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縄文族ネットワーク [太陽の道]コミュのみんなで【六ヶ所】を、ちょっとだけ考えてみる!

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縄文の胎動を感じさせるかのように、青森県六ヶ所村の「表館遺跡」から、縄文時代早創期、12,000年前の隆起線文土器が見つかりました。
そして六ヶ所村の「富ノ沢遺跡」からは、縄文時代中期(中期約5,000年〜4,000年前)の住居跡が543棟と集団墓地が2ヶ所など、三内丸山遺跡に匹敵する大規模な環状集落が...

六ヶ所村は青森県北東部、下北半島の付け根にあって東側は太平洋に面し、南半分は大小の海跡湖沼が並び、縄文海進期には海であったと推定されています。
広大な大地・湖沼・低湿地・砂丘を伴った多様な地形という豊かな自然環境に恵まれ、はかにもたくさんの縄文遺跡があります。
そして縄文時代草創期(約12,000年前)から晩期(約3,000〜2,300年前)まで、各時期とも万遍なく遺跡・遺物が発見されています。
六ヶ所村は、当時の縄文人が最も暮らしやすい快適な場所として集団生活を営み、「1万年」の長きに渡って続いた貴重な「縄文文化の宝庫」として注目されています。

縄文と言えば、前期から中期にかけて約1,500年間続いた「三内丸山遺跡」。
晩期には亀ケ岡文化として、世界的にも高い水準を誇る工芸品を生みだした「亀ヶ岡遺跡」。
青森一帯は、日本列島に展開した縄文文化の一大中心地、縄文人がめざした「縄文のまほろば」です。

そして今でも、われわれとは祖先としてつながり、陸続きでつながっています...


この六ヶ所村に、2004年、核燃料再処理工場が完成。
使用済み核燃料をリサイクルする、世界で最も新しいプルトニウム製造工場です。

その一角に、さきほどの縄文のまほろば「富ノ沢遺跡」があるのです。
ほかにも周辺には、上尾駮遺跡、大石平遺跡など縄文時代を代表する遺跡群が見つかっています。
これらの遺跡群は施設の敷地内であるため、セキュリティーの必要から入ることが出来ない状況となっています。

もし今の技術のまま稼動すれば、通常の原発から出る放射能の一年分が一日で出ます。
チェルノブイリ事故の10倍ともいわれる大量の放射能が海や空に捨てられます。
平和な1万年の歴史を持つ土地から、1,000万年以上も放射能を出し続けることになります。


ご存知の方も多いと思いますが、すでに「アクティブ試験」が始まっています。
そして、とうとう今年の11月には「本格稼動」するといわれています。

私自身まだよくわかってないのですが、単なる反対運動に留まらずより多くの事実を知り、いったいどんな未来にしていきたいのか、みなさんと共有する課題としていきたいです...



そしてこの背景にはまだまだ先があり、問題が山済みのようです。

▼2007/1/12(金) すとっぷ!六ヶ所@名古屋
 http://mixi.jp/view_event.pl?id=13836366&comm_id=1581098

先日行ってきた上記のイベントで、まだまだ知らないことをいっぱい学びました。
もっともっと自分が「無知の知」でなければならないと...

例えば、核燃料の元となる「ウラン」をどこから採掘しているか?
世界中の核実験はどこで行われてきたのか?

その場所とは、世界中の先住民たちの聖地です。
もちろん、ウランは採掘中にも被爆します。
その犠牲になっているのは、ネイティブ・アメリカン、アボリジニ、ポリネシアン、ミクロネシアン...
われわれと同じ環太平洋のモンゴロイドです。

そのネイティヴ・アメリカンの言葉が「どのようなことでも、七代先の子どもたちのことを考えて決めよ」です。


続いて映画も見てきました。

▼2007/3/10(土) 六ヶ所村ラプソディー@名古屋
 http://mixi.jp/view_event.pl?id=15607049&comm_id=1581098

まずは見る=知る、そして感じる、ただそれだけ...

見る前も見た後も、直感的には変らない何かが確信へと近付く自分がいました。
登場人物すべてが主人公であり、映画を見た受け止め方も人それぞれであって欲しいです。
そのためにも、多くの人に見ていただきたいです。

 オフィシャル・ページ>上映スケジュール
 http://www.rokkasho-rhapsody.com/_schedule/calender

もしお近くで上映される機会があれば、ぜひ足を運んでください!



※関連リンク

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 六ヶ所村公式サイト
 http://www.rokkasho.jp/

 日本原燃公式サイト
 http://www.jnfl.co.jp/

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 六ヶ所の歴史 - 六ヶ所村立郷土館
 http://www.r-kk.com/history.html

 青森県六ヶ所村の縄文遺跡群
 http://www.hi-ho.ne.jp/mizuno/isekivisit/rokkashomura.html

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 グリーンピース・ジャパン - 六ヶ所村核燃料再処理施設とは
 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/plutonium/rokkasho/

 グリーンピース・ジャパン - リサイクルではない!-再処理の問題点-
 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/stoprecycle/notes_html

 STOP ROKKASHO
 http://stop-rokkasho.org/

 ストップ ロッカショ.JP
 http://stop-rokkasho.jp/

 映画『六ヶ所村ラプソディー』
 http://www.rokkasho-rhapsody.com/

 『六ヶ所村ラプソディー』〜オフィシャルブログ
 http://ameblo.jp/rokkasho/

 アースデイ JP | Earth Day 2007
 http://www.earthday.jp/

 アースデイ六ヶ所ウェブ!
 http://shalina.or.tp/~yuta/ed6/

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関連する話題として、コミュを越えてこちらでも展開しています...

▼みんなで【光害】を、ちょっとだけ考えてみる!
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15754122&comm_id=1110372


コメント(10)

>脂蝉さんへ

私も聞いた話ですが、今までは危険な核を船に乗のっけて海の上をはるばるイギリスまで(>_<)...

そして、ありがとうございます。
古代は未来、すべてはつながっており、そのための気づきを与えてくれますね!

このコミュは、単なる謎の古代史研究クラブではありません(笑)
本当はこのような構想の元に立ち上げたのですが、これからどうつなげて展開していけるかはまったくわかりません^^;
動きが鈍く、自分はなかなか行動出来ませんが、周囲には友人も含めたくさんの人たちが動いています。

紹介いただいたコミュ、早速入りました!
私ひとりは小さいけれど、少しづつ少しづつ...
>脂蝉さんへ

ちょっとだけ調べました。
日本の原発から出た使用済み核燃料のウランは、長年フランスとイギリスで再処理してもらってたんですね。
再処理され抽出されたプルトニウムは現地で売却もしましたが、再び日本へ返還され続けた分に関しては使い道もなく有り余っている状態状態だそうです。
何も慌てて青森でやる必要はないということです。
受入国の欧州沿岸国からはもちろん、頻繁に行われている核物質の輸送ルート(パナマ運河を経由など)の国々からも強い非難と懸念を受けました。
そしてとうとう、イギリスは工場内でプルトニウムを含む溶液が大量に漏れた事故を起してしまいます。
そうした圧力が日本国内の需要を早めていったようです。
そして現在イギリスでは、事故付近の子供たちの癌や白血病が異常に多いことが問題になっています...


>好古さんへ

まさに気になるところですね!
詳しくないのですが水脈もそうだし、金属や水晶鉱脈などと風水やレイラインとの関わりは気になりますね...

温泉の水脈のある岩盤地帯には、金や銀、水銀その他の希少金属である鉱物資源の鉱脈があるそうです。
関連する話題として、コミュを越えてこちらでも展開してみました。

▼みんなで【光害】を、ちょっとだけ考えてみる!
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15754122&comm_id=1110372


〜以下、転載ですが...

資源のない日本は、70年代のオイルショック以降せっかく省エネが定着していたにも拘らず、高度経済成長のため原子力発電の道へ進みます。
夜間も止めることの出来ない原発は、夜間こそ電力の利用促進を進めないと維持できない。
そのため夜はどんどん明るくなり、夜間営業(コンビニ)が普及したり、観光地のライトアップが流行りました。
夜空から星が無くなる光害はもちろん、目立たない問題として、多くの森林ではストレスを抱え続けたため枯れ始めているそうです。
電力会社が開発しエコ商品も、夜間電力が安いという原発推進商品につなっがっていきます...

※光害に関する参照ページ

 光 害 の 部 屋
 http://members.jcom.home.ne.jp/nkhoshi/amabun/hikarigai/slpa.html

 輝きを失った夜空
 http://mirai00.hp.infoseek.co.jp/light.html

 100万人のキャンドルナイト呼びかけ
 http://www.gensuikin.org/npp/candle.htm


夜空から星が無くなる光害はもちろん、観光地のライトアップで多くの森林がストレスを抱えているそうです。
植物は我慢強いため、ストレスをギリギリまでため込む性質があるそうです。
ある研究によると、森林のストレスが臨界点を越えたとき、徐々にではなく一斉に枯れるといわれています。

この二酸化炭素を酸素に変換できるのは、地球上でも唯一、北半球の広大な森林地帯。
ただでさえ北半球は森林伐採が繰り返され、もはや砂漠化の一途で異常気象の原因になったり。
日本の一見健康そうな森林も、一旦バランスを崩せばすべて枯れて砂漠化します。

※砂漠化に関する参照ページ

 授業のサポート エネルギー・環境問題と経済社会 2.地球規模で環境を守る
 http://www.nucpal.gr.jp/website/support/keizai/ene_env_eco02.html


二酸化炭素を排出しない原発が温暖化の究極の選択肢であっても、見方を変えれば問題だらけ。
やっぱり感覚的におかしいものはおかしいはずです。

夜は積極的に電気を消してキャンドルナイトが日常化し、都市部でも天の川が見れる日がいつか来ると信じたいです...
もしお近くで上映される機会があれば、ぜひ足を運んでください!

▼2007/3/10(土) 六ヶ所村ラプソディー@名古屋
 http://mixi.jp/view_event.pl?id=15607049&comm_id=1581098



やませが吹き荒れる青森六ヶ所の風景。
やませとは、太平洋側の冷たく湿った東よりの風。
風と共に霧が流れる大地。
それはそれは美しい大自然の映像に、津軽三味線の音が激しく流れる...


2004年、六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成。
この完成に至る前後、現地では様々な苦しみに耐え抜いてきた人々の姿があったことを知る。

映画は賛成反対を導く構成には決してなっていない。
常にいろんな立場の人物に取材を重ねることで、現地で実際に起きている状況を丹念に伝えていく。

大きく心がゆれ動きながらも、受け入れていく辛さ。
現地でも街に出ると、そんなことすら知らない、わからない人が多いことにも驚いた。
始めは反対していても、権力とお金にほんろうされ続ける地元の人々。
賛成はしたくないから中立というのが最も多い。
しかし反対しなければ、中立=賛成となってしまう怖さ。
弱いもの貧しいものを大きく巻き込んだ苦悩を見せつけられ、どうしようもないくらい胸が痛む...

賛成しようが反対しようが、この中に出てくる人すべて、だれも悪くないしだれも間違っていない。
様々な人生の中で、人それぞれの選択の中で、ただひたすら今日を生き抜いているだけ...


再処理工場のやたら高い煙突から、放射性物質は空へばら撒かれます。

その風下で、完全無農薬のお米を作る苫米地さん。
地元生産者の声として、彼女のいった言葉が心に残る。

「偉い大学教授は安全といったから、本当に安全なのか?また別の教授は危険という。私には難しいことはわからないけど、農薬にしたって原燃にしたって、おかしいもんはおかしいから必要ない。」

と、きっぱり反対の声を上げる。
命の恵みを知る人が、命の汚染に苦しむ。
直感でおかしいこと主張するこのすばらしい声も、周囲や行政には未だ届かず...


再処理工場からのびたやたら長い配管で、放射性物質は沖合いの海へもばら撒かれます。

そこには泊(とまり)という漁村があります。
もう何十年も前、現地調査に入る政府側と激しく戦った様子が過去の記録映像として流れる。
全国の港町にこの地名がありますが、「泊」とはアイヌ語で「マスの寄せる海」。
風の影響を受けにくい天然の良港という意味です。
先祖代々のこの海だけは汚したくないと、本能で感じた村の長が命を張って反対し続けた姿に、またも胸が締め付けられる。

別の場面では、イギリスのセラフィールド再処理工場の取材もされている。
地元では内部被爆による白血病やガンが増え続けている。
ウランとプルトニウムの違いはその毒性にもあるが、プルトニウムは重いため周辺に蓄積しやすい。
近海で影響を受けるマン島では被害の研究調査が進み、白身魚には影響が少なくロブスターや海草には高濃度の蓄積があるという。
その島の漁師ですら、日本は世界一の魚介類消費国だからと懸念していた。
世界でも有名な水俣病の経験が、まったく活かされていない...


電気エネルギーを無駄遣いする大都市のため、へき地である六ヶ所がその犠牲になりました。
多くの人が快適で便利な暮らしをするためには、その裏側で少数の悲惨な暮らしにつながっています。
エネルギー問題に関して、資源の無い日本がこれからどう向き合っていくのかという問いは、けっして他人事ではありません。
従来の原発に加え、ただでさえ危険な上に史上最悪の核兵器に転用できるプラトニウムを平和利用に選択したのは、世界広しといえどもこの日本だけです。
もし六ヶ所の痛みを国民ひとり一人で分け合い無駄遣いを止めれば、今すぐにでも原発そのものが必要無くなると思います。
そうなれば当然使用済み核燃料は無くなり、再処理工場も必要無くなります。
加えて原子力政策の国家予算をすべて自然エネルギー開発への転換に向ければ、世界一の先進国になることも明白なはず...

核の性質上もあり、「一度動けば止められない。」
これが地元でもあきらめムードの合言葉になっていますが、止める勇気があればなんとでもなるんじゃないかと思います。

イギリスの再処理工場は、2005年に事故が起きたことで止めることになりました。
今年、2007年、六ヶ所村再処理工場は本格稼動されます...
>蝉の音さんへ

ありがとうございます。
転載、大歓迎です!

この映画に関して何か書くにあたり、はじめはまったく言葉になりませんでした。
まずは見る=知る、そして感じる、ただそれだけ...

もし書き出せば、一から十まで全てを書かないといけない。
切り取ってまでして何も書く必要はないくらい、大事な場面、大事なメッセージの連続。
それでも、自分が印象に残った陸と海に生きる2人の人物を中心にまとめてみました。

登場人物すべてが主人公であり、映画を見た受け止め方も人それぞれであって欲しいです。
そのためにも、多くの人に見ていただきたいです。
そして英訳されイギリスや世界中でも上映されることを願っています...

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