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シニアDJの辛口トーク!コミュのここで残れば本物!

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さて今回は、かなり賛否ある内容ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。


「ここで残れば本物!」


先日、アイドルのイベントにDJとして出演させてもらいました。

アイドル本人はいないものの、PVを上映しながらひたすらアイドルソングをプレイするって内容です。

結果はお店のキャパの倍以上のお客が入り、大変喜ばれました。

クラブDJやクラバーならこれを見て「ふ〜ん」って程度しか思わないかもしれませんが、下記を見て本当に簡単に流す事が出来ますか?

※1部のお客がオープン前から並んでいた。
※全員同じ趣味なので、喧嘩や揉め事の心配なし。
※アルコールの有り無し関係なく、スロー曲であろうとピークタイム同様のノリ。


おもいっきり「ハウスイベント」と告知しているにも関わらず、「ヒップホップいつかかんの〜?」って言ってくるような「KY客」は一人もいません。

お客の少ない時間に入場しておいて、「ヒマな店だね」なんて思う者も当然いません。

彼らは1人であろうと、そのイベントが終わるまでいるでしょう。

回数をこなしていくうちに、もっと良い部分も発見すると思います。


さてこのアイドルオタクとクラバーの違いは何だと思いますか?


それは「1日中ソレを聴いている」からだと思います。


アイドルオタクは家ではソレのPVを見て、移動中はソレの歌を聴いて、カラオケではソレの歌をうたいます。


しかしクラバーはどうでしょう?

付き合いでカラオケに行っても、その時はJ-POP。

クラブでは洋楽となるのでしょうが、最新チャートについていけるお客はほんの一握りで、ほとんどのお客は知ってる曲にしか反応しません。

言い変えれば「知ってる曲がかからないとおもしろくない」ともいえます。

逆にアイドルオタク達は知らない曲があると「自分はまだまだ未熟だ」と感じているようです。

このハングリー精神がクラバーとの差だと思います。


今回、アイドルソングをプレイして昔の事を思い出しました。

昭和の終わりから平成のアタマまでの80’Sユーロビート。

その次はJANET JACKSONやBOBBY BROWNなどのNEW JACK SWING。

それからは若い世代もご存知のジュリアナテクノ。

その後、現在のジャンル分けクラブになったのです。。

僕は↑のジャンル全て体験してきましたが、中には「NEW JACKはイヤだ!」とか「あんなチャラチャラしたジュリテクなんかクソ食らえだ」と言う者も当然いました。

しかし個人が好きなジャンルを貫き通しても、世間は残酷なもので「ハヤリ重視」でしょ?

ユーロで円陣を組んで楽しく踊ってた者が、ダンス甲子園を見てNEW JACKのダンスをしたがる。

で、ラッパーやらヤンキーやら分からないダボダボB-BOYよりも、ボディコン姿でフワフワ扇子を持ってお立ち台で目立ちたいジュリアナ系に世間は右へならえ!

時代の変化についていけない「頑固DJ」達がどんどん姿を消し、その頑固DJ達にバカにされながらも柔軟に対応してきた者だけが残った時代がありました。

ハウスではDJ EMMA、TOWA TEI、

ヒップホップなら GM YOSHI、M.C.A.T.

レゲエなら浪花男、BOY-KEN、

テクノならYOJI BIOMEHANIKA(ヨージ ビオメハニカ)

彼らはみんな僕と同世代ながらも、現在も活躍しています。

この中に「いまの若い者には負けられねぇ」なんて誰一人思ってないでしょう。

こんなおっさん連中が活躍出来るって事は、いまの若い者がダメだからです。

若い者がシッカリしていれば、見栄えの悪いおっさんなんか出る幕もないし必要とされないでしょ?


ヒップホップのお店でヒップホップをプレイするよりも、箱貸しで自分の好きなようにヒップホップをプレイしたいですよね?

それには「自分のお客」が必要です。

仮にヒップホップのDJがハウスを勉強してハウスDJに頼んでイベントに出してもらい、気の合ったお客をゲットして次は彼らの前でヒップホップをプレイする。

僕らの世代なら当たり前にしてきた事を、いまこんな努力をしている若手DJはいるのでしょうか?


お客を獲得する武器の一つは「柔軟性」なんだと断言出来るのは、DJ歴20年以上の僕の経験談であり結果であります。

最終的には「このDJとならクラブを越えて野球チームでもいいや」と思われるくらいになりたいですね。


今回はこんなトシの僕でも、大変良い経験をさせてもらったと思っています。

僕は今後もジャンルにとらわれず「いちDJとして」来てくれたお客に何かを伝えていきたい。

ノリが悪いのを「お客のせい」にするようでは、DJとしても人間としてもまだまだですからね。

ではまた!

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