ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ちょっといい話コミュの母親

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
四人兄弟の俺は次男坊に生まれた。
当時長男は喘息持ちで体が弱かったし
最初の子という事もあり、
まるで腫れ物でもさわるように大事にされていた。

そして紅一点の妹は文字通り
目の中に入れても痛くなかっただろう。
末っ子の弟は俺と9歳離れている。
親にしてみれば最後の子が可愛くないはずがない。
故に三者三様に愛情を注がれていた。

はっきりいって中途半端な俺はこの三人に比べ
それほどの関心事ではなかったように思える。

え?子供に対する愛情はみんな同じ?
んなわけねえよ!順番があるんだよ!
それなりの立場の中で順番ってものが!.......、

俺に対する愛情は一番下だったんだろうな!
そんな気がしていた。

そして俺が23歳の時、父親は死んだ......。

その後、兄弟で一番最後に所帯を持った俺に
結婚式場で母親は俺に小さな包みをくれた。
古くて茶色いシミの付いた汚い箱だった。
俺は大して気にも留めず、中も見ないまま忘れていた。
そしてその後、母親はガンを患いあっけなく、死んじまった。
さほど悲しくもなかったっけ.......。

その5年後、部屋の整理をしていたら
偶然引き出しに当時、渡されたその包みを見つけた。
恐る恐る開くとそれは50年前の宮参りに着せた俺の着物と
当時撮った写真が入っていた。





.........、おい!お袋!ざけんな!これ、どうするんだよ!

いまさらこんなもん、どうするんだよ.......、

愛情は四番目だったんだろ!ちがうのか!

俺の店の開店祝いに来なかったくせに
クリスマス時期にいきなり店に来やがって
「邪魔だ!」って言ったら何も言わず帰っていったよな!

どうすんだよ!
もう謝れないじゃねえか!

コメント(3)

(;_;)はぅ〜…
私も亡くなった母にしたかったこと、いっぱいあります…

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ちょっといい話 更新情報

ちょっといい話のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。