六本木ナイト倶楽部コミュの「ベンジャミン・バトン数奇な人生」「キングダム・オブ・ヘブン」

■キングダム・オブ・ヘブン

いかにもリドリー・スコットって感じの大作。

父親が偉大な騎士と知った鍛冶屋のバリアンは、十字軍に参加。宗教戦争に身を投じる。

劣勢ながら、聖地エルサレムを守るバリアンと、大軍で攻めるサラディン。
バリアンはエルサレムの民と、愛する女王シビラを守る事ができるか。

ってなストーリー。

オーランド・ブルームが演じるバリアンと恋に落ちる、エルサレム女王シビラを演じる

エヴァ・グリーン

エキゾチックすぎやろ。
美人とか、かわいいとかそういうレベルではない、鋭すぎの目力。
好きな女優さんです。

彼女が女王なら、ちょっとコキ使われてみたい(笑)

エルサレム王ボードワン4世を
エドワード・ノートン
が演じていますが、

…皮膚がただれる病気を患っているため、まっったく誰かわかりません(笑)

【ハンニバル】のゲイリー・オールドマン以来の衝撃でした。

いまいちバリアンの何が凄いのかわからないのが残念だったのと、
戦闘シーンでの血しぶきでは笑ってしまいましたが、全体的にはなかなかよく出来た映画でした。

事実とはちょっと違うみたいやけどね。

￥１８００

■ベンジャミン・バトン数奇な人生

上映時間160分。
…長い。

と、思うでしょ？

でもそこは、さすがのデビッド・フィンチャー監督。
彼の映像が、時間を忘れさせてくれます。

老人の体で生まれ、どんどん歳をとるにつれて体は若返っていくベンジャミン。
その一生を描いた映画なので、ベンジャミンを演じる

ブラッド・ピット

が若返っていく過程がかなりおもしろい。

老人期はメイクでどうにかなるけど、今のブラッド・ピットより若い年齢になったらどうやって見せるんやろ。

なんて考えていたら、

…自分で確かめて下さい。
ビックリです。

添え物のヒロインではなく、Ｗ主演といってもいいぐらいにデイジー役を熱演した

ケイト・ブランシェット

もさすが。

40歳の彼女が、20代のデイジーを演じても何ら違和感無し。

人の一生系映画というと、どうしても

【フォレスト・ガンプ】

と比べてしまいますが、
フォレスト～みたいなバラエティー豊かな人生ではないにしろ、
映像と哀愁漂う雰囲気、そして
ブラッド・ピット
によって、なかなか魅力的な映画に仕上がっています。
終わり方も好き。

基本的に暗いので、フォレスト～みたいに、日曜洋画劇場で連発はされないやろうけど。

￥１９００