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●食の安全を考えよう!コミュのTPPの危険な背景

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最近やっとこの件に関して参考になる情報をまとめて日記に書いてみましたので、以下にコピーします。参考にしていただければ幸いです。

多くの人に、何故TPPが危険なのかを考えてもらう為に、裏づけになる情報源をいくつか紹介しながら、なるべく自分の意見を強く主張するのは避けながら綴ってみる。これを読んで、「本当なの?」と感じて自らいろいろと調べてみようという人が一人でも多く出る事を願う。金融面については、アメリカの金融界が日本の郵貯資金約300兆円を奴らのギャンブル資金に使いたがっているのは多くの人が既に知っている事なのでここでは触れない。最初に断っておくが、私は基本的にはアメリカが好きだ。当然、政府と大企業の露骨な癒着など嫌いな面も多いが、総合すると好きな面の方が多い。個人的には多くの良きアメリカ人達にさんざん世話になったし、今でも多くの友人達がいる。そして、アメリカは決して一枚岩ではない。アメリカ政府や大企業の利己主義で強欲なエリート達とは考えを全く異にする人々が非常に多い。 そして、そういう人達が本当の正義と、自分達の権利と安全を守る為に声高に発言し、活動している。そういうアメリカが本当に好きだ。ただ、日本に居て普通のメディアだけから情報を得ていると、そういう良識のあるアメリカ人達の声がなかなか届いてこない。日本人も、そういうアメリカ人の良いところをもっと真似て欲しい。 日本のメディアも、表面に見える事だけを自分達の都合にあわせて報道するのではなく、国民が本当に知るべき事を掘り下げて報道すべきだ。 そして、日本人もいいかげんに目を覚ますべきだ。以下に記す内容を読んで、「こんな陰謀説なんて、小説の世界のたわごとでしょ。」などと思わないで欲しい。陰謀でも何でもない。単に、分かりやすい世界の覇権争いの戦略に過ぎない。一国の筋の通った戦略を単なる空想の陰謀計画としか考えられないようなナイーブさでは、 この先日本人は完全な奴隷に成り下がるという事を認識して欲しい。

まずは1974年に遡る。アメリカ政府内のNational Security Council (国家安全保障会議とでも訳そうか)で作成され、国防長官、国務長官、CIA長官、農務長官らに配布された機密文書がある。通称NSSM200。情報開示 法に基づいて、1989年に公開された。検索すれば、アメリカ政府サイトを始め、あちこちで簡単に見つかる。例えばこちら。
http://wlym.com/text/NSSM200.htm
危険な部分をまとめて解説したのはこちら。
http://www.schillerinstitute.org/food_for_peace/kiss_nssm_jb_1995.html
残念ながら、内容を正確に反映する日本語のサイトは見つからなかった。英語が得意な人は、是非 PartII: Policy Recommendations の部分を読んで欲しい。この文書の主なテーマは、世界の人口増加がアメリカの安全保障に及ぼす悪影響と対応策。対応策の一つとして、大規模な不妊化を推奨し、書き方はぼやかしてあるが、食糧を他国支配の道具として推奨している。特に、発展途上国での人口抑制について、コストが低くて効果が高く、人口抑制そのもの以外にもアメリカが得るものがある何らかの方法を推薦している。大規模な実験プログラムの実施も推奨している。この文書に限らず、アメリカ政府 が 「Peace」と言う場合は、あくまでもアメリカの覇権でアメリカ国益にとって都合の良い状態を意味する事を忘れてはならない。日本人が思う「平和」とは意味合いが違う。近代史を知る人には、NSSM200で推奨された様々な政策方針が、実際にアメリカ政府の政策に一貫して見え隠れしているのがわかるだろう。

次は、最近アメリカ上院で可決されてオバマ大統領が署名したとんでもない法案、Food Safety Modernization Act(食品安全近代化法とでも訳そう)。表向きは一般庶民の食の安全を守るのが目的と書かれているが、実は恐ろしい力を持った法案で、多くの良識を持つ アメリカ国民が猛烈に反対している。簡単に言うと、食料生産を厳しい政府の監督下に置き、大規模な生産体制を持つ企業のみが販売目的の食料生産を許される様にデザインしてある。その主な内容は日本語のサイトでもかなり正確に発信されている。例えばこちら。
http://tamekiyo.com/documents/healthranger/510passed.html
http://cosmo-world.seesaa.net/article/171716986.html
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/63d0b913beef81b9ad348d538b22386e
ただ、日本語で発信されている情報には、重要な点がいくつか欠けているので補足する。まず、小規模農家はこの法律による規制対象外と言われるが、 実際は、規制免除を受けるのは一部の条項のみ。しかも、実質的には一つ一つのケースではFDA(Food and Drug Administration、アメリカ政府の食品と医薬品の監督を行う機関)が独断でやりたい放題の権力を持つ。更に問題なのが、多くのアメリカ人を怒らせている条項404。アメリカが参加する国際条約や国際合意等(例えばTPP)の条項は、このアメリカ国内向け法よりも優先される、とある。当然、アメリカ政府はこれを盾にして、TPPの参加国に、あくまでもTPP合意の内容を国内法よりも優先させるように迫るだろう。そして、同時にTPPでの農産物関連の合意に、アメリカの食品安全近代化法に近いものを使うように迫るだろう。この法案の作成には、過去30年間ほどモンサントとアメリ カ政府の間を行ったり来たりしている、FDAの食品安全監督長官、Michael Taylor(モンサントでは専属弁護士、ロビイスト、副社長等を歴任)が深く関与している。そして、長年にわたって遺伝子組み換え作物を使って大規模農 業を企業ベースで行う事を押してきた農務長官のTom Vilsackも強力な推進者なのは言うまでもない。勿論、彼もモンサントの内部の職にこそ就いた事は無いが、一般から「モンサントの友人」と呼ばれている。この二人の経歴は、英語で検索すればすぐに分かる。英語が得意な人は、是非この法案のオリジナルや関連記事を読んでいただきたい。アメリカ人の為にも、この法案が下院で否決される事を祈ってやまない。この法律は英語で検索すれば、様々なサイトで読める。例えばこちら。
http://www.opencongress.org/bill/111-s510/text
この法案の準備とTPP参加表明のタイミングが実によく合っているのは、偶然ではないだろう。

因みに、アメリカ政府とモンサントの密接な関係は、長期間にわたって共和党、民主党の両方の政権において継続している。例えば、最近ではBush 政権下で農務長官だったAnne Veneman(モンサントの持ち会社、Calgeneの理事会メンバー)、国防長官だったRonald Rumsfeld(モンサントの持ち会社Searle Pharmaceuticalの重役。因みに、Rumsfeldはタミフルを開発したGiled Scienceの会長で、Bush政権時代に鳥インフルエンザで大騒ぎを起こして大して効き目の無い上に副作用が強いタミフルを3000億円分くらい備蓄購入させてぼろ儲けしている)、Clinton政権下でも上記のMichael TaylorやCarol Foreman(モンサントのロビイスト)らが関わっていたし、Hilary Clintonが経営参加していた弁護士事務所は工業化した農業と遺伝子組み換え作物製造技術を取り扱っていた。こうして見ると、モンサントは少なくともこの30年間近くアメリカ政府の一部であり続けているというのがわかる。モンサントはこの間に、牛の乳の量を増やす為に、人体に有害な人工の成長促進ホルモン(略称rBGH) を認可させたり、遺伝子組換え作物をほぼまともな検査無しで販売できるような体制にさせたりしてきた。これはアメリカでは有識者の間で普通に知られている事だ。アメリカ政府が遺伝子組み換えで「ターミネーター種」と呼ばれる、一度植えて収穫すると、その結実種からは芽が出ない様に改造してある農作物の種を1983年からDelta & Pine Landという小さな会社への委託研究で開発させ、その会社を数年前にモンサントに買収させた事からも、モンサントは実質的にアメリカ政府の一部であるという見方は自然だと思う。モンサントの歴史、その企業としての業績、犯罪等の主だったものは、英語版WikiでMonsantoと検索すれば簡単に出てくる。英語版Wikiを読めば、モンサントがいかに嘘と犯罪を積み重ねてきたか、その一部を垣間見ることができる。

さて、モンサントらの遺伝子組み換え種だが、これは二つの面で大きな問題を持っている。一つは人体へ与える悪影響。もう一つは、遺伝子組み換えで開発された遺伝子をパテントで押さえられる事によって生じる、食糧生産権利の略奪。どちらも恐ろしい。

まずは、人体への悪影響を見てみよう。アメリカでは、基本的には遺伝子組み換え食品を売るにあたって、製 造者・販売者が実験をして、人体に危険ではないと判断したら売ってもよいとされている。実験の報告をすれば良いだけで、使われたデータ公開の義務は無い。 よって、モンサントが意図的に危険ではないと いう結果が得られる様なデータ分析手法を取れば(それは簡単)、危険な物でも簡単に売る事ができる。そして、2004年にドイツの裁判所の命令でモンサントが提出したモンサントによる安全性の検証実験と分析は、Pusztai博士のよると安全性の判断ができるような代物ではなかった。Pusztai博士のレポートはこちら。
http://www.gmfreecymru.org/pivotal_papers/monsanto.htm
ネットで検索しても、遺伝子組み換え食物が短期間にネズミ等の小動物の健康に悪影響を及ぼすという結果を報告する研究は多く見つかる。以下のページで参照されている論文はそのごく一部だ。
http://www.aaemonline.org/gmopost.html
当然の事ながらモンサントは政治力と経済力に物を言わせて、そういう研究結果を潰したり、信用できないとして学会・政府機関に徹底的に攻撃させている。モンサントはアメリカ政府に強い影響力を持つだけではなく、遺伝子組み換え作物が関連する分野の研究者達に様々な形で資金提供しているので、関連学会にも絶大な影響力を持つ。そして、皮肉な事に、日本でもそうだが、モンサントら遺伝子組み換え食物業界が「食の安全の専門家」を標榜していることが多い。最近の例を見てみよう。2009年にフランスの独立系の Seralini博士が率いる優秀な研究者グループが、裁判所の命令によってモンサントが提出した、モンサントがずっと公表を拒み続けていたモンサント自身による安全性確認の実験データを、より高度な統計手法で分析して、遺伝子組み換えトウモロコシが90日間にネズミの健康に与える様々な悪影響を、極めて 黒に近い灰色という形で論文上にて報告した。が、その直後からモンサントや遺伝子組み換え推進派からの露骨な批判攻撃が始まり、その研究者達の信用を失墜させようとあの手この手を尽くした。この論文の原文はこちら。
http://www.biolsci.org/v05p0706.pdf
そして、モンサントの反論はこちら。
http://www.salmone.org/wp-content/uploads/2010/01/seralini-monsanto.pdf

モンサントの反論は、本質的な反論になっていない。より高度な統計手法を用いた事への批判や、モンサントの実験方法と分析手法とその結果を、特に科学的理由付けもしないまま正当であると言っているだけだ。単純に言うと、「我々がやった様な単純な統計分析をすれば危険ではないという結果が出るのだから問題は無い。」と言っている。馬鹿げている。複雑なメカニズムが関与するデータを分析するのに、それ相応に複雑な統計手法を使うのは当たり前なのに、呆れてしまう。実際、モンサント側が「複雑で標準的な統計手法ではない」と批判しているSeralini博士らが採用した統計手法は、他の科学研究分野では必ずしも 「複雑で高度」とは見なされない。むしろ、このバイオテクノロジー研究や医療研究分野で主に使われている統計手法が(もしかすると意図的に)単純過ぎるとも言える。生体反応という多くの体内器官が複雑に相互関与する複雑なメカニズムは少なからず非線形で、仮に線形と見える関係に着目するにしても、 多量のデータを採取した上でベクトルを形成するか何かして、例えばMulti-variable singular value decomposition analysisを応用したり、非線形関係を見る為にはNeural Network Analysis を応用したりするべきだと考える。それを、少数サンプルデータだけを採取して、普通の文系大学生でも使えそうな単純な統計手法で分析するというのはおかしい。モンサントが用いた統計分析手法は、(おそらく意図的にそうしたのであろうが)幼稚過ぎて話にならない。もちろん、比較的限られたデータに Seralini博士達が採用した様な若干複雑な統計手法を用いると、得られる結果の信頼度はどうしても低くなる。その点で、Seraliniグループの 論文は確かに弱点を持っているし、実際にそこを攻撃されている。正直なところ、私にはどちらの分析結果も灰色にしか見えない。モンサントの手法は余りに手抜きで意味のある安全性検証ができていないし、Seraliniらの研究では、手法はモンサントのよりも優れているが、データ不足(ただし、データ採取はモンサントによるからSeraliniの落ち度ではない)から生じる弱みがある。 それでも、Seraliniらの分析は、かなりの確率でモンサントの遺伝子組換えトウモロコシが肝臓・腎臓機能に悪影響があると示唆している。

だが、Seralini 博士達は、遺伝子組み換え作物を頭から否定しているのではなく、遺伝子組み換えによって農作物の内部で農薬の役目をする毒素が発生するように作られている のだから、安全性評価も農薬等に対する安全性評価と同様な基準にして、短中長期にわたる消費が安全かどうかをきちんと評価した上で市場に提供するべきだと 主張しているだけだ。Seralini論文の批判グループが主張する様に、もしかすると単なる偶然で悪影響が見えるだけかもしれない。しかしながら、明らかな灰色の結果が出たら、白なのか黒なのか、追加実験で確認するのが当たり前だと思う。ネズミを千匹ほど使って、1年間継続して徹底して調査すれば大概の事は分かると思う。それなのに、モンサントに代表される遺伝子組み換え業界と、それをバックアップする政府機関はそういう徹底した実験と公表データに基づく安全評価を拒否し続けている。彼らの言い分は、「灰色の結果なら、黒ではないから危険ではないと解釈する。」 ということだ。更に業界側は、「そういう大規模で徹底した安全性評価はコストが高くて正当化できない。90日間の簡単な実験と検証で十分。」という立場を貫いている。コストが高い?一体モンサントの売り上げはいくらなんだ?と言いたくなる。モンサント本体だけでも年間1兆円近い売り上げがあり、系列企業全体では一体どれだけ売り上げがあるのか見当もつかない。2002年にインドネシアで政府を買収するのに約600万円使い、それの罰金として払わされた約 2億円を使っていれば、そんな大規模実験などは簡単にできるはずだ。更に、モンサントの遺伝子組み換え種を危険だとして禁止してしまったドイツ政府を相手 取って訴訟を起こし、賠償と禁止措置の撤回を要求している。そんな事に金や時間をかける前に、なぜ徹底した安全性検証をしないのか?世界中にきちんと安全 性を示すよりも、買収工作や脅迫行為で押し売りしようとしている。そういう姿勢を見るにつけても、やはり本当は安全ではないから徹底した検査はしたくないのだろうと疑わざると得ない。

また、Seralini 博士らの論文を攻撃して信用を失墜させようとしたオーストラリア・ニュージーランド食品基準局や欧州食品安全機関は、遺伝子組み換え食品推進派として知られている。これに絡んで、Seralini博士を不当に攻撃して信用を失墜させようとたくらんだとして、つい最近フランスの植物バイオテクノロジー学会は 裁判で負け、罰金の支払い等を命じられている。この件の詳細や、他の関連情報や様々なサイトで報告されている。例えばこちら。
http://www.soberaniaalimentaria.org/news/tags/ca_ES/Whistle
Seralini 博士の件では、政財界とそれになびいた学会からの不当な弾圧に怒り、科学の弾圧に危機感を持った研究者が約1100名、そして本当の有識者が約12000名、 Seralini博士らをサポートする署名をしてフランスの裁判所に提出した。そのリストの一部はここで見れる。
http://sciencescitoyennes.org/petition-de-soutien-a-gilles-eric-seralini-support-to-gilles-eric-seralini/

この件に対する日本政府の反応はまた馬鹿げている。厚生労働省の食品安全委員会へ遺伝子組換え食品等専門調査会なるグループが見解をまとめて報告している。原文はこちら。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai320/dai320kai-siryou7.pdf
この中で、調査会は「・・・Seralini ら は有意差が認められたとする項目のみを取り上げているが、関連する項目や用量相関性についての検討がなされていない。また、検討結果には用量相関性がなく、かつ、臨床病理学的所見で有意差を示したとする腎臓・肝臓においても組織病理学的変化を伴っていないことから、認められた統計学的有意差は毒性学的意 義に乏しいものと考えられる。・・・・ヒトの健康に悪影響を示唆しているという指摘は、妥当なものではないと考えられ、ヒトの健康に悪影響を及ぼす事を示す新たな懸念はないと考えられる。」と結論づけている。この議論は稚拙で素人騙しだ。まず、用量相関性があるべきだという根拠はどこにもない。自然界の現象全てが線形であるという考えは馬鹿げているし、むしろほとんど非線形だというのが現実だ。非線形であるだけでなく、ステップ関数やデルタ関数のような振る舞いをする生体反応もある。したがって、用量相関性が見られない事を根拠に結果を否定するのは間違いだ。極端な例え話をすると、致死量が1グラム の即効性劇毒を100グラム飲ませようが200グラム飲ませようが、結果は同じ、すぐに死ぬ。200グラム飲ませたら100グラム飲ませた時の半分の時間で死ぬとも限らない。そもそも、生体反応という非常に複雑で非線形なシステムを研究するのに、線形システムにしか通用しないありふれた統計手法を何の工夫もしないで使うのが間違いだ。更に、腎臓・肝臓に組織病理学的変化が見られないから毒性学的意義に乏しいというのもおかしい。 たった90日間の実験で、腎臓・肝臓に組織的変化が現れるという根拠はどこにもない。では何故この調査会がこの様な素人騙しの結論を出したのか?その答は、この調査会の座長とメンバー1名の活動が示唆している。この調査会の座長は澤田純一。国立医薬品食品衛生研究所、機能生化学部の部長だ。 そして、彼の直下の部下、第一室の室長が手島玲子。
http://www.nihs.go.jp/dbi/shoukai.htm#person
手島玲子は遺伝子組換え食品等専門調査会のメンバーで、上記の報告のまとめにも出てくる。彼女の経歴を見ると、2004年にRegulatory Toxicology and Pharmacology という専門誌に、 モンサント、デュポン、シンジェンタ、ダウケミカル、バイヤーという遺伝子組換え業界を代表する研究者達と共著で論文を発表している。その論文のアブストラクトはこちら。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15041142?dopt=Abstract
こういう論文を共著で発表するには、著者達は勿論、彼らの所属機関の間でお互いに信頼関係があり、意思疎通ができている必要がある。勿論、彼女の直属の上司、澤田純一の指示がなければ、こういう共著論文に参加する事もない。欧米の遺伝子組換え業界の日本の友人達が、日本の遺伝子組換え食品の安全性の権威というわけだ。ふざけている。こんな事で、公正な審査ができるわけがない。国民の税金で雇われて国民の健康を守るべき人達が、国民を裏切ってモンサントらに国民を売っている。この連中の手助けもあってか、日本でも既に数多くの遺伝子組換え作物が承認されている。つい最近もモンサントの遺伝子組換え大豆が承認された。承認済みリストと審査中のリストはこちらから。
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/
勿論、これはアメリカ政府の圧力を受けた厚生労働省の方針を反映している可能性もある。

その2へつづく


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その2

「その1」で触れた悪影響はあくまでも短期的なものだ。遺伝子組換え食品の性質を考えると、ごく普通に考えても 長期的な影響の方が気になる。しかしながら、安全基準には長期的影響を考慮した項目は皆無で、企業は長期的影響を検証するような実験は何一つやっていない。いや、やっているのかもしれないが、少なくとも公表はしていない。過去に、長期的影響を検証したとされる研究がいくつか話題になったが、どういう訳かそのいずれも最終的に論文にはなっていない。例えばこちらを参照。
http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2010/10/04/watch-out-there-are-more-problems-with-genetically-modified-foods-than-youre-allowed-to-know.aspx
ここでは3件ほど取り上げてみる。最初は、2005年にロシアのNational Academy of Scienceの研究者、Irina Ermakova博士が報告した研究結果。彼女によると、モンサント遺伝子組み換え大豆と同じ性質の大豆をネズミに食べさせたところ、2世代目のネズミの 誕生時の体重が減少し、誕生後間もない期間の死亡率が5倍も上がり、更に生殖不能に生まれてきた固体が多くなったという。こちらを参照。
http://www.stopogm.net/sites/stopogm.net/files/ETPARA.pdf
彼女は上司からその実験を止めてデータを廃棄するように命令され、その研究に関するデータやノート等が全て盗まれたり廃棄されたりしてしまったとインタビューで語っている。当然、論文としては報告されていないから、遺伝子組み換え食品推進派からは「嘘つき女によるでっち上げ」と弾圧されている。例えばこちら。
http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2010/10/04/watch-out-there-are-more-problems-with-genetically-modified-foods-than-youre-allowed-to-know.aspx
http://www.gmfreescotland.org.uk/News/08apr_makingthecase.htm
彼女が嘘をついているのか?モンサントらが嘘をついているのか?モンサントの過去の犯罪歴、嘘の上塗りの歴史を見れば、客観的に見て彼女の方が信頼度は高い。次はオーストリア政府からウイーン大学へ委託された研究で、2008年にオーストリア政府から結果が発表された。その内容は、モンサントの遺伝子組み換えトウモロコシを継続して食べたネズミは、3世代目と4世代目で誕生時体重の減少と、生殖能力の減退が見られたというもの。いろいろなサイトで内容を読める。例えばこちら。
http://www.foodnavigator.com/Science-Nutrition/Austrian-ministry-links-GM-corn-to-infertility
勿論、モンサントはすぐさま、「同業の専門家の査読を経た論文になっていない。研究手法に問題がある。」と反論した。そして、どういう訳か、発表 後一年ほど経って、オーストリア政府は、「結果は信憑性を確立できるものではなかった。」として撤回してしまった。政府が大々的に発表しておいて、1年後に撤回するというのはどういうわけか?オーストリアは小さな中立国。アメリカ政府から本気で圧力を掛けられると、ひとたまりもないだろう。また、「同業の 専門家の査読をパスしなければならない」というのは、学会がモンサントら業界の強い影響下にあっては、非常に困難と言える。

その3へつづく
その3

そして三つ目はつい去年、 2010年にまたロシアからの報告だ。Voice of Russiaの報道によると、ロシアのNational Association for Gene Security と Institute of Ecological and Evolutional Problemsの共同プロジェクトとしてAlexei Surov博士らが行った研究で、遺伝子組換え大豆をハムスターに与えて2年間継続して実験を行ったところ、遺伝子組換え大豆を食べ続けた2世代目以降のハムスターに誕生時体重の減少、成長速度の鈍化、体重の低下などが見られ、そして3世代目では生殖機能の喪失や口の中に毛が生えたりする異常が発生した。 英語版の記事はこちら。
http://english.ruvr.ru/2010/04/16/6524765.html
Surov博士は他のメディアにもインタビューを受けている。写真付きでもう少し詳しい記事が載っているのはこちら。
http://www.responsibletechnology.org/blog/18
Surov博士は、これらの異常がどういうメカニズムで発生したのかを詳細に調べていくと言っている。この研究結果は、プレスリリースから10ヶ 月になる今も論文としては発表されていない。全て解明してから論文発表するつもりなのかもしれないが。ただ、Surov博士について英語で調べてみると、 あまり多くの情報が出てこない。多くのロシア人科学者のように、単に国際的活動はあまりしない研究者なのかもしれないが、 もしかするとモンサントやアメリカ政府の圧力を恐れて偽名での報道かもしれない。もしこの研究結果が本当で、きちんと論文やロシア政府報告として発表されると、モンサントはもちろん、デュポンやシンジェンタらは大きな打撃を受けるのは間違いない。アメリカ政府も戦略の練り直しを余儀なくされるだろう。ロシアはいろいろな意味でアメリカの最大のライバルで、アメリカから最も独立した国なので、こういう発表ができるのだと思う。また、ロシアは遺伝子組換え作物の危険性暴露を、対アメリカの外交カードの一枚として見せびらかしている可能性がある。最大のライバルではありながらも、ロシアとアメリカは様々な分野で協力関係にある。ロシアがアメリカ政府から他の面で譲歩を引き出す為に、遺伝子組換え食品の危険性検証を常に誰かにさせておき、有効な取引カードの一枚として保つとしても何ら不思議は無い。勿論、本当に暴露してしまうとそれ以上は使えないし、他国民の健康が損なわれて国力が落ちて行くのはロシアにとってはむしろ好都合なので、このSurov実験も結局はロシア政府によって握りつぶされてしまう可能性があると思う。以上三つの長期実験研究結果に共通するのは、遺伝子組み換え食物が第二世代以降に与える生殖機能への悪影響、誕生時体重の減少などだ。偶然の一致とは思えない。確証は無いが、もしアメリカ政府が抱き込んだアメリカ企業が世界の人口の多くに不妊効果がある食糧を供給し、そして同時に世界の食糧供給を支配することができれば、まさにNSSM200で推奨された対応策の理想形と言える。単なる偶然かもしれないが、1990年代前半から遺伝子組換え食品が急速に普及したアメリカ国内では、1990年から2006年の間に、37週未満で生まれる未熟児の割合が25%も増加している。これは大きな問題として関心を呼んでいる。例えばこちら。
http://www.sciencedaily.com/releases/2009/01/090107155014.htm
そして、当然ながら誕生時の体重も減っている。例えばこちら。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704423204575017471267586344.html
早産や誕生時体重は様々な要因に影響されるので、遺伝子組換え食品の普及に明確に関連づけるのはほぼ不可能だろう。

その4へつづく
その4

上記の、安全性に疑問を投げかける研究結果に加えて、モンサントや他の遺伝子組み換え推進企業のかたくなに長期消費の安全性検証を拒否する姿勢が、 本当は人体に害を及ぼすのだろうと示唆している。なぜならば、単純に企業の損益を考えた戦略として見ても、もし本当に遺伝子組み換え食品が安全ならば、遺伝子組み換え業界の長期安全性検証を拒否する姿勢はあまりに馬鹿げているからだ。もし本当に安全ならば、それを証明するのに要する費用は、たとえ千匹のネズミを使って1年間の徹底した研究を行うにしても、2千万円もあればおつりが来るだろう。そして、もし本当に安全性を証明してみせた場合にヨーロッパ市場と日本市場で推定される莫大な利益増加は、数年単位で見れば1億や2億の金額をはるかに上回るはずだ。モンサントの経営陣にこんな単純な計算ができないわけがない。 したがって、最も自然な解釈は、本当は遺伝子組み換え食品は人体に有害で、それを実証されてしまうと困るから、徹底した安全性検証を断固拒否している、というものだろう。そして、そういう研究結果が公表されるのを、アメリカ政府と一体となって全力で阻止しょうとしている。そして、その為に、安全性に懸念を持ったアメリカ政府(FDA)直属の科学者達が遺伝子組み換え作物の長期安全性を検証すべきだという主張をしているのをあえて無視してきた。これは近年暴露されてアメリカ国内の様々な独立系メディアで取り上げられている。例えばこちら。
http://www.greens.org/s-r/21/21-11.html
http://www.psrast.org/drukeratfda.htm
http://www.thefreelibrary.com/FDA+Documents+Show+It+Ignored+GMO+Safety+Warnings+from+Its+Own...-a071200507
勿論、一般メディアは莫大な広告収入源となっているモンサントらと関連業界に都合の悪い事を率先して報道はしない。日本でもそうだ。マスコミは広告収入の事ばかり考えて、偏った報道が多い。ついでに書くが、遺伝子組換え生物反対運動で活動しているグリーンピースの姿勢にも若干おかしい点がある。年間</ span>80億円近い予算で活動するグリーンピースが、なぜ遺伝子組換え作物の長期安全性検証の実験を委託してやらないのか?たった2000万円程度の出資で結論は出せるだろうに?「基本的に動物実験に反 対する。」という理念が理由なのかもしれないが、何か不自然だと感じる。

その5へつづく
その5

遺伝子組み換え種自由化がもたらす第二の危険は、組み換え遺伝子をパテントされて、それを盾に日本の自立した安全な食糧生産能力を奪われてしまう可能性だ。これは、既にアメリカ、カナダ、アジアでモンサントが実行してきた悪質な農家迫害手法に見られる。その手法とはこうだ。モンサントは、モンサントがパテントを持っている種が使われている農場のすぐ近くの農場に作物が結実した頃入り込み、勝手にサンプルを採取してモンサントのパテント種の遺伝子を見つけ、それをネタにして農家をパテント侵害訴訟で脅迫してモンサントの種を購入する契約をさせるか、廃業に追い込んでしまう。アメリカでも一般農家は裕福ではないから、アメリカでの本格的訴訟に必要な弁護士費用等は簡単に捻出できない。厄介な事に、農家は遺伝子組換え作物を望まないでも、近隣農場に遺伝子組換え作物が植えてあると、花粉の飛散や虫による花粉の運搬で遺伝子組換え種の遺伝子に「汚染」されてしまう。そして、裁判に持ち込まれると、やはりパテントの侵害とみなされて、不利になってしまうというわけだ。こうした例は分かっているだけでもアメリカで約150件(英語版Wiki)、カナダで550件 (モンサントと訴訟で闘ったPercy Schmeiserさんの手記)報告されている。殆どの場合、農家は重い裁判費用の負担を避けるためにモンサントの遺伝子組換え種の購入契約を受け入れてしまう。高額な裁判費用の為、裁判所で実際に争ったケースは少ない。例えば、カナダのSchmeiserさんが最初の6年間で費やした裁判費用は、弁護士費用が比較的少ないカナダでさえ約3500万円。つまり年間約600万円が裁判費用で消えた勘定になり、何度か負けた後2008年に最終的に法廷外での合意で勝ったから良かったものの、裁判継続中は非常に大きな負担だったのは間違いない。彼の件は様々なサイトで報告されている。例えばこちら。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/monsanto%27shollowvictor.htm
http://www.peaceseed.org/kamibayashi/schmeiser_200307.htm
http://www.nurs.or.jp/~suiden/Topics/20080319.htm
http://www.percyschmeiser.com/
他にも似た様な例がいくつかある。例えばこちら。
http://www.davidicke.jp/blog/nl0042/
http://www.nelsonfarm.net/issue.htm
http://blog.livedoor.jp/sae1950/archives/51489113.html
http://www.twnside.org.sg/title2/service155.htm
英語版Wikiでもいくつか挙げられている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Monsanto
因みに、法廷では証拠として採用されていないが、ネットでは、見かけない小型飛行機がモンサントの種を使っていない農場の上を飛びながら何かを撒いていたという報告もされている。単なるデマかもしれないが、平気で犯罪をする会社だから、農家を陥れる為に意図的に遺伝子組換え種を上空からばら撒く程度の事はやっても不思議はない。 おまけに、遺伝子組換え作物を使うと、農薬使用量が減るどころか、実際は農薬の使用量を増やす必要が出てくるようだ。こちらを参照。
http://www.i-sis.org.uk/GMcropsIncreasedHerbicide.php

その6へつづく
その6

しかし、若干の障害には会いながらも、モンサントは手段を選ばず着実に世界中に自社がパテントを持つ遺伝子組換え作物を広めている。こちらでその状況を垣間見る事ができる。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_kentou/pdf/tokubetu0701.pdf
贈賄を含む様々な悪どい手を使っているが、遺伝子組換え作物を前面禁止していたブラジルでのやり方は悪質極まりない。簡単に書くと、遺伝子組換え種を密輸して、政治力を持つ規模の農場を「汚染」させ、なし崩し的に合法化させてしまった。その詳細は多くのサイトで報告されている。例えばこちら。< span lang="EN-US">
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/01/post_722.html
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/2961284.stm
http://www.nytimes.com/2003/06/13/business/monsanto-pursues-seed-pirates.html
http://www.gmwatch.org/index.php?optionfiltered=com_content&view=article&id=12237:monsanto-restricts-access-to-non-gm-seeds
日本もうかうかしているとアッと言う間に遺伝子組換え種の遺伝子で汚染されてしまうだろう。実際、上記の厚労省へのリンク先で見られる様に、既に 日本国内での栽培が承認されたモンサントらの遺伝子組換え植物は多い。そして、審査中のもかなりある。日本における遺伝子組換え食品等の安全審査の権威が、澤田純一、手島玲子といったモンサントらの友人達の影響下にあっては、新規申請中の遺伝子組換え作物が意味のある安全性検査をされずにどんどん承認されていくのは間違いないだろう。たちが悪い事に、遺伝子組換え作物の遺伝子は、人間の手を借りずとも、風や虫による花粉の飛散や運搬でどんどん自然界に広がっていき、汚染拡大を封じ込めるのはほぼ不可能に近い作業となる。そして、遺伝子が知的財産として認められると、日本の農家も北米の農家のようにモンサントの脅迫の被害者になってしまうのは目に見えている。モンサントの事実上の子会社、パイナップルやバナナで有名なドールは、この遺伝子組換え作物を利用した日本農産物市場の制覇への準備としてか、日本国内の農地をどんどん押さえている。例えばこちら。
http://www.seitoku.ac.jp/~kaoru/o2.html
http://www.greenjapan.co.jp/pronewsagribz.htm
モンサントは日本がTPPに参加しようがしまいが、既に着々と計画を進めている。日本がTPPに参加すれば、計画の遂行が一気に加速するのは間違いないだろう。

アメリカ国内での様に、遺伝子組換え作物の遺伝子が知的財産として認められると、しかも、TPPで弁護士サービスの自由化までされてしまうと、日本国内での日本人による自主的で独立した安全な食糧生産能力は壊滅的な打撃を受けるだろう。結果として、これまで以上にアメリカに依存した国になってしまい、日本国民はほんの一握りのアメリカのエリート達の奴隷となってしまう。(残念ながら現在でもその傾向はあるが・・・)ふざけた事に、 こういうモンサントらの動きに住友化学が協力しようとしているふしが見られる。住友化学は2010年にモンサントと長期提携契約を結び、住友化学の社長であり経団連会長でもある米倉弘昌は、声高くTPP参加を推進している。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101108/bsg1011080857001-n1.htm
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20101020_3.pdf
米倉は経団連を仕切っているので、当然ながら政財界はもちろん、マスコミの論調にも強い影響力を持っている。とんでもない売国民奴だ。遺伝子組換え食品が蔓延すると、おそらく日本人の健康は侵され、生殖機能の低下から更に人口は減り、脆弱で吹けば飛ぶような国になってしまう。そうして弱ったところへ中国が侵略してきたら、ひとたまりもない。 まあ、 TPP参加で日本が完全にアメリカの奴隷になってしまえば、中国も簡単には手を出せないかもしれないが。もう一つ付け足すと、何も考えないでTPP参加をあおっている愚かな日本のマスコミも、アメリカの巨大メディアグループの餌食になってしまう可能性が高い。

その7へつづく
その7

以上で手短なTPPの危険な背景の紹介を終わるが、ここに書いた事はほんの一部でしかない。あとは、おのおので調べて、一体裏でどういう意図が働いていて、不用意なTPP参加の結果がどんなものになるのかを考えてみて欲しい。最低でも、遺伝子組換え生物の遺伝子は知的財産として認めないという条項をTPPに明記し、遺伝子組換え食物は、独立した第三者が徹底した安全性検証をした後でのみ販売、栽培が許可されるべしという条項を定める必要がある。郵貯300兆円はギャンブルに使われても、もしかしたら戻ってくるかもしれないが、危険な遺伝子が国内の農作物を汚染してしまうと、取り返しがつかない事態になる。TPP推進派は、その辺の事情をよく認識しておく必要がある。

最後に、マスコミ上でもネット上でもモンサントやモンサントの協力者達が世論の操縦を狙って、様々な情報操作活動を行っている可能性が高い。「TPPと食品の安全を関連づけるのは間違っている」とか言う連中は特に怪しい。澤田純一や手島玲子の例からもわかる様に、モンサントやモンサントらへの協力者達は自らを「食の安全の専門家」として巧みに演出し、まことしやかな議論を書き込んで世論操作をもくろんでいるふしがある。当然、その逆に、国内の健全な食糧生産と流通を妨げている全農も、あの手この手でTPP反対の世論操作を試みるだろう。私に言わせればどちらも悪だが、モンサントらの悪は日本の国家としての存続を脅かすほどの悪であるのに対して、全農の悪は日本社会に若干の無駄を生じさせる程度の悪で、全農も潰したいのはやまやまだが、とりあえず今回は全農と共闘する選択を取るべきだと考えている。もちろん、この文書の内容も鵜呑みにするのではなく、これをきっかけとして、自らが積極的に情報収集して、客観的な状況判断の材料の足しにしてもらえれば幸いだ。そして、不用意なTPP参加は危険だと判断したら、それを知人、政治家や自治体の議会に知らしめて欲しい。私もここに書いた内容の文書を、自らの手で近隣の関連団体や政治家へ届ける。 この書き込みはあくまでもきっかけとしての情報発信が目的なので、この書き込みに対する質問や批判等に対して応答はしない事を了解して頂きたい。モンサントらへの協力者達があれこれとまことしやかな議論で批判をするかもしれないが、あえてそれらも無視するので、この先は各自が客観的に情報収集して独自の判断をされる事を希望する。

日本人は、食糧は国家・社会の存亡を左右する戦略物資であるという事を思い出すべきだ。国家・社会の安全保障の根幹である食糧生産を、「農業」などという軽い言葉で呼ぶべきではない。世界人口が増加し続け、更に近未来に地球規模で気候が変化する可能性を考えたとき、「金さえ払えば食糧は手に入る」という考えがいかに愚かかを知るべきだ。
「遺伝子組み換え」(ちなみに「組み換え」はメディアや反対論者の用語で、プロは「組換え」と表記する)反対論でいつも出て来るのがモンサント陰謀論ですが、本当のところは狂信的な反対論者が五月蠅いから公権力が遺伝子組換えに厳しい規制を課している、だからモンサントのような体力のある巨大企業しか手を出しづらくなっている、皮肉なことに、反「遺伝子組み換え」キチガイが結果的に「モンサントの独占」にますます加担しているわけですよ。
トピ主の発作的な行動が危険です・・正論ならもっと端的に分かりやすくまとまるはずです、どんな食の安全に反する食品や薬品を摂取しているのでしょう?

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