BST 32スロットカーワールドコミュの2008開幕戦　レポ　死闘Cメイン！！

今年もＦ1で幕をあけた、BST開幕戦・・・

総勢9名といつもよりはちょっと少数精鋭だが、密度の濃いレース展開が期待される予感・・・

某FIAの要望により予選はノックアウト方式を正式に取り入れ、4レーン4台ずつ熱い予選バトルが展開されていく・・・3パートに分かれたQ1、ここでの脱落者はわずか1名・・・
なんと優勝候補ともくされていたミスターBANDINIことテオ・ファビのフェラーリいきなりQ1脱落・・・しかしチームメイトとなった、今年マルコ・ルッキネリに改名したプリンス！驚速フェラーリＦ2002を駆って開幕戦のポールポジションをゲット！
皮肉にもPPと最後尾をフェラーリが固める展開に・・・

迎えたCメイン
1コース　ブルーノ・サンマルチノ・セナ　スーパーアグリホンダ
2コース　テオ・ファビ　　　　　　　　　フェラーリＦ92A
3コース　リカルド・P　　　　　　　　　 INGルノー・ニッサンRB26DETT
4コース　ぺーター・ソルバーグ　　　　マクラーレン・メルセデス

各車キレイなスタート、と思われたが、グリップ感の無いコースにレースは荒れた展開へ・・・4コースペーターが抜け出しリードを広げていく、最後尾スタートのファビ、V12サウンドを響かせ快調に順位を上げ2番手まで上がってきたところでブルーノと接触・・・フロントウイングを落としマシンの下へ引きずるハメに、そこへ早めのピットで追い上げてきたパトレーゼ・ニッサン難なくかわし、トップペーター追撃モードへ。
ディレクターからオレンジボールの指示がファビへ、痛恨のピットイン
しかし彼の悪夢はコレだけではなかった、ブルーノにも先行をゆるし、またもや最後尾へ下がったファビ、エンジンマッピングを最大方向へ振って、本人もレッドブルパワー全開になったところで、ティーポ046Ｂエンジン・ギアボックスが悲鳴を上げついにストップ・・・かと思われたがなんとか走行・・・しかしそこへトップ追撃中のリカルドと接触！！パトレーゼはフロントウイングを落としただけですんだが、ファビのフェラーリは原型をとどめない姿へ、誰もが彼の身をあんじたが、彼は臆することなく最終ラップへ・・・・

トップはペーター！しかし序盤のバトルで、リアタイヤが限界を超えている。
このままペースを維持できないが後ろからは迫るパトレーゼ！
レースは残り15周、ついにパトレーゼはペーターの背後につける、リアタイヤに不安を抱えるマクラーレン！痛恨のミス。パトレーぜがトップに立つ！
そしてウイングを落としたルノーがそのままトップチェッカー！！
2位ペーター・3位ブルーノ・4位ファビ・・・しかし彼には場内から拍手喝采！
彼の勇気ある走りはティフォッシならずとも世界中のファンを虜にした、何事もなかったかのようにマシンを降り、街へ消えていった・・・