マルチハビテーションコミュの活動報告

先週の台風で庭の倒木を処理。

義母は植木屋を呼ぶと言うが、この職人はクリスチャンだというだけで長年贔屓にしてきたみたいだけど、どうみても仕事が中途半端。

いつも適当に選定して、根起こしや下草刈りもせず最後は地面に黒土敷き詰めてハイ終わり！手より口が多い職人には珍しいインチキ庭師。

今回だけは義母を制して何件か造園屋に電話してみたけど、道路や公園の役所の依頼で1週間は対応できないという。

我が家の倒木は林家のフェンスにかかっているためそんなに待てないことから意を決して自分で処理することにした。

とはいえチェーンソーは山の家。仕方がないので電気ノコギリを流用してやってみた。

角度によっては歯が入らない所が多く、作業は難航したけど何とか手切りよりははるかに効率的だ。

作業は何とか終わったが、問題は庭に溢れた丸太。都会ではこれらは普通ゴミでは出せず、産業廃棄物扱いでもちろん有料。

こういう時には山の家。活用法は山ほどある。これまでの剪定枝と合わせ運ぶことにした。

２年ほど乾燥すればストーブの薪になる。楽しみだ。

早速車に積み込んだのだが、結構重量があるようだ。後部がズッと下がってしまった。

深夜の運転と作業でクタクタ。庭で剪定枝を焼却しているうちにふと思いついた。

燃えがらを一旦出して、そこに小口に切った太めの枝を底に敷き、再度燃えがらを戻してさらに焼却を続けた。

狙いは当たり！灰をかき分け底を見るときれいに炭化している木炭があった。

仕事で炭焼きのイベントを何度もやっていた経験があり、仕組みは知っていたが、こんな適当なやり方でできるとは思わなかった。

炭は叩き合わせるとキン、キン、と金属音が・・・備長炭か？(笑)

燃料としては使えなくとも除湿、消臭用にいいかも？

何より廃棄物として処理されるものが手をかけることで役に立つものに変えることができたことに喜びを感じた。

コストを考えれば愚行かもしれないが、ここでは都会の価値観では測れないものがある。