Cinema Fan集まろう♪コミュのレビュー（40）：『アリス・イン・ワンダーランド』

とうとう40作品目のレビューとなりました！！

公式サイト：http://www.disney.co.jp/movies/alice/

監督：ティム・バートン
原作：ルイス・キャロル
出演：ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム＝カーター、アン・ハサウェイ他

～世界はもう、マトモではいられない・・・・。～

児童小説家ルイス・キャロルが1865年に発表した「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を、ティム・バートン監督がイマジネーションあふれる世界観で描くファンタジー。

アリスを演じるのはオーストリア出身の新進女優ミア・ワシコウスカ。
ストーリーの鍵を握る重要なキャラクターである帽子屋を、バートン監督と7度目のコンビとなるジョニー・デップ。
そのほかにヘレナ・ボナム＝カーターやアン・ハサウェイら豪華キャストの出演も話題となっている。

まず率直な感想としては...

ティム・バートン＆ジョニー・デップのコンビでこの題材となれば、もう予想通りの“ファンタジーさ”満載の作品だったが、前半30分くらいは本来ストーリー的には重要な導入部分なのに、頭が映像に追いつかなかった（訳がわからなかった）せいか、逆に退屈な感じがしてしまったのは否めない。
でも、あくまで原作とは一味違った、ティム・バートン流のアリスということで、独創性に富み、よくこんなのを実写化できるなぁ！とつくづく感服する。

雑談コーナー...

■ワンダーランドかアンダーランドか？

作品タイトルはワンダーランドだが、本当の名は“アンダーランド”だそうで、アリスが子供の頃に訪れたときは聞き間違いをしていたのが、本作で19歳のアリスは最初はかつてその場所を訪れたことすら忘れていたのが次第に本当の名を知ることになり・・・それと同時に、アンダーランドとは夢の中の世界ではなく現実と地続きの世界であり、だからこそ目の前で起こっている苦難に立ち向かわねば生きていけないことを知るという・・・。

オススメ度：★★★☆☆