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空色の猫コミュの歌詞の解釈☆

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人数もかなり増えてきたところで『空色の猫』の歌詞に
ついて研究、雑談してみませんか?とは言っても管理人は少々
頭が弱いのでまともな事を書けませんがwww

そんなこんなで途方に暮れていたところ素晴らしい解釈を
書いてくれた方が、このコミュニティーにいらっしゃったのでそれをここに紹介したいと思います

コメント(3)

以下みく・しらべ(エディ氏、の日記より転載↓↓


AZUKI七作詞、中村由利作曲……という全面ガーネットテイストな岩田さゆりの「空色の猫」は、やはりGARNET CROW自身でもカバーした。
 全編通して感じのいい歌ではあるけれど、この歌も漫然と聴いていると「空色の猫」っていったいなんなんだろう? と歌の意味を捉えづらい。ということで、また歌詞の解釈をやってみました。

岩田さゆり/GARNET CROW「空色の猫」の解釈

まず、タイトルとなっている「空色の猫」とは一体何なのか? これを確定させなければ、ストーリーは分からない。その点に注意しながら歌詞を順に追っていこう。


 ※※

 主題・新しく動き始めた友達の恋を遠巻きに温かく見守る気持ち

?節、「晴れた空にまぎれて」は「空色の猫がまちを出る」にかかっている。「君を傷つけた」で人物「君」が初めて出てきて、「君を傷つけた毛色(いろ)」に「背中を押され」て「ゆく」のは最初の主語と同じ「空色の猫」と取るのが自然だろう。

?節、日没前の祈りのシーン。この舞台は異国のどこかなのだろうか、もしくは日本のうちでもかなり限定された地域となる。「空色の猫」も同じく「祈って」いるのだろうか、これはまだわからない。祈りのシーンを入れるからには、なにか登場人物(猫?)に「祈りたいこと」があるのだろう。

?節、ここで再び「傷跡」と、?節と同じ「傷」の表現が出てくる。「空色の猫」は心に傷を負ったけれども、だからといってそれを恐れていてもしょうがないじゃないか、と前向きになろうとしている。

?節、「溢れ出る優しい歌」を聴いて「空色の猫」がゆく。ここで、そろそろ「猫」というのが何かの比喩であることが分かってくる。そもそも、「空色をした猫」など見かけることはないはず。そして、その後、「彼」という2度目の人称代名詞が出てくる。この「彼」を?節の「君」と同一人物と考えるか、もしくは別人と考えるかでストーリーの解釈は分かれる。
(a)「君」と「彼」が同一人物であるとき、「空色の猫」を「彼」と言い直したことにより、「空色の猫」は男であることになる。それが、「胸に響くたった一つの歌声」を「さがしてる」となると、それはもう、自分に合う恋人を探しているということになるだろう。ここでは「歌声」「歌」とは恋愛候補人物そのものを指すことになる。
(b)「君」と「彼」が別人だとすると、「空色の猫」が探しているのは恋愛候補である「彼」の胸に響く「歌声」となる。とすると「空色の猫」は逆に女ということになる。「歌声」というのは「やさしい歌」と対応していて、相手にかける言葉の一種となり、「胸に響く言葉」……つまり惚れこんでしまうような「ぐっとくる言葉」をさがしていることになる。
しかしながら、(b)において、「惚れこんでしまうような言葉」が「たった一つ」しかないというのは少々不自然である。それよりもまだ(a)のように「ぴったり合う相手はたった一人しかいない」という意味で「歌声」を解釈した方が自然なように思う。むろん、なぜ「君」を「彼」にわざわざ言い換えるのかという疑問は生じるが、それでもまだ(a)で解釈するほうがストーリーがつながりやすいように思う。よって、ここでは、(a)の意味で物語を解釈する。
 そうすると、「空色の猫がゆく」「まちを出る」というのは、自分の心の中を出て、新しい恋を見つけにいく、恋愛候補となっている相手に会いに行く……といった意味になってくるだろう。

 ?節、「傷ついたその分だけ優しさを知る」というのは、ここまでの一連の流れをまさに反映している。?節で誰かとの恋が終わり、その人に励まされて今向かっている恋で、?節で相手からの溢れ出るような優しさを感じ取ることが出来た。とても「チープな言葉」とは感じ取れないわけだ。

 ?節、「無理をして誰かに合わせてみた」のは前の恋愛相手だろうか。「それ程にね この世界は狭くもない筈でしょう」というのは、無理に合わせようとしなくったって広い世界には自分と合う人がきっといるはず、という意味だろう。そういう人を探すことが「彼の胸に響くたった一つの歌声をさがしてる」ことにあたるのではないだろうか。

 ?節、そうして向かう「初めての海へいく」ことは「海」をそのままデートの場所ととってもいいが、自分の殻を出て新しい場所に踏み出すという意味にとってもいいだろう。?節で「君」という2人称、?節で「彼」という3人称で「空色の猫」を示し、「いつかその影が寄り添うように二つ並ぶといいね」と語るところからも、話者はやはり「空色の猫」とは別人物であろう。友達の新たに動きだした恋愛を応援する気持ちは次の?節にも現れている。

 ?説、和訳すると、「そう、それでいいの。ゆっくりいけばいい。きっとうまくいくから」というところだろう。この物語の話者はほとんど「空色の猫」の恋に関与していないようだが、それはまるで晴れた日に屋上で寝転び、歩き回っている猫を眺めるようである。友達のことを「空色」の「猫」と呼んだのはそんなところから来ているのかもしれない。

 ※※

 最初に毎回主題を書くのは、代ゼミ時代の癖かな。笹井先生の授業では、現代文はまず一度通読して、主題だけ把握してその主題を書きとめ、それから問題に答えていくのです。
 詞や詩で全てが全て論理的に理解できるわけではないけれども、「国語力」は合ってなくとも少なくとも矛盾しないストーリーを読み解くには役に立ちます。
歌詞って、作詞家の意志もそうだけど、その作詞家からはなれて、どんどんいろんなモノを丸め込んじゃうんじゃないでしょうか?時代とか文化とか。自分の環境とか心情とか。

トップの歌詞みて、ちょっと含み笑いになりました(笑)。

通常歌詞
『それほどにねこの世界は狭くもない筈でしょう』

俺フィルターon
『それほどに猫の世界は狭くもない筈でしょう』

なんだか、面白くありません?
「猫の世界なら――」って感じが新鮮で、ちょっと深いなぁって思えました。

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