"Stranger things have happened" は "It's possible" と同じ意味のレトリカルな、決まった言い方です! と、私が言えば、どうして、と思われるでしょう。
「(これより)もっとおかしなことが、これまでに起こっている」→「こんなことがあっても、別に不思議ではない」「ありうることだ」、となるわけです。例文を挙げます。 "You don't think Katie and Darryl are falling in love, do you?" "Well, stranger things have happened" 「カティーとダリルが愛し合っているなんて、ちょと考えられないよな」「いや、ありうるよ」 比較級が含まれる英語センテンスで、意味が今一ぴんと来ないときは、要注意です。次の用例で慣れてください。 "I couldn't agree more" これ以上同意しようにも、それができない→ごもっともです、まったくその通りです "Nothing is farther from the truth" これ以上、事実から外れていることは、他にない→真っ赤なウソです、とんでもない "Couldn't be better" これ以上、よくしようがない→最高です "Couldn't be worse" これ以上、悪くしようがない→最悪です "Could be worse" これより、悪かったかもしれない→まあまあです