と、いったものです。
そして、次に、本物の書簡集ということになります。それは、すでに#1で挙げたものです。これらは、図書館に入っているか、入っていなくとも大学間の相互貸し出しサーヴィスで入手は可能なものだと思います。コーエンの二巻本が見つからない場合でも、これをダイジェストにした
Morton N Cohen編 'Selected Letters of Lewis Carroll'は、ペーパーバックで出ているので、大学図書館にもあるでしょうし、amazonでも入手は難しくありません。
また、運が良ければ大学に
Stewart Collingwood著 'Life and Letters of Lewis Carroll'
があるかも知れません。これは、キャロルの甥が、キャロル没年に出した伝記+書簡集です。
また、もっと運が良ければ
Evelyn Hatch編 "A selection from the letters of Lewis Carroll to his Child-Friends. Together with 'eight or nine wise words about letter-writing'"
という本が図書館で見つかる可能性があります。これは、キャロルの「子供友達」であったイーヴリン・ハッチが、同じくキャロルの子供友達から、キャロルに貰った手紙を集めて、編纂の上で本にしたものです。
手紙だと、こういったものがあります。