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JAXAコミュのタウンミーティングin肝付

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「折角九州にいるのだから」と参加してきました。
#片道350kmは遠かったですが(爆)

http://mixi.jp/view_album.pl?id=8449537
写真は上記フォトアルバムに上げてあります。

http://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2007/morita/index.shtml
森田教授の話はこちらがベースとなっています。

そのうちWebにタウンミーティングの詳細はUPされるとのことでしたがとりあえずメモを上げておきます。

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(JAXA広報部矢代部長)
質問を受けるのがタウンミーティングの趣旨。

1980年〜の打ち上げ成功率。
ロシアが1454/1519.欧州が166/177.アメリカが507/545。中国が91/99,日本が53/58.
5番目で9割以上を保持。
JAXAの予算動向はNASAの1/10,ESAの1/2.日本の科学技術振興費全体でもNASAに及ばない。
職員数は1:10:5

次期固体ロケットはM-Vよりペイロード比が向上している。
L-4Sは無誘導で衛星をあげた初めての試みだった。

森田教授
M-Vロケットで得られた成果
世界最高性能の固体ロケット(全段固体による惑星探査技術)
ペンシルから積み重ねてきた我が国独自の固体ロケット技術
世界最先端の宇宙科学のほぼ全ての領域に貢献

M-Vは性能は良かったが運用性が悪かった。次期固体ではそこを両立させたい。
M-Vは内之浦での組み立てに3ヶ月、相模原での準備も含めると半年かかる。

次期固体ロケットで目指すもの
・小型衛星の要求に機動性豊かに対応する(運用性の向上)
・固体ロケットシステムをさらに発展させる(さらなる性能向上)

・打ち上げ能力に感度の低い第一段には低コストのSRB-Aを活用。
・感度の高い上段(2,3段)はM-Vモータをさらに高性能化。
・打ち上げ能力が最大になるように、上段モータのパワー配分を最適化(最適ステージング)

・ロケットをインテリジェント化(点検機能の自律化)
・世界に冠たる運用性と地上系のコンパクト化(簡素な打ち上げ)

管制室は人であふれているので酸素濃度計が置いてあり規定値を下回ったら作業中止する(笑)
2011年度末打ち上げ予定。何を載せるかは検討中。あかり、ひのでのような極軌道に小さなものを上げたい。

質疑応答
次期固体で上げる予定の衛星は?
->ASTRO-Gのような大きな衛星はターゲットではない。
次のステップで大きな衛星を打てるようにVerUPしたい。まだ予算は付いていないが・・・
2011年度から数年後にはM-Vを超えるような大きなロケットを作りたいと思っている。
ASTRO-Gは間に合わないだろうがはるかの3号機などをがんばりたい。

地元に落ちる金が少なくなる心配(笑)たくさん上げて欲しい。
->そのつもり。

自律点検で重くならないか?
->新たにセンサを積むことはあまりない。地上からでも既に積んである機器を使っている。

ラムダが無誘導で衛星を上げたのは何故?
->無誘導だったのは当時誘導する技術が発達していなかった。軌道設計を適切に行うことにより人工衛星の軌道に乗せた。当時世界から無理だといわれたが糸川グループが信念で実現した。
インテリジェント化は世界的な流れだろうがまだどこも実現させていない。
小型衛星の商用利用も考えたい。

宇宙の外側はどうなっているのか?
->まだ分からない。それを知る為の宇宙科学。


佐々木教授
宇宙への進出:探査と利用(地球閉鎖空間から宇宙空間への展開)
知の探求 月周回衛星"かぐや"
地球環境問題解決への挑戦 宇宙太陽発電所

アポロは5日で月周回軌道に入れたが約2週間かけて衛星のチェックを行ってから投入した。
直径3500kmの月に対して高度100kmの軌道に入れた。小型衛星を800,2400kmにいれた。

かぐやの主目的
1.月の科学 起源と進化の解明
地球の密度は5,5,月は3.3.双子説は違うだろう。
地球のマントルが3.3ぐらいなので遠心力で分離した分裂説もあるが分離するほど早くは回転していなかった。
捕獲説だとどこかへ飛んでいってしまうか地球に落ちてしまう。
火星ぐらいの大きさのものが地球に辺り、衝突した破片がくっついた衝突説。これは色々問題があるが有力。
月の表面が溶けていたような時間が本当にあったのか?(マグマオーシャン)
このあたりを調べたい。

かぐやのセンサで地下5kmぐらいまで見ることが出来る。
12月半ばに機器チェックが終わり、1年間のミッションが始まる。

富士山をひしゃくとして全世界の石油は25%位にしかならないし、その半分は使っている。
2億年かけて作られた化石燃料を数百年で使い果たそうとしている。

太陽から地球へのエネルギーは人類が使う1500倍。宇宙空間で発電すれば地上の10倍の効率。
2km四方の太陽電池で原発1基分。1kg100万円の低軌道投入費用だと1kw/h500〜1000円となる。

質疑応答
マイクロ波で送電してその下を通ると危ないのでは?地上の通信に影響しないのか?
->携帯の2、30倍程度のエネルギー密度。太陽の1/5程度なので熱ではほぼ問題ない。
その代わりアンテナを2km四方ぐらいと大きくする。その付近は立ち入り禁止になるだろう。
マイクロ波の位相制御により外部へ漏れないようにする。

かぐやは昔、探査機を軟着陸させる計画があったがどうなったか?
->技術的に難しいと言うことでパスした。次の月探査機に載せたい。(まだ計画段階)

発電衛星ばかりに頼ると危険ではないか?月の裏側は低温だがこれを使ってエネルギーに出来ないか。
->電力業界としては様々な発電手段をミックスする。
発電衛星はデブリやメテオロイドに耐えねばならない。ユニット化されているので1つ壊れても大丈夫なように作る。寿命30年ぐらいに考えている。数%ぐらいは壊れるだろう。
低い温度はエネルギーが低いので難しい。月の極は日が当たらないので氷があるといわれているのでそちらは重要。

次期固体ロケットの打ち上げ場所として内之浦は候補地なのか?
->公式には内之浦が第一候補としているが、様々な要因を考えると内之浦が最適と思われる。
種子島では他の打ち上げ準備とぶつかってしまう事が考えられる。
極軌道に入れるには種子島より内之浦の方が有利。真南に打てないので東にシフトするがその量が違う。例えば内之浦なら500kg上げられるものが種子島では半分になってしまうかも。

ひてんがスイングバイを使って月に行った。はやぶさはどの辺にいていつ頃かえってくるのか。
ひてんやその孫衛星のはごろもはかぐやの下敷きになっているか?
->はやぶさは2010年6月帰還予定。のぞみはスイングバイ使って火星に行った。かぐやの軌道はひてんを参考にしている。

用が無くなったロケットや衛星はどうなるのか?
->そのうちロケットは完全再使用になるだろう。今は使い捨てだが。
使い終わった人工衛星は大気圏に突入させて燃え尽きさせるようにしている。
将来(50年先など)は墓場の軌道をつくってそこに再使用ロケットで取りに行くことになるかも。

諸外国との同時開発(共同開発?)は考えないのか。
->ISSへきぼうモジュールをあげたりしている。ロケットは難しいだろう。技術を拡散させない協約がある。
ロシアはその協約に入っていないので韓国へ技術供与しているようだ。
人工衛星は国際協力している。セレーネ2と呼ばれる次の月探査では欧米、中国・インドなどと協力することになるとほぼ合意している。

宇宙の映像などを内之浦で見られる施設が欲しい。町内では打ち上げカウントダウンが聞こえないので町内放送で欲しい。
->JAXAのWebを見て欲しい。広報にも問い合わせを。施設に関しては宿題とさせて欲しい。
カウントダウンについても状況を確認して検討させていただきます。

次期固体の立ち入り範囲規制はどうなるか?
->今度は垂直発射を考えている。斜め発射はすぐ海の上に出るので安全規制上不利になるかも。
もしかしたら若干遠くで見ることになってしまうかもしれない。
発射台は使い続けるのか新しく作るのか検討中。感触的には新しいものを作った方がいいかも。
場所としてはM台地になるだろう。あの建物を使い続けないとすると撤去することになるのでは・・・

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