を強く残します。me-ismというバンドのボーカルであるらしい。(CDは出ていないようだ)
☆甲本 雅裕(小山先生役)
※何も言うことは無いでしょう。甲本 ヒロトの実兄。ブルーハーツつながりということで、監督の粋な計らいが感じられる。
☆ピエール滝(ピエール滝役)
※トップシークレット･･･。

☆鑑賞後の感想☆
★ストーリーにモノ申す★
恐ろしい！はっきり言って奇跡の映画だと思いました！学園祭前日から学園祭最終日までの二日間の出来事を、リアルに、リアルに、リアルに描いた作品。この｢リアル｣って言葉、本当に難しい。映画の宣伝で｢リアリティ｣という言葉が使われることは少なくないけど、どんなに頑張っても｢ドキュメンタリー｣には敵わないことは皆知っている。だから、エンターテイメントな作品の方が簡単だし、観客も夢の中の出来事として受け入れ易い。でもこの｢リンダ・リンダ・リンダ｣は奇跡的に映画とドキュメンタリーの中間でバランスを保って、しかも観客には｢リアル｣が伝わってしまう恐ろしい作品です。その理由をこれから紐解きたいと思います。
・映画の中で、何もミラクルが起きない。