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国際政治学コミュの安倍首相と東京裁判

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安倍首相が誕生してから政局も落ち着きを取り戻したように見えます。

今日の国会答弁の中で、東京裁判について意義はないという意見を表明したものの、A級戦犯については言及することを避けました。小泉前首相はこれに対してははっきりと名言していたのと比べると何ともすっきりとしない答弁となっています。

首相が代わるたびに国としてのスタンスがぶれてしまうのは問題があると思われます。

この問題について皆さんはどのように思われますでしょうか。ここではあくまでも国際政治の観点からの意見を交換できればと思います。





下記にこれに関する記事を掲載しておきます。

◎A級戦犯責任、明言せずと安倍首相=「東京裁判には異議ない」−衆院代表質問 (時事通信社 - 10月02日 17:10)

 安倍晋三首相は2日午後の衆院代表質問で、A級戦犯の戦争責任について「政府として具体的に断定することは適当ではない」として、具体的な言及を避けた。小泉純一郎前首相は「A級戦犯は戦争犯罪人」との認識を示していたが、安倍首相は自民党総裁選でも「歴史家の判断に委ねるべきだ」などと発言していた。民主党の鳩山由紀夫幹事長の質問に対する答弁。

 首相は、A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)については「わが国はサンフランシスコ講和条約により裁判を受諾しており、国と国の関係においてこの裁判に異議を述べる立場にない」と指摘した。(了)

コメント(11)

SF講和条約で、日本は、極東軍事裁判の判決は受け入れています。
そして確かSF講和条約の条項の一つに講和締結後には、戦犯の赦免や出獄の権利は日本政府議会の過半数の決定でできる旨が記載されているはずですよね?

事前に連合国側の了解もとって、1952年の国会決議で東京裁判で判決を受けた戦犯たちの赦免も行われ、戦犯として裁かれた旧軍人たちの恩給も復活しています。

したがって、日本の国内法的には犯罪者ではないと国民の総意が取れているともいえますよね?

対外的には犯罪者ということになり、国内的には犯罪者として一度は裁かれたが、国会決議で赦免された。

だからといって国際的に声を大にして彼らは無実だ!
とは口が裂けてもいえない・・・
そこは法律が一筋縄ではいかない部分だと思います。

今回の安部発言は、個人的には中共・韓国との首脳会談に臨む前に周囲を刺激しない、法的解釈をそのまま踏襲した無難な発言だと思いす。

まぁ政治家なので、そのへんのグレーなところは理念を示して欲しいところですが、戦後認識を白黒はっきりさせることだけが現在の政権の目的でもないので、民主党の揚げ足を取る答弁に無難に対応したことは、平均点をつけられるふつーの答弁だと思います。
安倍さんの 沈黙 も一つの手 と思います


ただ、東京裁判まで行って判決を受諾しておいて
いまだに第二次世界大戦についてウダウダ言ってくる、言う(国内外どちらも)輩には

わたしはほんとにうんざりです
こじさん
↑中韓のことですか?

確か、中国、韓国は講和条約に著名どころか招聘すらされてません。なぜなら、日本が連合国側に宣戦布告する前から、日本は韓国を併合、中国は日本が合法的に有した交戦権で既に交戦済みでSF講和条約が基準とする12月8日以前の戦争だからです。

しかし、条約の一部の占領地域での資産譲渡等の利益は中国、朝鮮にも認められています。が、極東軍事裁判の判決に関する発言権は与えられていませんから、このあたりがシコリになって現在に至ってるとの考え方もあると思います。

要は中国も韓国も日本との講和条約はSF条約とは別途、2カ国間で締結して戦後処理をしているにも関わらず、あーだこーだ言ってきてるのは外交的ゆさぶりに過ぎないのに、声を大にしてきっぱりと反論しなかったボンボン外務省のチョンボということ以外に責任押し付けどころはありません。

勿論日本が仕掛けた戦争に対する反省の表明は、適切なタイミングで適切な表現で政治家がする必要はあると思いますが。

ちょっと毒舌過ぎましたか?すいません・・・
韓国はその時はまだまだ騒乱の真っ最中でしたし、中華人民共和国はまだ正式な中国ではありませんでしたからね。

外務省は確かに弱腰すぎますね。
確か中国に関しては、台湾を呼ぶかメインランドチャイナの政権を呼ぶかでイギリス、アメリカと意見が分かれて、日本の判断で2カ国間で講和条約を結ぶようにと通知されましたね。

外務省関係者がいれば是非反論を聞きたいところですね。

いるわけないか・・・
追加記事です。

前政権の影響で、外交がにっちもさっちも行かなくなってきてしまったことによる対策でしょうか。



◎<衆院予算委>開戦決断めぐり指導者の責任認める 安倍首相(毎日新聞 - 10月05日 21:31)

 安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会の基本的質疑で、先の大戦の開戦決断をめぐり、祖父の岸信介元首相も含めた指導者の責任を認めた。また、戦争・植民地支配を謝罪した村山富市首相談話(95年)と従軍慰安婦問題でのおわびと反省を表明した河野洋平官房長官談話(93年)について「私を含めて政府として受け継いでいる」などと述べ、首相個人としても継承する見解を明確にした。民主党の菅直人代表代行の質問に答えた。

 首相は、岸元首相が東条内閣の商工相時代(41年)に日米開戦詔書に署名したことについて「開戦で多くの日本人は命を失い、家族を失った。アジアの人たちに大きなつめ跡を残した。指導者は、私の祖父も含め、責任があったと思う」と指摘。「政治は結果責任だから、祖父の判断は間違っていた」と述べ、岸氏ら戦争指導者の責任を認めた。その上で「責任の取り方はいろいろあった。だからこそ、命をかけて日米安保条約改定に取り組んだのだろう」とも述べた。

 首相は2日の代表質問で、A級戦犯の戦争責任について「具体的に断定することは適当でない」と答弁していた。岸氏は戦前、満州国の経営に関与し、開戦時には商工相。戦後はA級戦犯の容疑者となった。

 また、さきの大戦について「村山談話」にある「国策を誤り」の表現を菅氏が指摘し「個人としても(そう)考えているか」とただしたのに対しても首相は「侵略、植民地支配された方々には談話で示した通りだ」と答弁。「河野談話」とともに「私の内閣で変更するものではない」と述べ、両談話を維持する考えを明確にした。8、9日に日中、日韓両首脳会談が控えていることもあり、外交的配慮を優先したとみられる。【中澤雄大】
国際政治に国家のリーダーの人としての大きさ、器(論語では入れるのに限るがあるのでトップの資質を論じるのに適当な表現でないかも知らないが)の大きさはどの程度影響するのだろうか?国家間の問題も結局困ったほうが頭を下げることになる。先を見越しての策略を練るなどということ常に困難に直面すれば逃げてしまうというのが昔から続いてきた日本の外交。こんなことは白村江の戦以前からの体質。
今回も安倍首相が自分の考えを推し進めていくと国際政治でなく来年の参院戦にどう影響するかという国際的に見たら小さな問題(?)から行動するだろう。結局解釈の問題でないと思うがどうでしょうか?
安部さんのライフワークの自衛権解禁実現のための布石でしょうかね?

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靖国神社例大祭終了、安倍首相は参拝せず
(読売新聞 - 10月20日 20:42)
 靖国神社の秋の例大祭が20日終了し、安倍首相は例大祭中の参拝を見送った。

 首相は就任前、靖国参拝について「大切なのは何年も連続して参拝することだ」などと主張。特に春秋の例大祭に参拝すべきだとの考えを示していたが、中国、韓国両国への配慮から参拝を避けたと見られる。
 実は、自分中国に留学してるものですから、日中関系には多少興味がありまして、それで中国側が製作した「東京裁判」なる映画を見ました。歴史の歪曲があるのではと思ってみたのですが、思ったほどひどいものでもなく、中国の観客を意識したところこそあれ、日本人としても受け入れられる範囲(あくまで客監視をした場合、語弊がある表現で申し訳ない)だと思いました。中国の役者の日本語は下手であるのは大目に見て、中国が日本との合作でなしに、こういう映画を作ることにはどんな戦略的意義があるのでしょう?

 今回作成された映画は中国側の立場をまさに主張するものでした。映画の根幹にある思想を簡潔にまとめるとこんな感じです。

⇒日本って国は悪いことをした、だが日本人がみんな悪いかって言うとそうでもない。やつらにはやつらの矛盾がある、だが正義はわれらが中国とそれを支持するアメリカだ。米中が正義、米が中と提携して、日本が中国で行った悪事を裁く。

東京裁判があたかもアメリカと中国が協力してやっているような感がありました。

 自分なりに、今回の映画にはこんな意図があるのではないかと思いました。即ち、戦犯と日本国民を分ける「二分論」を全面的に出し、日本国内の東京裁判自体の是非についての世論を二分し、且つその上で大国である中国もまた東京裁判を支持すると国際社会に訴える。これによって、日本国内での東京裁判を甘受しがたいとする人々の口を伏せる。そうすれば、日本の靖国問題における立場は弱くなり、中国の主張がよくすれば世界の世論となる。

 この映画自体は微々たるものですが、中国のプロパガンダこれだけではないでしょうから、中国にいる自分としては、こんな中国の戦略構想が垣間見えるような気がします。
国際法的には戦勝国とはみとめられていない中共政権があたかも戦勝国の一員と国民に認識させる目的?
国民に対する国威掲揚が目的でしょうね。

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