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予防医学って、何だろう?コミュのT73>狭心症・心筋梗塞を防ぐ

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☞狭心症・心筋梗塞を防ぐ
 
狭心症や心筋梗塞が疑われる場合には、診断のためにどのような検査が行われるのでしょうか。その概要をまとめてみました。


診断に欠かせない問診

狭心症や心筋梗塞かどうか、症状の重さを確かめ、心臓や血管の状態を知り、治療の方針を立てるためには、以下のような検査を行います。問診と一般検査だけでも、心筋梗塞の診断はほぼできます。また、狭心症は来院時には症状が消失しているため、確実な診断には特殊検査が必要です。特殊検査は、治療方針を決めたり、治療効果を確かめたりするためにも欠かせません。

◎問診・診察
問診では、いつ、どこで、何をしていて、どこが、どのように、どのぐらいの時間続いたかなどを聞かれます。狭心症の場合は、発作時以外には心電図の異常は現れないので、特に発作時の症状の詳細な問診が重要となります。


一般検査で心臓の異常をチェック

◎一般検査
・血圧検査:高血圧は動脈硬化の重要な危険因子。心臓病の診断には欠かせません。

・血液検査:動脈硬化の危険因子である総コレステロール値、中性脂肪、HDLコレステロールなどを調べます。また、心筋がダメージを受けると心筋に含まれるクレアチンキナーゼ(CK)、やCK-MB、トロポニンTなどの酵素が血中に流れ出すため、その量を調べることで、心筋梗塞の診断に役立ちます。

・胸部X線検査:心臓の大きさや形、位置、大動脈や肺の状態などから心不全や肺炎などを確認します。

・心電図検査:心筋の状態や心臓の機能の異常(不整脈)を調べるもの。心電図に異常がある場合は原因になっている心臓病についてさらに詳しい検査を行っていきます。


特殊検査で症状を詳細に診断

◎特殊検査
・ホルター心電図:携帯型の心電図計を24〜48時間つけて、心電図を記録するもので、狭心症や不整脈の診断に有効です。

・運動負荷試験:運動をしながら、心電図をとる検査。2段の踏み台の昇降を繰り返した後に心電図をとる「マスター2段階法」、固定式の自転車のペダルの回転を重くしていきながら心電図をとる「自転車エルゴメーター負荷法」、動く歩道のようなベルトの上を流れに逆らって歩きながら心電図をとる「トレッドミル負荷法」がある。

・画像診断:心臓や冠動脈の状態を画像で確かめる検査。高い周波数の音波を心臓に当てて、跳ね返ってくる反射波(エコー)をコンピュータ処理してモニターに画像として映し出す「心エコー図」、放射性物質を注射した後、特殊なカメラで心臓を輪切りや縦割りにした画像を撮影し、心筋のダメージ部分を調べる「心筋シンチグラフィー」があります。

・冠動脈造影:局所麻酔をした後、カテーテルという直径1.3〜2mmほどの管を脚のつけ根や腕の動脈から入れて、心臓の冠動脈まで挿入し、造影剤を注入した後でX線撮影をするもの。血管がくっきり浮かび上がって、狭くなったり、塞がったりしている血管の部位が確認できます。最近は造影剤を使ったCTでも、冠動脈の狭窄が描出できるようになりました。


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