San Francisco Cat!コミュのSPCA事情

かつてSFのSPCAは全米一と言われ、SFの住人であれば虚勢手術が無料で受けられるなど、動物と飼い主にとてもフレンドリーな団体でした。

SPCAホスピタルが設立されたのをご存知の方も多いと思いますが、元は19ミリオンをより良い動物病院の為にと寄付した人によって設立されたものでした。ところが2007年に入れ変わったSF　SPCAのCEO達が、装飾品など不必要な物にお金を掛けすぎて結局30ミリオン掛かったそうです。

そしてその皺寄せが罪もない動物や我々飼い主に来ています。11ミリオンの負債を抱えているので、無料で受けられる虚勢手術制度は廃止、他の病院で＄50で受けられる虚勢手術が今や＄420（犬）、多言語サービスも廃止などなど、我々にとっては不便で、そして何と言っても目の玉が飛び出そうな高額医療費の請求をされる事となりました。私も実際猫を連れて行って一泊入院費が＄1900でした。その中には必要もないネイルカットが含まれてました。

今まで重度の病気や特別な理由がない限り、アニマルシェルターで殺される寸前の動物を全て受け入れていたSPCAですが、今はたったの14％しか受け取りをしていないそうです。それも血統書付きとか人気のある種類とかに限ってるそうです。つまり、今までSPCAが救ってきた命の86％を見殺しにしている事となります。

CEO達が変わっただけでこうも変わってしまうのか、残念でなりません。SFの住人としてSPCAは誇りでしたが、今では恥に代わりました。

その分オークランドのSPCAが頑張ってるそうです。私はもう二度とSFのSPCAホスピタルには行きませんが、皆さんがもし利用されるのなら裏事情を理解されてからの方が良いかと思いトピ立てました。