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バ科学雑誌「natural」コミュの工学: ピペットウォッシャーの新しい利用法を考える

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―要旨―

初めに。
否定は負けである。
例えばドラえもんを科学するにあたって、「科学的ではない」というレッテルを貼り、否定するのは簡単である。例えばタケコプターは、あの程度の回転力と揚力で人が浮くわけがない、と思ったらその時点で科学者であることを放棄したことになる。それは科学という名の「魔法」を盲信する行為に他ならない。

所詮20世紀の科学で22世紀の科学を否定したところで、それは「人が空を飛べるわけがない」とライト兄弟を笑った人々や「鉄の船が浮くわけがない」と笑った人々と同じである。

原理が自分の知識で説明つかないこと=否定

これでは科学には進歩も何もない。それは野蛮人の発想に他ならない。私はドラえもんを科学するためならば、禁じられた反重力理論であろうとも、使うことになんらためらわない。

もう一度言おう。

否定は負けである。

否定することよりも肯定することのほうがその道は遥かに険しいのだ。我々は科学者としてその険しい道を選ばなければならない。
「22世紀の科学」というB29に対して「20世紀の科学と空想」という竹槍で挑まなければならないのだ。


さて、ピペットウォッシャーである。

「サイフォンの原理」の利点を最大限引き出し、それのみの特性を利用したピペットウォッシャーを、ピペットウォッシャーのみに使用するのは非常にもったいない。

ということで、ピペットウォッシャーの新しい利用法を考えてみた。


タンパク質の精製において、大量のフラクション(試験管)を使用するのは珍しいことではない。その大量に出た使用後のフラクションの洗浄に、ピペットウォッシャーを利用できないかと考えた。

最後にもう一度言うが、ピペットウォッシャーで大量のフラクションを洗浄するのは無理だと頭から否定することは、負けである。

―操作―

1.内部洗浄は試験管ブラシで1本ずつ洗った。
2.すすぎでピペットウォッシャーを利用してみた。
3.イオン交換水、蒸留水での洗浄は通常通り行った。

―結果―

最下層のフラクションには水が入らずすすぎ不十分。
最上層のフラクションは矢のように浮いてきてとっても危険。
最後にフラクションを取り出すのが不便。

―考察―

規則正しくつめると、フラクション同士でふたをしてしまい、すすぎが不十分になる。したがってランダムでつめるとよいかもしれない。今後の研究に期待。

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