犬養毅（木堂）・緒方貞子一族コミュの犬養木堂を語る会の感想

報告が遅れてすみません。行って参りました。この間新聞にも載ってました。先ず最初に、時任さんという、犬養木堂研究の第一人者で、倉敷芸術科学大学の講師をしておられるというかたから、木堂氏が、具体的にどのようなすごいことをされたかという話がありました。私は、時任さんという人を存じ上げてなかったのですがなかなかすごい人で興味深い話をたくさんしてくれました。特に感動したのは木堂氏は日本刀のコレクターで鑑定できるほどの目を持っていたそうです。そして、親しい人には、自分の持っている何百本ものコレクションの中から特に貴重なものをプレゼントしていたそうです。中国革命の父といわれる孫文氏と、木堂氏が無二の親友であったというのは有名な話ですが、孫文氏が辛亥革命を決行する際には４，５０本（正確な数は判明していないそうです）も、オサフネなどの名刀を惜しげもなく送ったそうです。また、私の記憶が定かではないのですが、確かフィリピンと言われたと思うのですがその国の一番偉い人とも親交を結び、いまでもその国には木堂氏から送られた刀が大切に保存されているそうです。そういった話がされた後、第二部のフリートークへと入っていきます。これが今回の肝で、第一部はいえあば前座のようなものです。ここから、犬養康彦氏と、緒方貞子氏が加わられます。貞子氏は、見た感じ少しご高齢に見えましたが、話されている姿は全く年齢を感じさせないすごさがありました。特に驚いたのは、「現在の日中関係は以上であり、日本人ももっと中国に歩み寄るべきだ」と言われたことでした。これは、私もずっと前から思っていたことなのですが誰にこの話をしても「中国がすべて悪い」みたいなことばかり言われて私の意見に賛成してくれる人はいませんでした。しかし、誰に反対されても尊敬する緒方貞子さんに認められたなら十分です、いや、至福ともいえます。また、犬養康彦氏は共同通信社の顧問という立場もあられ、現在の報道のあり方についても言及されていました。とにかく、非常に内容の濃い二時間でした。私の一生の思い出です。

コメント(2)

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[2] mixiユーザー 05月27日 22:10

確かにそうですね。言葉というのは、とても大事なものなのに最近の国会議員はものを良く考えずにしゃべっているような気がします。考えるだけの頭がないといえばそれまでですが。貞子さんも、「今の時代に木堂のような政治家がいてくれれば・・・。」としみじみと言っておられました。なにか質問があればなんでも遠慮なく言ってください。時が経つにつれて記憶は曖昧になっていきますが、答えられる範囲で答えますから。

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