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六本木ナイト倶楽部コミュの「ラブリーボーン」「Dr.パルナサスの鏡」

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ファンタジー2連発

■Dr.パルナサスの鏡

ファンタジー映画の巨匠、大好きなテリー・ギリアムが監督、そして残念ながらヒース・レジャーの遺作となってしまった作品。

テリー・ギリアムの前作【ローズ・イン・タイドランド】は、
「わからん奴は置いていっちゃうんだからね」
的な難解、というか意味不明でしょうもない作品だったので、今作もかなり警戒してました。

だってタイトルといい、ジャケットといい、なんかよくわからない世界観ぽいじゃないですか。

でもいざ映画が始まってみると、意外な程わかりやすいストーリー。
良い意味で肩透かしをくらいました。



自称1000歳のパルナサス博士は昔、永遠の命と引き換えに、16歳になった娘を悪魔に差し出すという取り引きを交わしてしまいます。
その娘の16歳の誕生日まであとわずか。悪魔から娘を救う為、自身の想像の世界に入り込める鏡の中に、記憶を失った青年トニーと突入します。



あらかじめ、DVDケース裏のストーリーぐらいは読んでおいた方がいいかとは思います。
ストーリーの核心に迫る説明が、後半まで出てきませんから。
ただ、結局鏡が何なのかは最後までわかりませんでしたが。

そして映像ですよ。
ストーリーが単純=頭を空っぽにして観られるので、視覚効果も存分に楽しめます。
名作【未来世紀ブラジル】【バロン】のようなハンドメイドなファンタジーと、バリバリCGのぶっ飛び世界観が上手く混ざり合って、変態ギリアムワールドが炸裂してました。
右脳フル回転で観ましょう。

ヒース・レジャーが撮影中に亡くなってしまったので、代役として

ジョニー・デップ
ジュード・ロウ
コリン・ファレル

の3人が、鏡に入る度にトニーの顔が変わってしまうという設定で、順に演じています。
さすがに3人の代役というのは無理がありますが、8割方ヒース・レジャーは登場しているし、これはファンタジー映画。
細かい事は気にしない気にしない。

その代役トリオがカッコいいのは言わずもがな、僕が特に気になったのは、パルナサス博士の娘を演じた

リリー・コール

一目でモデル出身だとわかるスタイルの彼女が、娘役を好演してます。
美人というより、デヴォン青木っぽい未完成ファニーフェイス系ですが、ファンタジー映画にはどんハマり。
今後も注目です。

エンドロール前の、
ヒース・レジャー云々
なメッセージに鳥肌、泣きそうになりました。
改めて良い役者が逝ってしまったんだと実感。



¥1800



■ラブリーボーン

【ロード・オブ・ザ・リング】シリーズのピーター・ジャクソンが監督。


14歳で殺害された少女スージー・サーモンが、現実と天国の間の死後の世界から、残された家族と犯人の生活を見届けるといったストーリー。


結論から言いますが、

つまらん。

てっきり落ち込む家族の前にゴーストの姿で現れて励ましたり、犯人探しをスージーが陰ながらサポート、みたいな展開かと思いきや、まじでずーっと見てるだけ。
スージーの存在を感じる事が出来る、霊感の強い女の子も登場するのに、
(え?それだけ?)
みたいな役回りのみ。

殺人犯がなかなか見つからず、父親と妹が独自に犯人を見つけるんですが、なんで見つけたのかも分かりにくすぎる。

(こいつは犯人かも…)

…

…

…

(パァーっと幻想的な世界になる)

みたいな、映像で誤魔化しときゃいいやろ感が、なんとも映画を空っぽにしてしまってます。

暗い現実と対比した死後の世界が、せっかく幻想的で美しいのに、脚本があまりにも雑すぎて台無しにしてます。

毎度言ってますが、ファンタジーは細かい事は気にしちゃいけないんです。
父親役のマーク・ウォールバーグの髪型が、イケてなさすぎるとかはどうでもいいんですよ。
ただあまりに大雑把でした。

逆に良かった点は、主人公を演じたシアーシャ・ローナンが可愛いかったのと、
犯人を演じたスタンリー・トゥッチがマジで怖かったこと。

あとは父親がスージーを呼ぶ時、末尾に“Q”をつけるんですが、死後の世界にホリーという人物も出てきます。


ホリーとスージーQ


26巻ですか?



¥1000

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