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微妙な日本語コミュの「大きいかぶ」と「大きいなかぶ」

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童話でも有名な「大きなかぶ」ですが、ここで質問です。

「大きいかぶ」と「大きなかぶ」はどうちがうのでしょうか?

一般的に、「大きい」は「い形容詞」とされていますが、ここで敢えて「大きな」と遣っているのは何か理由があるはずですよね。

どなたか教えていただけますか?よろしくおねがいします。

コメント(6)

「大きい/大きな」以外にも、「あたたかい/あたたかな」まどいくつかありますね。
この違いを研究したレポートがあります。

 http://kite.meikai.ac.jp/japanese/meikainihongo/7/sasaki.pdf

意味の違いは、ほとんどないと言えます。微妙な違いは、上記のサイトに書いてありました。
作者(訳者)が「おおきな」を選んだ理由は、本人に聞かないとわからないかも。(^^;;
個人的には、「おおきいかぶ」と長音が入るより、「おおきなかぶ」のほうが歯切れがいいと感じたのかななどと想像します。

両方が存在する理由ですが、わたしがどこかで聞いたところでは、

古代の日本語では<大きい>と<多い>の区別がなく、「オホシ」という形容詞が両方を担っていた。時代が下がって区別が必要となり(漢字の流入?)、<大きい>の意味の「オホキナリ」という形容動詞が生まれた。
一方<小さい><少ない>のほうは、もともと「チヒサシ」「スクナシ」と別の形容詞があった。

ところが形容詞「チヒサシ」の対義語が形容動詞「オホキナリ」ではバランスが悪いと感じたのか、現代語に近づくにつれ形容詞「オオキイ」に変化した。元の形容動詞は連体形「オオキナ」だけが盲腸のように残り、それに対応して「チイサナ」も生まれた。
でくさん

いつもありがとうございます。

「大きい」他いくつかの単語に関しては、本来は「い形容詞」だけれども、「大きな」という「な形容詞」的な使われ方もしている、意味的には違いがない。

とうことでよろしいのでしょうか?

せっかく添付していただいた、研究レポートでしたが、日本製のパソコンを使っていないせいか、読むことが出来ませんでした。
読めなかったのですか。それは残念ですね。
書いてあった違いの主なものを、私見を交えて紹介すると、

1)最年長の兄を表す「大きいおにいちゃん」は、「大きな」に換えられない。「大きな〜」は、身体の大きさのときしか使えない。

2)小銭がないとき「大きいのしかありません。」というが、「大きなの」とは言わない。

3)「大きなお世話」「大きな口(をたたくな)」など、慣用句的なものは「大きい」に換えられない。(わたしは使います。関西では「大きな」を使う頻度が低いのかもしれません。)

また「大きな」の品詞は、連体詞とする見方と、連体形しかないナ形容詞とする見方とがあるようです。(辞書によって違ったりします。)
でくさん

なるほど〜。

使われ方を具体的に挙げてみるとよく理解できますね。

大変参考になりました。

改めて御礼申し上げます。

どうもありがとうございました。
外国人学習者からの質問は二度ほどでしたが、養成講座では良くこの質問が出ます。
「大きい」の場合は対語である「小さい」と比較して、どちらが大きくて、どちらが小さいかという客観的な言葉として扱います。
それに対して、「大きな」という言葉は例えば目に見えない場合に想像して例える主観的な言葉だと講義では話しています。
参考になりますか?

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