ェコな学生の集まり(´ｪ`)コミュのエコと農業

　なにやら授業で面白い話があったので話題提供を。ぎりぎりエコと関係あるかと……。

　政府、民間（PTA等）、学者、農家をまじえた環境問題に対する協議会が開かれたとき、面白い現象が起こったそうです。
　政府、民間の主張は「環境教育」や「環境保護」について、環境と直接関わりのあるお話。でも、農家が話す段になって、まず出てきたのが、「農産物の輸入自由化」に対する意見だったそうです。「自由化されたら、収入が減って生活が苦しくなる。農業が色々環境問題に負うところは重々承知なのですが、大変なんです」……すこしズレた雰囲気の中、農家の話は終わり、結局、この協議会はPTA、政府が協力して農家へ子供を自然体験させましょう、ということになったそうです。
　環境に対して、農家が負っている役割は大きいです。農薬、国土の保全、土壌流出……。分かっています、分かっていますと。でも、農家はそんな対策する余裕、ないんです。まず生活をどうにかしなきゃいけないんです。この授業で、こうした認識のズレの大きさについて実感させられた、と先生はおっしゃっておりました。

　だからどうしろ、というわけではないのですが。なぜかすごく悲しい気持ちになりました。森を切って生活する途上国の人に、「森を切るな！！」と叫ぶ、ふくよかな人間たちの姿がかぶります。……話に聞いただけで、実態がどうなのかはわからないのですが。

　この話は、国の対応に応じきれない農家の甘えなんでしょうか？　なんか暗い話すいません。みなさんの意見が聞けたらありがたいです。クリアーな感想を聞かせていただきたく思うので、迷うところですが、自分の意見はあとで……。

コメント(9)

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[1] mixiユーザー 01月31日 00:49

こぅゆう問題があるから、環境問題って深刻なんですよね。
林業だって、漁業にだってこうゆうのってあると思います。
鹿の食害だとか、漁業の制限。。。
それで生活していかなきゃいけない人にとっては、それこそ大問題であって、どぅしたら１番いいのか、わからない問題だと思ってます。
解決策を見つけるのも難しく、このままではいけない。
なんか、理不尽ですよね。

でも、決して甘えでじゃないと思います！！
木を切るなと言っても、それで困る人もいる。
そんなことも含めて、もっと深く勉強しなくてはと思いました。

[2] mixiユーザー 01月31日 16:18

自分もなんか切ない気持ちになりました・・・

環境問題は、小泉さんじゃないけど、痛みを伴ってしまいますよね。負の面がない政策なんてあるのかな・・・
今と未来、どっちをとるか・・・
自分が何も不自由でないから環境保全派なんて言ってられるんすかね。農家の人の立場だったらと考えると・・・
オロオロ(((´･ω･`)))

[3] mixiユーザー 02月02日 01:33

農家の方にとっては、自らの生活にかかる重大なことですね。
確かに農家の人の立場になって考えると、甘えではないと思います。気候変動で農作物の収量や漁獲量とかにも影響があり不安定な状況が続くのに、農薬規制や輸入の自由化等が加わると生活は成り立たないのではないでしょうか。第三者なので、どの程度生活が苦しいのかは定かではありませんが、農家の方々の問題ではないと思います。

[4] mixiユーザー 02月02日 14:02

悲しいお話ですね( ´^ิ益^ิ｀)

農家の方の行ってることは決して甘えではないと私は思います。
環境問題も大切だけど、農家は生活が苦しい･･･
農家をここまで苦しくさせている原因の一つに政府の政策や消費者のニーズがあるのではないか･･･

答えの出せない問題なのでしょうか。。。

[5] mixiユーザー 02月02日 14:48

地域生産地域消費で。
消費者の意識で変えられますよね

＞農家へ子供を自然体験させましょう

そういう問題なんかな？

[6] mixiユーザー 02月06日 01:29

　あふ。また時間があるときに、と思っていたら長くなりそうなので……。みなさんの意見、ありがたく拝見させて頂いています。ありがたいです。

＜みなさん
　自分も、もっと勉強が必要だと思いました。ただ木を切るな！！　というだけでは、彼らは助からない。一部の人類のために犠牲になってもらう人が必要だとは思いません。自分はその解決策として（一時的なものかもしれませんが）、農薬化学肥料なしでゼロから始められる高度な有機農業技術が森林破壊を食い止め、そこにすむ人々の暮らしを保証できる方法だと仮定して取り組んでいます。あぐ。自分は単に農作業が好きなのでこういう取り組み方ができるのですが……偉そうなこと言ってすいません。

＜もじゃ～さん
　「自分が何も不自由でないから環境保全派なんて言ってられるんすかね」とてもつらい部分だと思います。環境を保全するのは大事だというのはよく分かるのですが、じゃあ、環境を保全するために犠牲になってもらう人たちがいていいのか。議論の多いところだと思います。でも、環境保全を考える上で、責任を負わされながら生きている人たちがいる、という視点があるだけでも考え方は深まるのではないかと信じています。

＜Eijiさん
　自分も営農をしているわけではないので、実際のところどうなのかは分からないのですが、農家さんにインタビューなどをしているとやはり農産物価格の下落はひどく生活に影響するようです。今回のはやさい騒動で、キャベツ一トン出荷して1000円の儲けだったときには笑えなかったそうです。『農業は賭けと同じだ』って言われました。それでも辞められない魅力が農業にはある、というのはよく分かるのですが……。自給率や国土の保全を考えると農家が少なくなるのは避けたい、でも工業分野で儲けてる分、他国の農産物をもっと受け入れないといけない負い目もある。じゃあ、農業が大好きな人に、苦しい生活を強いて犠牲になってもらうのか。農家は犠牲にされてしまうのか？
　他国の安い農産物に対して、いかに低コストで、しかも日本の消費者に受け入れてもらえる付加価値のある農産物を作るのか。それがかぎになっていると思います。そういう点で、安全性を売りにした無農薬による農業技術など、上の森林破壊の現場における有機農業技術の必要性とかぶる部分が出てくるのではないかと……。

＜遼ぢさん
　消費者の意識で農家の負担が変えられる側面は、確かに大きいと思います。ですが、消費者は安いものが買いたいです。地域生産地域消費、いわゆるスローフードですが、金持ちの贅沢である側面もぬぐいきれません。自分も家計を考えると安いものを買ってしまいますし、浸透させるには『地域生産地域消費で！！』って言うだけでは、厳しい話、意味が無いと思います。安全な食べ物は高い。じゃあ、高いもの買えない人たちは不健康になってもいいのだろうか。でも安全な農産物として高くしないと（無農薬の少量生産では）農家は食っていけないよね？　あぐー……ここでも、農家の負うところは大きいと思います。

　あと農家へ子供を自然体験させましょう、というのはなにやら『やったこと』として残るのでお役所のお気に入りだと聞きました。PTAや新聞でもわりと受けがよいらしいので。何もやらないよりかは、子供に農業を印象付けるのはいいことだと思います。……除草も虫取りもさせずに収穫だけさせるのはどうかとも思いますが。

　時間が……。ぜんぜん自分の書いたこととリンクさせられてない気がしますが、また時間を見つけてみなさんとお話できたら、と思います。考えさせられます。ありがとうございます。

[7] mixiユーザー 02月06日 13:34

私は地域生産地域消費とは言ってみましたが、
松さんの理想の形はどんなですか？

＞＞『農薬化学肥料なしでゼロから始められる高度な有機農業技術が森林破壊を食い止め、そこにすむ人々の暮らしを保証できる方法だと仮定して取り組んでいます。』
これと思いますが、時間あれば具体的に教えてください♪

今の社会で、完全に地産地消するのはほぼ不可能でしょうね
けど、多くの人が少しでも地元の食物に興味を示すだけで、
大きく変わると思います

国外でも安全な物はあります
少しの値段が『安さ』だけを求める人間を捉えますから、
安さ・安全性以外にも、環境問題、地元の農家の人たちを助ける気持ちも必要かと思います

道路やいらん建物とか、そんないらんから
社会福祉や農家の人たちにお金を回すべきかと・・・

[9] mixiユーザー 02月12日 14:44

　がうー。返信遅れてすいませぬー。なかなか、生活や活動に飲み込まれてしまうもので、時間を見つけては、書き込もうと努力するんですが、なかなかまとまらず……。でもやります！

＜遼ぢさん
　ありがとうございます。消費者の意識が、高まることで農家の助けになり、それがまた安全・環境への配慮につながる……というのはすごく感じます。このコミュからも感じられる、最近の時代の流れが、ありがたくて嬉しいです。
　でも、農家が答えきれていない側面も大いにあると思います。（ｫｨ松ｼﾞﾌﾞﾝｶﾗｲｯﾄｲﾃﾅﾝﾀﾞ!!　ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ･･･）自分の売り物で消費者が不健康になり自分も不健康になりさらには、こんな農業、絶対継ぎたくないと思われる農業は変えなきゃいけない。いま、現代の農業が食料生産と農家の生活のために、色々やむをえない部分があるのは承知していますし、そういう人たちを非難するわけではないです（むしろ、いま自分たちの食料生産を放棄している中、農家を続けていただけて、感謝しています）
　でも、そんな中だからこそ、ぜんぜん現実の見えていないのかもしれないバカ松が、挑戦する価値のあることだと思います。
　高度な有機農業技術、自分がいま、可能性があると感じ、挑戦しているのは『微生物性の管理』『周辺環境の制御』『多様で可能性のある有用植物（品種）の育種と利活用』です。全然具体的でなくてすいません……。

＜かぉりさん
　自分も農業関連の番組で、とれたて地元野菜で消費者の心をつかみ、抑えた値段で提供する、というのを見て、強く希望を抱けています。作れさえすれば、待ってくれている。農家の方と話していても、希望を抱ける流れです。
　情報を公開し、そして、みなさんによく見ていただくこと、それが互いの理解につながりそして解決策への糸口になる。自分もそう感じます。自分の情報提供で、みなさんに何かヒントになったなら、とても幸いです。自分も考えさせられます。ありがとうございます。

　自分から、許しを乞うようなことを言っておいて、自分は農家の『甘え』、の側面もあると思います。それだけでないのは確かで、そういう農業をさせられている、という側面もあるとは思うのですが……時間が……詳細はまた……

　他のトピでも、とても勉強させて頂いています。ありがとうございます。

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