ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

英語教育コミュの定期考査―採点基準について

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
私立高校で講師をしております。

表題のとおりですが、皆様のご意見を伺いたくトピックを作成させて頂きました。よろしくお願いします。

【以下のシチュエーションにおいて、どのような基準を設けますか?】
クラス:高3 英?

状況:英検5級パスが難しい生徒から、2級でもパスできそうな生徒が入り混じっている。

1.単語を並び替えて作成する英作文・・・1問2点
 (例)(any / let / know / me / need / if / you / help )

2.英検3級程度の長文から、設問に沿って英文をそのまま抜き出し回答する。
 なお、問題は日本語で書かれてあり、字数指定がしてある。・・・1問2点

 (例)タローはそこへどうやって行きましたか?(5語)

【私の考え】
1. 2点・・・Let me know if you need any help.
1点・・・文頭小文字、ピリオドなし、スペルミス
0点・・・意味をなしていないもの、脱字があるもの

2.2点・・・字数指定どおりに書いてあるもの(He went there by train.)
 1点・・・字数制限を守ってはいないが、意味を成すもの
      (By train, train)
      スペルミス
 0点・・・全く意味をなさないもの

=======================================================
問題を作成して頂いた先生に、採点基準について問い合わせたところ、私が1点基準と思っていることを全て2点にして欲しいというお考えを頂きました。

個人的には、2の設問に字数制限を設けているにも関わらず、採点の際は気にしないで欲しいということと、スペルミスは減点しないで欲しいという点にどうしても納得がいかない状況です。
(並べ替えと本文から抜き出す問題のため、問題用紙を良く見たり、見直しをすることで防げるミスだと考えます)

先方は5年を超えたキャリアがあり、私は教員としては2年目です。
様々な理由から、他の先生に間に入っていただくことは難しいです。

今後この先生とどのようにお付き合いするべきか、ということも気にはなりますが、まずは皆さんならば、どのような採点基準を設けるか、という点に関して、ご意見を伺えれば幸いです。


コメント(25)

私もトピ主さんと同じような(近い感じの)採点をすると思います。ただ先輩教員の主張は、そういう採点方法にしないと赤点が出るとか、今まではそうやって来たから、不公平になるとか、そういう現実的な問題があるのではないでしょうか?
早速ありがとうございます。

>おかじゅんさま
コメントありがとうございます。

現実的な問題があることは否めません。

このような採点方法をとっても赤点が3名ほど出てしまい、中には基準点から20点以上も足りない生徒もいるのが現実です。

その一方で9割を超える生徒も出ました。

>たーしんさま
そうですね。問題作成者の意志を尊重することは大切ですよね。

実は、60点分は記号問題でした。

生徒には事前に何が出る、ということまである程度伝えてありましたので、苦手な生徒は単語をしっかり覚えて点を取っていました。

そのような状況ですので、赤点を出さない対策はこちらも取ったのですが、それでも3名ほど出てしまい・・・

======================================
まだまだご意見がある方、是非共有させて下さい。
お願いします。

私立だと前例に従うのが無難な場合が多いかと思います。
生徒もそれまではそうやってやってきたのに、今回に限ってどうしてそんなに厳しくなるのか、いろいろと文句を言ってくると思います。
ご父兄までからんでくると厄介ですし、、、
学校組織の中では、納得いかないこともたくさんありますよね。
私も同じような環境で働いています。じゃんびーさんのお気持ち、ものすごくよくわかります。同感です!
でも結局は組織の一部にすぎないところもありますし、悲しいですがこれが現状かと最近はあきらめています。
祈りつつ・・・
私も先輩教員の言うことにあわせたほうがいいと思いますね。
貴方と先輩教員との差は現実を見ているかどうか、じゃないでしょうか。

私は現在の勤務校は進学校なので、採点を厳しくすることによって
生徒を鼓舞する効果がありますが、そうでない学校では採点を厳しく
してもいたずらにこちらの仕事が増えるだけで何もプラスの効果は
ありません。

ちなみにそのテストはもう実施されたのでしょうか。私ならば
採点基準はテストのできばえを見て判断しますね。
作問者ではないので各項目の意図を完全に理解しているわけではありませんが、

1を文構造の理解を試す問題
2を読解力を試す問題

と捉えれば、それ以外の箇所で減点するのはまずいのではないかと思います。不注意でのミスであれば、それこそ英語力をテストするという観点からは採点に含めない方が良いのではないでしょうか。

(ただ2の設問はそもそも字数指定をしない方が良いと思います。)
じゃんびーさん

私は7のあきらさんとは別人です。

私は中学高校の教師ではありませんが、英語教育に関心があるためこのコミュに参加しています。私は今でこそTOEIC900点取っていますが、中学2年の時点でもローマ字の読み書きが出来ず、高校3年の時点でもbe going toが分かりませんでした。それで、「英検5級パスが難しい生徒」の気持ちはよく分かります。

学習指導要領上、授業のカリキュラム自体を変えることは出来ないでしょうが、彼らが「実力」で「高校英語」を「習得」して試験で答えるのは、「どんな事をやっても」不可能だと思います。そういう意味では、並べ替えでの配慮やスペルミス云々など、そういう生徒にとっては何の教育的効果もないと思います(しかし、当然、授業内容が理解できる生徒にとっては意味はあるでしょう)。

私は高校時代、試験範囲が教科書の内容と同じなので和訳だけを覚えてごまかしていました(なぜある英文が特定の和訳になるのかは全く分かりません)。ただ、ごまかしでいいから下駄を履かせたいのなら、和訳を覚えさせるというのはどうでしょうか? 単語だと機械的な暗記になり、学習方略も自分で確立させていないため、なかなか皆が一定の範囲を覚えるということはできないと思います。そのぶん、(どこがどの箇所なのか分かるようヒントを示して)和訳を覚えさせるのならば、「教師は授業中ああいう話をしていたな」くらいのことで最低限の点は取れるのではないかと思います。また、国語的な意味で各文章の大意を理解するという意義くらいはできると思います。

法的制約と上位生への配慮を考えると、授業時間のメインとなる内容と試験対策では下位生に対する教育は不可能なため、宿題だけでも習熟度別に出すなどして、彼らが中学英語を復習する機会を与えるということはなんとか出来ないものでしょうか?
今日は時間がないので、ちょっと疑問に思ったことを(すみません)

1.単語を並び替えて作成する英作文・・・1問2点
 (例)(any / let / know / me / need / if / you / help )

この問題で、
let me know if you need any help

としてある解答と、

lef ne knou it you heed ahy nelp

なんて書いてる解答も2点にするということですよね?

文頭の小文字、ピリオド抜け程度(なんていうと語弊がありますが)なら、まぁいいかな、と思うけど、並び替えで「1語不足」型でない、写すだけの問題でスペルミスも2点って・・・。それは納得いかないなぁ。
>写すだけの問題でスペルミスも2点って・・・。それは納得いかないなぁ。

確かにそうですが、現実問題としてそういう間違いをする生徒が多数いる
ような状況であれば、やむをえないんじゃないでしょうかね。

私は最底辺クラスを受け持ったことがありますが、(高3でbe動詞も
分からないレベル)、あらかじめ対策プリントと称して試験問題を
配布しておいても間違えますからね。

状況に応じて柔軟に対応することは何も採点に限らず、教師として
必要不可欠な資質だと思います。

要は公平に採点してあれば生徒は文句を言いません(言えません)から
きちんと意見統一した上で、できれば問題ごとに採点者を決めて採点基準が
採点者によってまばらにならないようにすることが大事だと思います。
>たっちんさん

いや、まぁ、おっしゃる通りだと思います。ただ、なんちゅーのかな。それって意味あるかな?と。小生は学校の教師ではないので、赤点取らせたらどーなる、なんてのを知らんので、そう言われちゃうとなんとも言えないっす。

塾講師の立場としては、逆に「試験ありき」なんで。普段の授業もやはり「テストで点数をとるために」が前提にあるわけで、そうすると、そんな点数、というより、そんな間違いを放置してたのか?と。てなわけで、そういう「基本的な動作」といいますか、「写すだけ」のことは徹底してできるようにさせるわけで。

“一般的なテスト”で通用しないもんはダメだと。小生としてはやはり「写すだけの問題」でのスペルミスは致命的ミスとして0点かな。自分の書いた解答例とか、「意味のなさない」に分類してもおかしくないわけで。

この問題って、学校の定期テスト独特の悩みみたいですね。

あと、これは門外漢なので質問なんですが、高校ってところは「赤点」を出しまくって、留年する生徒を出しまくると、上から怒られたりするんでしょうか?留年する生徒、赤点とる生徒が0、なんて先生はやっぱ評価されたり?こういった事情がなんとなくちらちら・・・。「教えたことをしっかり理解できなかったんで。100人中、70人はちゃんと合格してるやろ?30人は『基準に満たなかった』から赤点なんです。本人たちの努力不足や。」なんて言えなかったり?
皆様、本当にありがとうございます。
すぐに出かけることになり、一気にお返事が書けませんが、お許しください。

>ひろくんさま
コメントありがとうございます。

理由は
・皆に良い点を取らせてあげたいから
・出来てる子は出来てていい。だけど、出来てない子にも良い点を取らせてあげたいから(実際にそうおっしゃいました)
・推薦に関わる大事な試験だから

ということでした。

>さっちんさま
ありがとうございます。同じような環境にいらっしゃるとのこと。
生徒のためを思い、お互い切磋琢磨しましょう!

教員になる前は、一般企業で働いておりました。日本の縦社会は痛いほど痛感しております。

私立ですし、一企業(教育現場でこのような表現は、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今日はこの話は抜きにさせて下さい)の社員という立場を考えると、職場の人間関係を円滑にすることも業務の一部です。

今回、その先生と同じ授業を担当するのは初めてですが、他の先生と組んだ際、
採点基準は私が最初に掲げたようなものでした。

そのこともあり、今回の件に違和感を覚えております。

縦社会、経験年数が絶対、という見方からすると、自分の立場の弱さを痛感させられる次第です。

ただ、自分に出来ることはティーチングスキルをあげることのみ、そう思って精進します。

>たっちんさま
コメントありがとうございます。
試験は実施済みで、採点も終えております。採点中に疑問点が生じたので、作問して頂いた先生に問い合わせたところ、今回の疑問点が浮かんできた次第です。

該当クラスは進学をする生徒、就職をする生徒、混在しております。

本番を見据えて考えると、筆記試験でのスペルミスは減点対象でしょうし、就職組のことを考えても、ケアレスミスがあった場合、重大な事態につながることも考えられます。(自分は一般企業で働いていたこともあります)

そのような観点から、私は違和感を覚えたのですが、「学校」という集合体で見た場合、やはり現実離れしているのでしょうか。

=========================================================================
すみません、続きは後ほどお返事させていただきます。
新しいご意見があるかた、よろしくお願いします。
わたしは過去中学講師と小学校講師をしていました。
中学英語ではスペルミスで減点していましたし、小学校の国語の“抜き出しなさい”の問題で字の間違いがあったら減点していました。
おそらく小中では写し間違いの場合減点しているのに高校で許されるのはおかしい気がします。
それを放置していると正しい単語が覚えられなかったり見直しをする習慣もつかなかったりするのでは?

赤点を出さずに進級、卒業させても形だけで中身がないことになるのではないでしょうか。
今までの経緯もあると思うので、少しずつ変えていった方がいいと思います。
みなさま、引き続きお返事いたします。本当にありがとうございます。

>あきらさま
コメントありがとうございます。

英語の理解度、という観点のみから考えれば、ピリオドで減点するのはいかがなものか、という議論を何度かどこかのコミュニティで論議されているのをお見かけしたことがあります。(一例として「ピリオド」を出させていただきます)

自分の考えを述べさせていただきます。

わたしは【あり】だと思っています。
正しく英語が書けるということは、文を正しく閉められることであるという考えからです。

また、ピリオドまで正しくかけていても正答、そうでなくても正答であるならば、前者の生徒が不利益になるのではないか、ということも危惧しております。

該当クラスにはこれから就職をして社会に出て行く生徒もいます。例えばですが、

・ピリオドぐらい
・dとbをひっくり返して書いたぐらい

生徒たちは少し厳しくすると「それぐらい、いいじゃん」と言います。

わたしは「それぐらい」という考え方に非常に違和感を感じております。

これは私の考えになってしまうのかもしれませんが、考査は学力もさることながら、設問に従い、慎重に解答をするという、生きていくうえで必要なスキルを身に着ける場であるとも考えております。
(例えば、願書を書く場合、会社で書類を記入する場合、など)

今回は、綴りを全く覚えて無くても解けるような試験問題でした。
そこを考えても、「書いてあることを正しく書き写す」ことが出来るかどうか、重要なことだと思ったのです。

この辺りは自分が受けてきた教育による影響が大きいとも思います。
(学生時代の先生がこのようなご指導をして下さった為)

字数指定の件に関しては全く同感です。

作問の先生がおっしゃるには
「字数はヒントとして与えた。だが、自分の意図としては必ずしも字数通りではなくても良い」
とのことでした。

問題には
「字数に従うこと」という表記があり、それなのに従わなくても良い、と試験後、採点の際におっしゃられることに、私は疑問を覚えたのです。

>あきらさま
コメントありがとうございます。

現場にいらっしゃる先生以外からのご意見として、非常に参考になります。また、習熟度別の宿題を出すなどのご提案もありがとうございます。

さて、「英語教師」というと元々英語が出来るというイメージは誰すらあると思います。しかし私は中学校のとき、英語の成績は「2」でした。元々苦手、いやむしろ「嫌い」でした。

形容詞・・・動詞・・・修飾・・・こう言われると当時???・・・終いには
嫌悪感を覚えたので、自分も英語が苦手な生徒の気持ちはとてもよく分かります。(授業ではこういった表現を極力使わないよう心がけています)

さて、本題に入ります。
>スペルミスなどで点数を引くことは何の教育効果も無い

「英語学習」という観点からすれば賛成します。苦手意識が強い生徒に対しては、卒業すれば二度と英語とは関わらない!という考えがあるようですし、いかにして試験をクリアするか、が重要な課題だと思います。

救済措置として
【英単語の意味を語群から選ぶ記号問題】
【4択の中から正しい英単語を選ぶ記号問題】
を60点分出しています。

とにかく苦手な生徒は単語の意味を覚えるように指導し、それで実際5割以上取得した生徒もいました。

私は残り4割で英語で高得点を取りたい生徒と、あきらめてしまっている生徒の差を出しても良いのじゃないかと思ったのです。

今回はこの部分で特に、作問して下さった先生をご意見が合いませんでした。


>たーしんさま
コメントありがとうございます。(再度のコメントということでよろしいでしょうか?だとしたら、何度もありがとうございます)

試験以外にはノート提出や出席点など(いわゆる日常点ですかね)があり、これらをキチンとしていると、考査で例え赤点基準-10点を2回繰り返したとしても、最終的には赤が出ないシステムになっています。

追試に関しても、たーしんさまの前任校と同じような感じです。

>面談や会議、補習
これが出来れば本当に良いのでしょうが・・・

学校の状態から、厳しいです。ちなみに去年は教科担当者会議など1度もありませんでした。教師1年目の私の作った問題を誰がチェックする訳でもなく、試験がありました。

(すみません、あまり書くと学校が特定されるかもしれないのでよしておきます)

今の私の感想としては、何か学校に変化をもたらそう、とかそういったことは抱いておりません。(そもそも、私も今回作問された先生も非常勤ですし、中規模校ですが英語科専任が3人しかいないような経営状態です)

ただ、どのような状況であっても、生徒に不利益を生じさせることだけは避けたいです。

それと、私自身、教師として間違えた方向に進みたくない、という思いが非常に強く、私の今回の考えがおかしいのかどうか、を全く面識の無い皆様のご協力のもと、判断したかったのです。

今後、自分が上に立つ立場になった際、今回の件はとてもいい経験になりました。

>non nonさま
コメントありがとうございます。

今後のことをアドバイスしていただき、非常にうれしく思います。
この先生とは今年度は考査の回数ごとにお付き合いがあるわけですし、正直頭を痛めていたところです。

>事情
に関しましては、

・皆に良い点を取らせてあげたいから
・出来てる子は出来てていい。だけど、出来てない子にも良い点を取らせてあげたいから(実際にそうおっしゃいました)
・推薦に関わる大事な試験だから

ということだそうです。

学校全体として、採点基準や評価基準がないことが問題だとは思いますが、私が口を挟める問題ではなく・・・

とにかく、私は生徒の不利益にならないよう、精一杯授業をします。

>ヨッシーさま
コメントありがとうございます。

>lef ne knou it you heed ahy nelp・・・2点
その通りです。

あきらさまへのコメントと重複しますが、考査は学力を測るだけではなく、決められた時間で集中して、設問にしたがって慎重に解答する、いわば社会に出た際(書類を正しく作成するなど)の訓練であるとも考えています。

残念なことですが、試験が終わる、もしくは分からなくなってしまうと、頭を伏せて寝てしまうような生徒たちが半数いるような状態です。

私は、寝てしまう生徒たちに、最後まで見直しをすれば、間違いが正せるかもしれない、ということを分かって欲しいです。
(私が理想を追い求め過ぎでしょうか)

その為に、減点1の基準を設けたのですが、作問の先生とはご意見が合いませんでした。

>たっちんさま
再度のコメント(でよろしいでしょうか?)ありがとうございます。

>あらかじめ対策プリントと称して試験問題を 配布しておいても間違えますからね。

半数、同じような状況です。

>状況に応じて柔軟に対応することは教師としての必要な資質

頭では理解しているつもりです。実践できているか、と言われればまだまだですが・・・

これは学校経営の問題になりますが、クラス内で学力差があり過ぎる生徒たちが一緒のクラスにいることが好ましくないのだろうな、と思います。
(経営状態から習熟度別などは望めません)

今後は自分が教える側として、いかに学力差を縮められるのか、にかかっていると思います。
(簡単なことではありませんが、希望は持ちたいです)

>公平に採点すること
その通りですよね。そう思い、作問の先生と打ち合わせをしたら、今回皆様にお尋ねしたような疑問点が浮かびました。

昨年ご一緒した先生とは、私が最初に上げたような採点基準で1年過ごしたものですから、違和感を覚えたのです。

私の勤務校は教科全体としての採点基準も評価基準も存在しません。
やはりこれは異常なのでしょうか。



>ヨッシーさん
>一般的なテスト”で通用しないもんはダメ
私はこの意見に賛成です。

ただ、あくまで進学校ではないとこれを望めないのかな、と実際現場に立って思うようになりました。

それでも学校は(経営者は)
>数字が芳しくない
ようなことを言っています。

今の私の勤務校のような状態では、数字が芳しくないのは当然だと思うのですが、変化をもたらすだけの環境が整っておらず、常勤以上の先生方はもっと大変だと思います。

経営者としては数字を望んでいる訳ですから、それに見合ったアプローチをしないといけないと思うのですが、何せ現場がこのような状態です。

すいません、愚痴っぽくなりました。

赤点のくだりに関しては、特に上から何かお達しがあるという訳ではないのですが、
・追試にしてもどうせ上がるわけだし、仕事が増えるだけ

という考えをお持ちの先生が、残念ですが私の学校には多いです。

実際、授業以外のことでお忙しい先生が多いのも事実です。
(保護者対応、地域の方からのご意見対応、部活動、など)

>ひろくんさま
コメントありがとうございます。

私は卒業はしておりませんが、高校はカナダで通いました。
(その後、大検を取得したため、日本の高校には通っておりません)

「留年をさせないことが当たり前」

私も個人的にはおかしいとは思います(義務教育ではありませんし、カナダでは本当にやらなければ、脅しではなく単位認定されませんでしたし)

selaさまがコメントをしてくださっていますが、私立の場合、苦しい懐事情があると思います。
(私の学校でも、とにかく生徒を辞めさせるな!といわれます。補助金が減るとか減らないとか・・・)

今回、採点基準を公平にするため、作問の先生と協議したところ、私が皆様にお尋ねしたような疑問点が出てきた次第です。

納得できたか、と言われれば否定せざるを得ませんが、コンセンサスは得られたので、生徒に不利益が及ぶことはないと思います。

>selaさま
コメントありがとうございます。

今回の基準は学校基準ではなく、あくまで作問先生の基準です。
教科としてのコンセンサスのようなものはありませんが、昨年、他の先生と組んだ際、最初に私が提示したような採点基準でした。

それもあって、今回違和感を覚えたという訳です。

>正答した生徒から「不公平だ!!」という文句は出ないんでしょうか?

私、この部分ですごく引っかかったのです。
他の教科は全くだけど英語だけは!という生徒だっている訳ですし、単語問題で習熟度が芳しくない生徒の救済措置はしてる訳ですし・・・

「不公平という意見はでませんか?」と作問先生にお尋ねしましたが、
「出来てる子は、出来てるからいいんです」とだけ言われ、それ以上のことは伺えませんでした。

>字数制限について
作問先生がおっしゃるには、ヒントなんだそうです。
そうであれば、【3ワード以上5ワード以内】などの表現があったかと思うのですが、【字数制限に従う】という表記があったために、的外れな解答になった生徒がいました。

(問題)【彼はどうやってそこに行きましたか?】

(正当)【He went there by train.】(後続にBecause it was snowing.)

【he went there】が理解できなかったのか、【by train.because it was snowing.】と書いている生徒もいました。

作問先生は、
【by train.because it was snowing.】でも【By train】でも正当扱いであるとおっしゃられ、私は疑問に思ったのです。

>あゆみ。さま
コメントありがとうございます。

>放置していると正しい単語が覚えられなかったり見直しをする習慣もつかなかったりするのでは?

そのご意見に賛成です。学問とは、間違えから学び、再度同じ間違えを犯さないように自分を高めることであると思います。

私は理想を追いすぎなのかな・・・と自分に問いかけることが多い最近ですが、
あゆみ。さんのコメントで元気が出ました。

ただし、現実を見なければならない部分もありますし、他の先生方のご意見も尊重しなければなりません。

ワンマンにならないように、だけれども自分の信念を失うことがないように、この仕事を続けていこうと思います。




>じゃんびーさん

7のあきらです。ご丁寧なご返信、ありがとうございます。

私の意見としては、やはり当該項目でスペルミスや句読点のミスで減点してしまうのはまずいと思います。以下理由を述べますが、あくまで理論面のみの話であり、同僚の先生方との関係・留年者を出すことの是非などはそれを超えたレベルの話であるとご了承ください。

まずテストを作成する際は、測定したい能力をまず決め、それを下位要素に分け、それぞれの下位要素(構成概念)を測定できる項目を作成する、という手順を踏むのが正統であると理解しています。しかしそれぞれの構成概念の重要性は同一ではないでしょうから、重み付けを行うことになります。例えば今回の範囲の中で最も重要なのは完了形なので、その配点を高くしよう、などです。

ここで、スペルミスで減点するということは、それが測定したい能力の構成概念となっている、ということです。これには異存ありません。正しく語を綴る力も句読法の知識も英語力の一部であると思いますし、じゃんびーさんがおっしゃるように、設問に従う力も、今回のテストで測定対象となる能力の一部だったのかもしれません(この是非は私には判断できませんので、そう仮定します)。しかし当該項目の場合、測定を試みているのが文構造や読解力であったことが、私がスペルミスによる減点に反対する理由です。仮にテストの全解答がコピーミスによるスペルミスで、スペルミス以外の誤りはなかったとします。またこの時に、仮にテストの全項目が本項目のように記述式だったとし、採点基準もじゃんびーさんが支持されているようなものだったとすると、その受験者の点数は50点となると思います。するとこの場合は設問に従う力が、測定したい能力の最大50%を占めるということになりますが、直感的にですがこれは高すぎませんか?またより重要な点として、仮に70点を取った受験者がいたとして、この70点というのは一体何を表しているのでしょうか?

この問題点は一つの項目で複数の構成概念を測定しようとしたことであり、私としては基本的には一項目で測定するのは一構成概念に限定されるべきだと思っています。ですので項目1に関しては、ピリオドを語群?に入れておけば、問う対象は句読法ではなく文構造/語順となるので、減点しても問題ないと思います。これが徹底されていると、例えば70点の生徒であれば、構成要素群(e.g.語彙力、文構造を把握する力)がそれぞれ何パーセント正答できていて、それに重み付けを加えて70点となっている、ということが明確になります。つまり測定対象としている能力(英語力+設問に従う力)と実際の項目との繋がりが明白になるということです。

その意味では設問に従う力を問うのは是非はさておき、難しいことだと思います。行うのであれば、上で述べたことと反して一項目で問うものが複数になってしまいますが、設問に従っただけで部分点がもらえる、という項目を作成するのが、一つの方法かと思います。

字数に関してはそうであればやはりヒントであると明記しておくべきだったと個人的には思います。

長々と失礼しました。何らかのお役に立てれば幸いです。
確かにあきらさんの言うとおり、スペルミスと本来のテスティング項目である構文力や読解力の点数配分が同じレベルであるというのはいささか変な感じはします。

そもそもどうしてこんなことが起こるのかといえば、配点が2点しかないからではないでしょうか。これが配点が5点であれば、比重は5分の1になりますからスペルミスで1点減点することも妥当に思えます。

私も以前この手の問題で2点の配点にしたときは、各問題につきスペルミス1箇所までは減点しない、という風にしたことがあります。あるいは-0.5点とかにしたこともありましたね。面倒ですけど。

ただ、私は一つの問題に複数のテスティング項目があってもいいと思います。ここではつまり、構文力と同時にスペリングやピリオドなどを採点項目に入れても良いということです。それもやはり大切ですし、そのあたりを複合的に計れるのも記述式回答のメリットだからです。要は両者のバランスです。

でも今回のケースではじゅんぴーさんの意見では、すでに下位層への配慮は他の問題で行っていて、この問題では敢えて差をつけたいということなんですよね。そういう意図ならばじゅんぴーさんの採点基準で問題は無いと思います。

私は底辺校と進学校両方経験しているので、特に底辺校ではこの手の歯がゆい思いは沢山しました。赤点を出すと、結局進級させなきゃならないことは分かっているのに追試を作らなければならないですからね。おかしな話です。
>あきらさん
何度もありがとうございます。

自分があきらさんがご指摘された点まで考えてこれまで試験を作成してきたか、または採点をしてきたか、というと全くそうではありませんでした。

目からうろこ、そして棚からぼた餅な気分を味わっております。

以後、自分が作問をする際

■単語を並べ替えて英作文を作るような問題では
 【文法的項目を理解しているのか】

■英訳問題では
 【英語の文章を作る能力があるのか】

を意図して問題を作り、生徒を評価していきたいと思います。
また、生徒にもその旨を伝えた上で試験が行えるような環境を作りたいと思いました。

現在の受け持ちのクラスでは、英単語語群なしに英訳を出題することが出来るだけの習熟度までは達していないので、単語並び替えのみを行うことになると思います。

それでも、今回の理論提示は本当にありがたかったです。

>たっちんさま
何度もありがとうございます。

>配点について
いかなる場合でも、作問された先生を尊重致しますが、ご意見から今後自分が作成者になる際、もっと良く考えて作らねば、と背筋が引き締まりました。

テスティング項目を何にするのか、は生徒の状況、進み具合、習熟度、目標、など総合的に判断して、臨機応変に対応していきたいと思います。

今回は、「差をつけるかどうか」という点で、作問して下さった先生とご意見が合いませんでしたが、非常にいい経験をしたと思っております。

>皆様
改めましてありがとうございます。

自分の中で一つの区切りがつきました。

何故、自分が作問して下さった先生のご意見に納得できなかったのか、そして何が引っかかっていたのかが整理でき、消化できました。

私は教育学部出身ではありませんし、英語も中学校までは苦手でした。
(成績も2でした)

大学でも英語を専攻した訳ではなく、専門分野に教職の単位を履修して教員免許を取得しました。教員になったのも「職業選択の一環」として、という感覚からです。
(絶対に教職!という訳ではなかった、ということです)

そんな私ですが、今は英語を教えることにはまってしまい、もっと生徒に良い授業を提供したい!という思いで一杯です。

トピ立てする前には、公共の場で学校内の話になるようなことをしても良いものか、と迷いましたが、自分にはとても有益なものであったと感じております。
(自己満足かもしれません・・・すみません)

また、ここで質問したことで、自分の知識・勉強不足を痛感させられましたし、これまでの自分が作成してきた試験問題が穴だらけ(生徒には申し訳ない気持ちで一杯です)であったことに気がつき、反省しております。

最後に・・・全ての文章が長文になってしまい、申し訳ありませんでした。

皆様、本当に感謝しております。

ありがとうございました。

ログインすると、残り6件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

英語教育 更新情報

英語教育のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング