保守党政権は、長銃登録制度を改正し骨抜きにすることを目論んでいる。ハーパー首相はこの日、訪問先の香港でカナダ軍墓地を訪れ、64年前の12月7日、日本軍と戦って戦士したカナダ兵に黙祷を捧げ、こう述べた。
「祖国に奉仕した人々に、我々は永遠の感謝を捧げる。我々はまた、アフガニスタンや世界中のどこかで、我々の価値を守るために奉仕している人々に心をとめる。それは我々の生活とカナダ、強くて自由な真実の北国を守る、カナダ軍の男性と女性である(It is the men and women of the Canadian Forces who defend our way of life and keep Canada, the true north strong and free.)」
ハーパー首相は、いっぽうでは銃の所持を自由化し、もういっぽうでは治安を守るため銃を持つ部隊を海外に派遣することに、何の疑問も感じていないようだ。