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世界不思議探検隊コミュの奇所・名所・遺跡 紹介トピック

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世界各地の不思議・綺麗・面白い場所などの紹介トピックです。
よければ(あれば)画像と、そこの由来や歴史などもお書きしるし下さい。
ジャンルは自然・人工・伝説などどれでもOK。
管理人もご紹介させていただきます。

なおここに記載された紹介に対する感想もご自由にどうぞ^^

コメント(2)

『シュヴァルの理想宮』

フランスはオートリーヴ村に存在する、奇怪な建築物。
まるでインドネシアの寺院のようでもあり、はたまたバロック建築のようにも見えるこの建物は、一体なんであるのか。
これはこの地で郵便配達屋をしていたフェルディナン・シュヴァルが製作したものである。
彼はある日の配達の途中、小さな石に躓き、それを拾い上げた。この時、シュヴァルはなぜかこの小石の形に魅了され、その後も次々と憑かれたように石ばかり拾って帰ってはコレクションするようになってしまったのである。
そんな彼は当然ながら周囲の人間から奇異の目で見られた。が、本人はその視線をものともせず、何と今度はその集めた石を使って、自分の理想宮を作り始めてしまったのだ。
繋ぎにセメントやワイヤーを使用しているとはいえ、石を積み上げてここまで大きな建物を、しかも誰の手も借りることなく作りあげるとは、およそ信じがたいことである。だが彼はそれを成し遂げた。

こうしてこの時代時代の建築様式が織り交ざったような奇妙かつ壮麗な宮殿を作り上げたのち、シュヴァルはそれが一生の使命であったかのように、たった一年後に死去してしまう。
しかし彼の作った宮殿は多くの芸術家の知るところとなり、とうとうフランス政府の手によって文化財に指定された。万人から罵られた彼の理想は、ようやく世界に認められたのである。

──この岩はいつの日か、多くのことを語るだろう──
シュヴァルが生前に残したこの言葉は、今日は現実となり、理想宮を訪れる多くの観光客へメッセージを送り続けている。
『兵馬傭』

兵馬傭は中国の西安に存在する、秦始皇帝の墓を護る副葬品である。副葬品といってもその規模は尋常ではなく、約6000体以上もの陶器の兵士や馬が埋まっている。また、始皇帝の墓の中にあるわけではなく、その位置は陵から1.5キロ離れている。

1974年、井戸を掘る目的で地面を探っていた農夫が奇妙なものを見つけた。それは陶俑の欠片であった。まさかその一欠けらが、壮大なる秦始皇帝の軍隊を発掘する足がかりになろうとは、誰も予想しなかったに違いない。
現在は総数8000体以上埋まっているとされ、うち6000体ほどが1号館で発掘され、うち2000体が公開されている。実際の兵馬傭を見た者のほとんどが、修復されて並んでいる兵士の背後にゴロゴロ埋まっている残りを見て「中国は作業が遅いからなかなか発掘が進まないな」と感じるようだが、実は掘り出すと表面にある色彩が劣化し失われてしまうため、色彩保存の技術が確立されるまで発掘しないそうだ。

当時の中国にはエジプトと同様、偉大な王が死んだときに兵士も殉死するという思想が存在した。しかし始皇帝の兵士は相当な数で、それらが全て死んでしまえば国力が大幅に失われる。そこで実際の兵士ひとりひとりの顔をモデルにし、精巧に作られたのがこの陶器の兵士たちだったのである。
彼らは始皇帝が死後の世界でも変わらぬ生活を続けるために埋葬された。馬に鞭を打ち、跪き、あるいは弓をつがうなどという、今にも動き出しそうな姿で発見されたという。

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