Cinema Fan集まろう♪コミュのレビュー（46）：『ザ・ファイター』

昨日公開の本作品、またまた実話ベースの作品で、しかもアカデミー賞助演男優賞＆助演女優賞のＷ受賞、その他５部門でもノミネートした作品ということで、感動すること間違いなし！！

公式サイト：公式サイト：http://thefighter.gaga.ne.jp/

監督：デヴィッド・O・ラッセル
出演：マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ　他

～どん底から頂点へ――。
“夢”と嘲笑われた世界チャンピオンを目指して、全力で闘った兄弟の、奇跡の実話。～

実在する伝説のプロボクサーと異父兄の家族愛、さらにはリングでの熱き戦いを描く感動作。

ゴールデン・グローブ賞をはじめ、2010年度の各映画賞を席巻。
監督は『スリー・キングス』のデヴィッド・O・ラッセル。
主人公を『ディパーテッド』のマーク・ウォールバーグ、その兄を『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルが演じる。

激しいボクシングシーンを見せるマークと、外見をがらりと変えて薬物中毒の元ボクサーにふんするクリスチャンの熱演が見どころ。

まず率直な感想としては...

本作品でモチーフとなった実在のボクサー、ミッキー・ウォード(弟)とディッキー・エクランド(兄)の兄弟のことは今まで全く知らなかったが、兄弟愛や家族愛や男女間の愛、その他色々な愛情をテーマとして、単なるボクシング映画では終わらず、それぞれの俳優たちがそれぞれの個性・持ち味を出し切り、決して超大作と言えるレベルではないが、クライマックスに近づくにつれてじわじわと感動してくるものがあったし、またエンディングもすっきりしていたためか、とても良い作品だったと思う。

あと、毎回思うが、クリスチャン・ベイルという俳優の役作りには毎回驚かされる。
20～30kgの減量だけでなく、髪を抜き、歯並びを変えるまでの・・・そこまでしての役作りって・・・・本当に驚嘆する。

主人公ミッキーの恋人シャーリーン役のエイミー・アダムスは、『魔法にかけられて』(07年)ではゴールデン・グローブ賞最優秀主演女優賞なども獲っているが、今回は今までの役柄・キャラにはない、芯の強いタフな女性を演じており、本作でイメージが変わったと同時に、ファンになってしまいました♪
今後が楽しみな女優の一人だ。

オススメ度：★★★★☆