この計画は、NEXCO東日本初の試みとして、関越道 花園IC(インターチェンジ)〜本庄児玉IC間にある寄居PA(上り線)に、フランス人小説家サン=テグジュペリの著書である星の王子さまの世界観を再現した癒しの空間を提供するというもの。日本における星の王子さまのライセンス管理をしている「Le Petit Prince(ル・プチ・プランス)」と、星の王子さまのグッズ販売や店舗運営を行う「セラム」との提携によって実現したもの。建築デザインは、箱根にある「星の王子さまミュージアム」も手がけた「グラフィクスアンドデザイニング」が行い、2010年夏ごろのオープンを目指すと言う。
「寄居 星の王子さま PA」のエントランスには、星の王子さまの像やバラ園が。カジュアルレストラン「Le Petit Prince」のメニューはフランス料理学校コルドンブルーで教鞭をとっていたシェフが監修。サービスもホテルオークラ出身者が担当するといい、これまでのSA・PAの常識をくつがえす内容になっている。PA内の建物にもレンガ色のプロヴァンス瓦を用いるほどのこだわりようだ。日本にもファンの多い「星の王子さま」なだけに、多くの利用客が見込まれる。