![[dir]SF(Science Fiction)](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/70/24/337024_53s.jpg){kind=logo}
|
|
|
|
コメント(97)
>>[68]
今調べたら、密度が地球の8万倍のようです。
地球の密度が5.5ｇ/ｃｍ＾3なので、その8万倍は44万ｇ/ｃｍ＾3
となって、白色矮星とほとんど同じ密度です。（約40万ｇ/ｃｍ＾3）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F
ということは、ペガッサ市は白色矮星の物質からできているのかもしれない。少なくとも縮退物質ですね。
現実にはたぶん白色矮星についての科学記事から発想したと思われます。
ここからペガッサ市のサイズを適当に考えてみました。
ペガッサ市はかなり複雑な形をしていますが、単純化のために球と仮定すれば、以下の式でペガッサ市の半径が出ます。
ｒｐ＝(Mp/Me・ρe/ρp)^(1/3)・ｒe
（ｒp＝ペガッサ市の半径、ｒe＝地球半径、Me＝地球質量、Mp＝ペガッサ市の質量、ρe＝地球密度、ρp＝ペガッサ市の密度)
ここで紹介されているあらすじによると、
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page06.htm
（1）ペガッサ市は地球よりずっと小さい
（2）ペガッサ市が接近しても地球の軌道が影響を受けないことから、ペガッサ市の質量は地球よりかなり小さい
と考えられるので、仮に地球の1/10としてみます（たぶんもっと小さい）。
ｒｐ＝(1/800000)^(1/3)・ｒe
＝0.01ｒe
＝63.7��
で、直径約130�劼箸覆蠅泙后�
もし質量が地球の1/100なら、半径0.005ｒeで直径64�劼箸覆蝓△海辰舛諒�が劇中の描写に近いような感じがします。
推測としては、おそらく質量は地球の1/100より小さいということになりますね。
今調べたら、密度が地球の8万倍のようです。
地球の密度が5.5ｇ/ｃｍ＾3なので、その8万倍は44万ｇ/ｃｍ＾3
となって、白色矮星とほとんど同じ密度です。（約40万ｇ/ｃｍ＾3）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%89%B2%E7%9F%AE%E6%98%9F
ということは、ペガッサ市は白色矮星の物質からできているのかもしれない。少なくとも縮退物質ですね。
現実にはたぶん白色矮星についての科学記事から発想したと思われます。
ここからペガッサ市のサイズを適当に考えてみました。
ペガッサ市はかなり複雑な形をしていますが、単純化のために球と仮定すれば、以下の式でペガッサ市の半径が出ます。
ｒｐ＝(Mp/Me・ρe/ρp)^(1/3)・ｒe
（ｒp＝ペガッサ市の半径、ｒe＝地球半径、Me＝地球質量、Mp＝ペガッサ市の質量、ρe＝地球密度、ρp＝ペガッサ市の密度)
ここで紹介されているあらすじによると、
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page06.htm
（1）ペガッサ市は地球よりずっと小さい
（2）ペガッサ市が接近しても地球の軌道が影響を受けないことから、ペガッサ市の質量は地球よりかなり小さい
と考えられるので、仮に地球の1/10としてみます（たぶんもっと小さい）。
ｒｐ＝(1/800000)^(1/3)・ｒe
＝0.01ｒe
＝63.7��
で、直径約130�劼箸覆蠅泙后�
もし質量が地球の1/100なら、半径0.005ｒeで直径64�劼箸覆蝓△海辰舛諒�が劇中の描写に近いような感じがします。
推測としては、おそらく質量は地球の1/100より小さいということになりますね。
すみません、コメントのネタが重複してしまいましたね。
その後さらに考えてみました。
ペガッサ市を球と仮定した場合、質量が地球の1/100で半径が0.005倍とすれば表面重力は約400Gになります。
質量1/1000とすれば、半径はさらに半分になり表面重力は189Gとなりますが、やはり重力が大きくなりすぎます。描写を見るとペガッサ星人は地球人と同程度の重力環境で生きていると考えられますから。
そこで思いつきました。
ペガッサ市はなぜ円盤型（というよりコマみたいな形ですが）のユニットが平面的に組み合わされた形をしている。なぜそんな形なのか。それは縮退物質を平板状にして、その両面に重力を発生させて住んでいるからではないか。
つまり、山本さんの「サイバーナイト」で出てきた方法で重力を発生させているとすれば、縮退物質を構造材に使う説明がつく、ということです。
その後さらに考えてみました。
ペガッサ市を球と仮定した場合、質量が地球の1/100で半径が0.005倍とすれば表面重力は約400Gになります。
質量1/1000とすれば、半径はさらに半分になり表面重力は189Gとなりますが、やはり重力が大きくなりすぎます。描写を見るとペガッサ星人は地球人と同程度の重力環境で生きていると考えられますから。
そこで思いつきました。
ペガッサ市はなぜ円盤型（というよりコマみたいな形ですが）のユニットが平面的に組み合わされた形をしている。なぜそんな形なのか。それは縮退物質を平板状にして、その両面に重力を発生させて住んでいるからではないか。
つまり、山本さんの「サイバーナイト」で出てきた方法で重力を発生させているとすれば、縮退物質を構造材に使う説明がつく、ということです。
あと、涙滴型宇宙船についても考えてみました。
星間物質から防御するシールドを具体的に描写したSFはクラークの『遥かなる地球の歌』しか知りませんが、そこではシールドの最適な形状は円錐形、と書かれてました。
たしかダイダロス計画でシールドの設計を担当したアラン・ボンドのアドバイスだったはずです。
なぜ円錐形なのかと考えてみたら、メリットが二つあります。
第一に、星間物質が衝突する面積を大きくすることで、単位面積当たりの衝突密度を下げることができることです。これは冬や高緯度で日照が斜めに指すので寒くなるのと同じ原理ですね。
もう一点は、星間物質がシールドの表面に斜めに当たる事で、衝撃を弱くする効果です。これは戦車装甲の避弾径始のように見えますが、たぶん違うと思います。これは完全弾性衝突の場合を考えると分かります。
粒子がシールドに対して斜めに反射するとすれば、衝撃はシールドに垂直なベクトルが、進行方向と進行方向に直角な方向の成分に分けられることになります。
そうすると、シールドを鋭い円錐形にすると、正面から当たった粒子の衝撃による効力ベクトルの成分は大部分が進行方向直角に向き、進行方向に平行なベクトルは小さくなります。進行方向に直角なベクトルは打ち消し合いますから、実効的な抗力が減少することになります。
円錐が45度の角度なら、進行に対する効力は√2倍になり、円錐を鋭くするほど粒子によるブレーキ効果が小さくなるわけです。
ただしこれはシールドが粒子をはじく場合です。粒子がシールドに突き刺さって穴を開けるような当たり方をした場合は、抗力を弱める効果は働かないでしょう。『遥かなる地球の歌』の氷のシールドはこちらのケースになると思います。
抗力減少が期待できるようなシールドは、スペースオペラ宇宙戦艦の装甲のような超技術の産物になりそうな気がします。
そうすると、恒星宇宙船の合理的な設計の一つは、球形の船体の正面に鋭く尖った円錐形のシールドをかぶせる、というものになる可能性があると気づきました。
つまり、涙滴型を前後逆にした形です。
というわけで、流体力学を考えなくても、涙滴型の宇宙船は考えられるわけです。
これはスタジオぬえがレンズマンの宇宙戦艦を描いたイラストで採用していたと記憶しています。
E・E・スミスの原作でも宇宙戦艦は涙滴型だったと思いますが、球と円錐のどちらが前方になる形だったか思い出せません。
星間物質から防御するシールドを具体的に描写したSFはクラークの『遥かなる地球の歌』しか知りませんが、そこではシールドの最適な形状は円錐形、と書かれてました。
たしかダイダロス計画でシールドの設計を担当したアラン・ボンドのアドバイスだったはずです。
なぜ円錐形なのかと考えてみたら、メリットが二つあります。
第一に、星間物質が衝突する面積を大きくすることで、単位面積当たりの衝突密度を下げることができることです。これは冬や高緯度で日照が斜めに指すので寒くなるのと同じ原理ですね。
もう一点は、星間物質がシールドの表面に斜めに当たる事で、衝撃を弱くする効果です。これは戦車装甲の避弾径始のように見えますが、たぶん違うと思います。これは完全弾性衝突の場合を考えると分かります。
粒子がシールドに対して斜めに反射するとすれば、衝撃はシールドに垂直なベクトルが、進行方向と進行方向に直角な方向の成分に分けられることになります。
そうすると、シールドを鋭い円錐形にすると、正面から当たった粒子の衝撃による効力ベクトルの成分は大部分が進行方向直角に向き、進行方向に平行なベクトルは小さくなります。進行方向に直角なベクトルは打ち消し合いますから、実効的な抗力が減少することになります。
円錐が45度の角度なら、進行に対する効力は√2倍になり、円錐を鋭くするほど粒子によるブレーキ効果が小さくなるわけです。
ただしこれはシールドが粒子をはじく場合です。粒子がシールドに突き刺さって穴を開けるような当たり方をした場合は、抗力を弱める効果は働かないでしょう。『遥かなる地球の歌』の氷のシールドはこちらのケースになると思います。
抗力減少が期待できるようなシールドは、スペースオペラ宇宙戦艦の装甲のような超技術の産物になりそうな気がします。
そうすると、恒星宇宙船の合理的な設計の一つは、球形の船体の正面に鋭く尖った円錐形のシールドをかぶせる、というものになる可能性があると気づきました。
つまり、涙滴型を前後逆にした形です。
というわけで、流体力学を考えなくても、涙滴型の宇宙船は考えられるわけです。
これはスタジオぬえがレンズマンの宇宙戦艦を描いたイラストで採用していたと記憶しています。
E・E・スミスの原作でも宇宙戦艦は涙滴型だったと思いますが、球と円錐のどちらが前方になる形だったか思い出せません。
[75] の続きです。
ペガッサ市が縮退物質円板を床にして重力を発生させているという前提で計算して、ペガッサ市の質量を求めました。
詳しくは日記に書いたので、ここでは結論だけを。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956001525&owner_id=62927979
その結果、円板の厚さ60ｍ、直径12�劼箸垢譴佗縮冥杜呂�ちょうど1Gになり、形状と大体一致すると分かりました。
このとき、円板の質量は2700兆トン。
ペガッサ市全体の質量は大体20倍程度で、総質量5京4000兆トンになります。
これは地球質量の約10万分1になり、月程度の密度の小惑星なら直径300�劼冒蠹�します。
というわけでペガッサ市が衝突すれば地球は滅亡しますね。
ペガッサ市が縮退物質円板を床にして重力を発生させているという前提で計算して、ペガッサ市の質量を求めました。
詳しくは日記に書いたので、ここでは結論だけを。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956001525&owner_id=62927979
その結果、円板の厚さ60ｍ、直径12�劼箸垢譴佗縮冥杜呂�ちょうど1Gになり、形状と大体一致すると分かりました。
このとき、円板の質量は2700兆トン。
ペガッサ市全体の質量は大体20倍程度で、総質量5京4000兆トンになります。
これは地球質量の約10万分1になり、月程度の密度の小惑星なら直径300�劼冒蠹�します。
というわけでペガッサ市が衝突すれば地球は滅亡しますね。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
科学とかＳＦとか 更新情報
-
最新のアンケート
