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児童文学 愛好家コミュの子どもの国からの挨拶

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2015年3月20日、今江祥智さんが亡くなりました。
そこで、書棚のなかに埋もれていた本書を、取り出してきました。
本書におさめられている文章は、今江さんが30代の頃のもので、帯の惹句は、「小さな子どもの大きな夢の国 撃て!大人のまじめなインチキ。へんてこりんこそ真実だ。気鋭の児童文学者が心をこめて贈る児童文学地図。」とあります。
ずいぶん小さい頃から、いま「児童文学」と定義づけられる書物には、親の影響もあって、あれこれ読みふけっていましたが、読み物としてではなく「児童文学」として対象化することができたのは、今江祥智さんの、この「子どもの国からの挨拶」(1972年晶文社刊)が最初であったと思います。

表紙イラストは宇野亜喜良さん、この本を手にしたとき、へえ〜、児童文学と宇野亜喜良さんですか・・・と思ったものです。
本書では100冊以上の本がとりあげられています(巻末にリストあり)が、中には本来は児童文学のジャンルには属さない作品もあります。
あの頃、リストに載っている本を必死になってさがし、読んだことを思い出します。
その名前をなつかしく眺めていると、すでに亡くなった人が多いことに、ああ、40年経つということはこういうことかと、しみじみ思わざるを得ませんでした。

今江さんといえば、被差別部落の親子を描いた「ひげのあるおやじたち」の絶版のことも思い出します。
絶版の経緯については直接は承知していないが、ご本人による文章があります。
http://www.meruhenhouse.co.jp/jisaku/jk0805.html

あのころ、日吉に児童書専門のお店があって行ったことがありましたが、いまの「ともだち」の前身だったのかしら。
http://homepage3.nifty.com/tomodachi/index.html

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