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カナダの歴史と政治コミュの2026年オンタリオ自由党党首選

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 オンタリオ自由党は5月9日、スカボロー・サウスウェスト選挙区の予備選を行い、アサンウル・ハフィズ候補が当選した。党首選立候補を表明しているナサニエル・アースキン=スミス下院議員は落選し、この選挙区からの出馬はできない。
 自由党はこの選挙区で、前回総選挙は3位に敗れている。にもかかわらず、予備選とは思えないほど白熱した戦いになった。ハフィズ候補は、次のように述べた。
「非常に緊迫した戦いだった。こんな予備選は見たことがない。」

 この選挙区は、前回州議会選挙で新民主党のドリー・ビガム氏が当選したが、連邦議会補選に自由党から出馬するため辞職したことで補選が実施された。ところがアースキン=スミス下院議員がオンタリオ自由党党首選立候補を表明し、この選挙区から予備選に出馬したことで、通常盛り上がらないはずの予備選が異常に白熱することになった。
 予備選は4人が立候補し、優先順位付き連記投票で行われた。ハフィズ候補とカディラ・ジャクソン候補は、アースキン=スミス候補を地元に縁のない落下傘候補とみなし、互いを2位に投票するよう呼びかけた。
 アースキン=スミス議員は、連邦議会のビーチス-イーストヨーク選挙区選出である。これは旧イーストヨーク市であり、スカボロー・サウスウェスト選挙区は旧スカボロー市で、どちらも1998年トロント市に併合され消滅したが、実は2つの選挙区は隣接している。アースキン=スミス候補は語る。
「人々は、ビーチス-イーストヨーク選挙区がスカボロー・サウスウェスト選挙区から何百マイルも離れているかのように語っている。だが私の家から、スカボロー・サウスウェストまでは歩いてすぐだ。」

 通常なら議席なしの状態で党首選に出馬し、当選して知名度を上げてから補選に出るだろうが、彼はなぜかそうせず、先に補選に出るため予備選に出馬し、当選してから党首選に出馬するという手順を選んだ。マクマスター大学で政治学を教えるピーター・グレーフェ教授は、アースキン=スミス氏の目論見は困難になったと語った。
「指名獲得すらできなかったことで、彼を支持することに確信を持てない党員を説得するのはより困難になるだろう。」
「スカボロー・サウスウェストの党員たちは、彼に不信任投票したようなものだ。」
 オンタリオ自由党政権で閣僚と院内総務を歴任したジョン・ミロイ氏は、アースキン=スミス氏の行動は賭けだと指摘した。
「彼が予備選に勝利して立候補し、補選にも勝利すれば、党首の座を獲得するのに非常に有利な立場に立つだろう。だが賭けが賭けである理由は、負ける可能性もあるからだ。予備選や補選で敗れれば、党首になる望みは潰えるだろう。」
 アースキン=スミス候補は、身分証明に問題があったとして12日に異議申し立てを行った。だがジョン・フレイザー暫定党首は、露骨に不快感を示した。
「公平だったことはわかっている。そうでないというなら、証明してみろ。」

 スカボロー・サウスウェスト選挙区の補選はまだ公示されていないが、8月までに実施される。ミロイ氏は、異常に盛り上がった予備選をこう総括した。
「党内の亀裂が深ければ、負けた側は戸別訪問やチラシ配布を積極的にはやらないかもしれない。」
「予備選に勝っても、議席を獲得できなければ意味がない。」

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