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日本映画俳優全史(男優・女優)コミュの主役を食ってしまった脇役たち

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ある特定のシーンで場をさらっていっちゃう人は
数え上げたらきりがないと思いますが
映画を見終えて「この映画って結局この人のほうが主役だよなあ」なんて思えてしまう作品と人を挙げてみませんか。
例えば黒澤「どん底」は左ト全につきる、とか
川島雄三「しとやかな獣」は伊藤雄之助と山岡久乃が主役でしょ
とか、そういうのです。

コメント(6)

♪タキさん
“主役を食ってしまった脇役たち”、このコミュの根源に迫るテーマ(?)ですよね。そもそも当コミュ主催のMASAさんが、ここを立ち上げるキッカケとなった過去のやり取りが、同じく彼の主催による「加藤武 大好きコミュ」の中にありまして、そこでは主役と脇役の線引きはどう引くのか・・・というような議論がなされていました↓

http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=1&id=773460

で、そうした「主役/脇役論」あるいは「主演/助演論」の話しで、僕とMASAさんがよく引き合いに出す映画がありまして、それは『白い巨塔』(大映)。この映画、もちろん主役にして主演はバリバリに田宮二郎なのですが、なぜかこの作品公開年の各種の男優賞を彼はほとんど受賞していない。同映画では小さな役柄だった滝沢 修が一部の賞にはノミネートされたりしているのに、主演の彼は無視。田宮は、相当このことでガックリきていたそうです。田宮ファンの僕としても同情するのですが、しかし今回のテーマの本題である“主役を食ってしまった脇役たち”と言えば、『白い巨塔』には忘れられない俳優がおりまして、それは財前又一(田宮の義父役)を演じた石山健二郎!「なんぼやー。五郎を教授にするには、金はなんぼ、いりまんねや〜。なんぼやー」という“あの関西弁による狂騒演技”はマジ忘れられません。
昨年話題になったTVドラマ版「白い巨塔」(僕は未見です)では、同じ役を西田敏行がやったそうですが・・・どうだったのでしょうかねー?ある知人から「専属の関西弁トレーナーを付けて、西田はあの役に取り組んでいる」と聞いたので、その意気込みは買うにしても、僕にとっては『白い巨塔』イコール大映版!そして石山健二郎!

あっ、たぶんMASAさんに『白い巨塔』の名脇役は誰かと尋ねたら、きっと加藤 武と答えるものと思われまーす(勝手に想像してスイマセン)。なにしろ、あの映画で財前以外に“最終的にしっかり自分の利益を得た役柄の人物”は小沢栄太郎と加藤 武だけですから。映画では描かれていませんが、財前はけっきょく自分が癌で死んでしまうというストーリー展開ですから、加藤 武の演じた野坂教授だけが実は裏金をがっぽりもらって、後は知らぬ顔で超OK。まさに主役を上回る得なポジションかも?

※もう朝ですので“映画を見終えて「この映画って結局この人のほうが主役だよなあ」なんて思えてしまう”人については、これはまた別のお話しもしたいのですが、そろそろ寝ます。そちらの件は週末にでも書かせてくださいませ。
『白い巨塔』は非常に好きな作品で、田宮二郎ももちろん頑張っていると思うんですけど、みんないいですね。
小川真由美も加藤嘉も東野英治郎も小沢栄太郎も石山健二郎もみんないい。
あんなシャンとして加藤嘉ってそうそう見ないでしょう(実生活では相当に気骨のある御仁だったそうですが)
チョイ役なのに、裁判シーンで場面を全部持っていっちゃう滝沢修ももちろん凄かったし、加藤武のあの狡猾さも素晴らしい。(最近のTV版の野坂教授はあんまり目立たない)

最近のTV版の西田敏行も頑張ってましたよ〜。
カツラ着用っていうのは西田自らのアイデアみたいです。
キダ・タローにインスパイアされたのではないか?などと勘繰ってみたり。。。(^^;)

この映画ってこの人が主役だよなあ、っていう映画。。。
う〜ん・・・・・・
『蒲田行進曲』は風間杜夫が主演ということになってますが、平田満が真の主役だと思いますね。
加藤武コミュ拝見しました。すごいやり取り!面白く読ませていただきました。

私は「白い巨塔」はテレビ版を先に見てしまったので、曽我廼家明蝶さんの印象が強くて石山”ボースン”健二郎さんは、怖っ、と思っていました。明蝶さんと比べて可愛げがなくて。べつに可愛くなくていい役なんですけど(笑)
でも今また映画「白い巨塔」見直したら印象も変わるかもしれません。あまり役者さんの名前と顔も知らない頃に見たので教授会の面々や第一外科の人たちをあまり覚えていないんです。

唐沢版の西田敏行さんはわざとらしい関西弁にオーバーな演技であまり好印象持ってませんでしたが、財前の最期を看取るシーンですっかり私の心を奪っていきました。いま「人情」を演じてこの人の右に出る役者はいないんじゃなかろうかと思いました。放送中の「タイガー&ドラゴン」の落語の師匠役もとても良いです。
映画の話から脱線してごめんなさい。

「どん底」は便宜上、三船敏郎主演としてあるけど、実際は群像劇だと思うんです。藤原釜足さんも三井弘次さんも香川京子さんも山田五十鈴さんも良かったし怖かった。でも全体の流れを見ると、ほとけのような左ト全さんが「希望」とか「優しさ」を持ち込んだことによって全員が不幸になるという展開から考えて、天使の顔をした悪魔というか、物語の核になる人だなあと思ったんです
自己レスです。
>“映画を見終えて「この映画って結局この人の
>ほうが主役だよなあ」なんて思えてしまう”人
いやはや、「そちらの件は週末にでも書かせてくださいませ」などと言っておきながら、それから3週間強経過してますやん。
僕が、それってマサにこの人ですよねーと心に浮かべていたのは、『仁義なき戦い』シリーズの金子信雄!彼が演じた「山守のオヤジ」は脇役なんだけど、でも山守がいるから、山守がなにか姑息で悪辣でインモラルな行動に出るからこそ、この映画はストーリーが動いていく。きっと現代ならば、スピンアウトの形で、東映は山守のエピソードもVシネマで別途製作していたことでしょう。物語は、広島抗争のビフォアストーリーで、山守が戦後の混乱に乗じて組を興すまで。広能が山守に杯をもらうシーンで、エンドマークとなります。タイトルは『仁義なきオヤジ〜山守組のできるまで』でキマリ!
しばらく放置しておりました。すいませーん(^^;)

>タキさん
>>加藤武コミュ拝見しました。すごいやり取り!面白く読ませていただきました。

加藤武コミュでの存英雄さんの一言「はよ、脇役コミュつくりなはれ!」の一言に気おされて出来たコミュなのであります。ここは(^^;)

『どん底』はおっしゃるとおり群像劇ですよね。
俳優のアンサンブルが素晴らしく効果的な作品だったと思います。

>存英雄さん
>>『仁義なき戦い』シリーズの金子信雄!

まさにそうですね。
当初予定されていた三國連太郎では、重み・深みは表現できたとは思いますが、ここまではじけることはなかったでしょう。
また、山守が西村晃だったら、それはそれでまたけっこう面白いものが出来たのではと思います。それでも金子信雄以上にはなりえなかったでしょうね。
金子信雄の山守役に対する売り込みは有名な話ですが、その裏話も含めて、山守=金子信雄だと。
岸部一徳。
どんな映画でもほれぼれとする「インテリ風ダメ男」ぶりで良い味をだしているが、大林宣彦作品の「青春デンデケデケデケ」の教師のマヌケな死にぶりが最高。

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