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おもちゃ病院コミュのゼンマイで動くブリキのおもちゃ

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ゼンマイで動くブリキのオートバイの修理という事で受け付けたが、左右の駆動輪だけで後輪が無い。
ダイソーの100円プラレール?の車輪を加工してバイクの後輪を取り付けた。
ゼンマイが巻き戻される動きに連動するアームが入っていたが、この用途、仕組みが全く解らなかった。
ゼンマイを巻く時に戻る力が解放されないようにする為の物か?と思い、アームの寸法と先端に穴があいている形状から、作成した後輪の車軸に付けてゼンマイを巻いたら反動でプラスチックのフレームが折れてしまった。
プラ用瞬間接着剤を使用して接着したが、ゼンマイを巻いたら接着が外れて再び折れた。
接着をやり直し、2液エポキシ接着剤で接着を補強。
不明なアームは車軸につなげる物では無いと破損で判明。
ゼンマイが巻き戻される時に、比較的ゆっくり回る時とゼンマイが一挙に解放される場合があり、歯車での減速の他にも特殊な形状の歯車とそれにブレーキをかけるような往復運動をするペラのような減速機構がある事が判明。そのペラの両端を支える軸穴が偏摩耗している事がゼンマイの戻り速度が不安定な原因だった。構造上、軸穴を直す事は出来ないのでステンレス線(0.55mmφ)を通して摩耗箇所を補った。
これで安定した走行が出来るようになった。
しかし修理中の破損の元となったアームの用途は不明のままだった。
ようやく net で探し出したら、このゼンマイ式オートバイは、「宙返りオートバイ」と言う商品名である事が判明。1972年頃のブリキのおもちゃ。(日本製のブリキのおもちゃとしては最後年の比較的新しい物)
本来、後輪は存在せず、底面に、問題のアームに接続されるプラスチックのハネ板状の物があり、走行しながら宙返りをする構造らしい事が判った。
宙返りする部品が無いので、後輪を付けて走行するゼンマイ式バイクとして修理を終えた。

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