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ベートーヴェンコミュの『秘密諜報員ベートーヴェン』を読まれた方

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古山和男著『秘密諜報員ベートーヴェン』(新潮新書)2010.5.20発刊
を図書館で借りて読みました。

「不滅の恋人」に宛てたとされる3通の手紙について、誰に宛てたのかという
点でこれまでさまざまに論じられてきましたが、結論には至っていません。

本書は、まったく異なる説を展開しています。
すなわち、恋文の形を装いながら、当時の政治的危機を伝えるための暗号
であったという説です。
マユツバ的な内容かと思いましたが、詳細な検証に基づいていて、なかなか
説得力があります。手紙が書かれた1812年頃の欧州の事情に詳しい方には、
特に面白い展開でしょう。

これを読まれた方、感想をお聞かせください。

コメント(4)

スミマセン。私その本を読んでないけど、著者ならば会った事あります。


確か2000年代始めに日蘭学会で、少人数を前に彼、モーツァルト父子やベートーヴェンと、フリーメイソン等の関係を論じてました。


まあ成る程と思える部分も有りましたが、余りに音楽の内容より陰謀論系に傾き過ぎてるかな、と率直に思いました。


ただ彼、当時、ある音大の講師に成りたて(?)で、やはり特色ある分野から攻めて行かないと音大の理論系講師として生き残るのは難しかったから、余計そっちの方向にのめり込んで行ったのかな、と。


何故、今頃こんな話をするかと言いますと、実は最近、ここの会員数が一人また一人減り続け、6667人にまで成って、あと一人減って6666人に成ったらヤバい数字だなあせあせ(飛び散る汗)と思って居たところ、再び一人増えて6668人に成って一安心したからに他なりません。


何か迷信深い私で恥ずかしいですが…


あ、あとこの著者さん、日蘭学会だからこんな話出来るけど、仮に日墺協会とかだったら出来ないと漏らしてましたよ。


日墺協会はどうだか知りませんが、オーストリアのクラシック好きにはモーツァルトとベートーヴェンは別格で神聖な存在なのは確かです。


あと1812年ならナポレオンがロシア遠征した年ですが、ベートーヴェンがオーストリア、ナポレオンどちら側の諜報員だと彼は言いたいのでしょうかね?


翌1813年には、有名なライプチヒ近郊の会戦で本格的にナポレオンが敗退しますが(御存じのようにロシア遠征失敗の段階では同盟国の兵士が多数死んだだけでフランス軍自体は未だ未だ強いまま残りました)、これにはかのメッテルニヒが事前にナポレオンと会見し、ナポレオンがちらつかせたオーストリアが得する提案に乗らず、欧州全体を見据えてフランス軍のライン川以西への撤退を要求、会談決裂し、オーストリアがプロイセン、ロシア、スウェーデン側に付いて勢力が互角以上に成り、プロイセンとロシアも対ナポレオン戦争を決断したと、ドイツの歴史書に有ります。

ベートーヴェンはこの問題には関わってたのですかね(笑)



フランス革命を支持、しかし皇帝に成ったナポレオンを嫌い、オーストリア皇帝の弟ルードルフ大公とは仲良し、しかし後にメッテルニヒ侯の検閲体制には反発、と複雑な人生でしたが…。


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