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霊界:死後の生コミュの転生 <アンビリーバボーより

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2006/10/12夜 放送
 視なかった人の為にビデオから文字にします。 徐々に訂正追加します。 なお、放送局の了解を受けた正式なものではなく、厳密でもない個人的な編集です。 内容に関してどこにも責任が存在するものでないことをお断り申し上げます。 
────────────────────────────

***前世スペシャル*** 

テロップ 「痛ましい前世の運命」

N(ナレーター):催眠状態でとある女性が語った痛ましい前世の運命。調査の結果、衝撃の事実が発覚する。

 中部地方で現役の中学校教頭を務める稲垣勝巳さん。 稲垣先生は、教育催眠を中心に催眠療法にずっと取り組んできた。 教育催眠とは、乗り物酔い、偏食、集中力不足等の改善のために行うメンタル・トレーニングで、催眠状態でトラブル克服の為に行うことを主眼としている。

 一方稲垣先生は大人に対しては退行催眠を用いることもある。 退行催眠とは過去の記憶にさかのぼってストレスの原因に迫る方法で、その結果本人も知り得ない記憶が出てくることがある。

 しかし稲垣先生はそれが前世の記憶であるという記憶を疑わしく思っていた。
  
I(稲垣): 「あるイメージが前世の記憶であるという衣装をまとって現われる作り話だろうなって最初は思いましたね。 

N:そんな稲垣先生に衝撃を与えるケースが発生。 被験者はある生徒の母親だった。 


I:私が前世療法をやるということを聞いて、校長先生を通して依頼があったということです。

R:(主婦理沙さん:仮名):「出来ることならネ。 どっかの国のお姫様だったらいいなとか、それぐらいのあのうホントに好奇心のほうが強かったです。

N:退行催眠に入った理沙さんは、その場を異様な雰囲気に変えた。

R:なんで現世の私が知らないことを、私が話せるのかすごい不思議なことでしたけど、

N:理沙さんの退行催眠の現場には、先生の同僚や、知り合いの医師が立ち会っていた。 許可を得て軽い気持で立ち会った彼等は、現場の異様さに釘付けになった。

酒向 猛医師(病院外科部長) 「文献とか読んだことはありましたけど、実際にその現場に立ち会って退行催眠の現場を見たことがなかったんですね。 でそういうことをやられるってことで、興味を持って行きました。 迫真感と申しますかね、本当に前世のことについて語っているという。

小野口裕子さん(稲垣先生の元同僚) 「とても、すごく胸に訴えるものがありました。 本当にもう胸が一杯になる場面も御座いましたね。

N:どんな記憶を語ったのか。 先ずは、ビデオに記録されたその映像をご覧戴こう。 なお、催眠中の理沙さんの顔にボカシは入っていないが、これは普段の表情とは明らかに異なっているとの判断から、本人が許可してくれた為である。

催眠への感受性がとても強かった理沙さんは、すぐ深い催眠に入った。

テロップ: 2006年7月

I:もうこれであなたはね、時間も空間も関係のない次元に入りました。もしあなたに今の人生の他の人生があったらそこへ自由にどこへでも自由に行くことが出来ます。 1・・ 2・・ 3・・ {肩を叩く}

I:さあ今あなたはどこで何をしてますか?

R:桑畑
I:桑畑ですか? 桑畑で何をしてますか?
R:桑の葉を摘んでます。
I:あなたのお名前は?
R:タエ
I:タエさん。 あなたの親とか兄弟は?
T(タエ)←R(理沙):  動作> 首を横に振る
I:いませんか。 今あなたは何歳ですか?
T:13(歳)
I:13(歳)ですか。 あなたは今13(歳)で、年号は何年になりますか?
T:アンエイ・・アンエイ9年。
I:アンエイ9年ですか?
T: シブカワ村。
I:シブカワ村。 シブカワ村というのはどの辺りですか?
T:ジョウシュウ コウズケの国

N:コウズケの国(上野国:現在の群馬県)の孤児だったというタエ。彼女の運命はこの後急展開をする。

I:3年先へ行きましょうね。 で3年経つと何年になりますかね。
T:テンメイ3年
I:テンメイ3年になった。 テンメイ3年にどんなことがありました?
T:・・・あさまの山が・・お山が・・
I:ウン、浅間が?
T:だいぶ前から、熱くなって
I:ウン、熱くなって。 
T:火が出るようになって
I:じゃあ、灰みたいなものは降ってますか?
I:その影響で何か・・農作物に影響が出てますか?
T:白い灰が毎日積もる。

N:テンメイ3年にアサマという山が噴火したというタエ。この後異様なことを口走る。

T:ネンメイ3年7月七夕様
I:七夕? ウン。 その時に?
T:竜神様と雷神様が・・・アマツガ、アガツマ川を・・
I:アガツマ川?
T:下るので
I:それお告げですか、誰かの?
T:水が止まって
I:ウン
T:危ないので・・私が・
I:ウン
T:お供えになります。
I:でも生命を失いますよ。 それでもいい?
T:村・・村の・・みんなのために・・うれしい。
I:嬉しい。 ・・あなたの村ですね? 
シブタニ村ですか、シブカワ村?

T:シブカワ村 カミノゴウ
I:ふん。 その村で他にも犠牲になった人はいますか? 人々のために。
T:・・・。
I:あなたが第1号? 他にもいますか?
T:いません。
I:いませんか。 川の名前がアガツマ川?
T:アガツマ川

N:火山の噴火と止まった川の水。 竜神と雷神の怒りを鎮めるためタエは橋に縛られいわゆる人柱になったという。

テロップ 人柱:神々の心を和らげるために犠牲として人を生き埋めにする

I:自ら望んで皆のために人柱になったんですね?
T:嬉しい。 
I:うれしい。
T:御馳走
I:御馳走してくれた? 
T:花嫁衣裳
I:花嫁衣裳で。 あなた今何歳?
T:16(歳)
I:16(歳)ですか。 あなたのいる川の水はどんどん増えています?
T:はい。 増えてます。 (悶えている様子)

会場 イヤッ!

I:上流で何か起きたんでしょうかね? それも分らない?
T:苦しい!

会場 怖い、怖い! 怖い!

I:どんどん増えてますか?
T:苦しい! 

N:津波のように、一気に増えた川の水に、タエは飲み込まれた。タエの生命はこうして尽きた。

───

催眠から覚めた理沙さんは恐怖ととまどいを感じながらも「タエとしての前世は皆のためになろうとしていたので満足だ」と述べた。 一方稲垣先生は証言の具体性に驚いた。 

I:余りにもリアルなのでひょっとしたらそれを本当かも知れないなと。検証する値打ちがあるかも知れないと思った。

N:そう思った稲垣先生は先ず年号に注目した。

再画面 I:年号は何年になりますか?

   R:アンエイ9年。
    I:3年経つと何年になりますかね。
    R:テンメイ3年

I:私はアンエイという年号を知らなかったので、元号を調べたんですね。そうしましたら本当に安永(あんえい)があったと。
画面 ・・1772安永1,1773安永2,・・1780安永9,1781天明1,1782天明2,1783天明3
画面+N:安永9年の3年後は実際に天明3年である説明

再画面 I:テンメイ3年になるとどんなことがありました?
    R:・・・あさまの山が・・……

N:コウズケは今の群馬県であることから考えて、浅間山である可能性が高い。 天明年間の浅間山の噴火記録を確認すると、
X:───天明3年の4月初めのあたり浅間山は小規模噴火その後大爆発
N:そもそも江戸時代の農村の娘が元号を知っていたことに無理は無いのか?
X:基本的に江戸時代の人はほとんどの人が元号を知っていたと考えていいと思います。 お寺の坊さん、神社の宮司さんとか知識人が教える。

N:ならばシブカワ村カミノゴウは存在したのか? そこにアガツマ川は流れていたのか? タエが人柱になった理由。

再画面 T:竜神様と雷神様がアガツマ川を下る。 水が止まって、危ないので・・
N:これは何を意味するのか、この後さらに驚くべき事実が判明する。 稲垣先生は検証を開始。

I:上州は群馬県である見当はつきましたので、とり合えずシブカワ市を検索したんですね。
N:すると、渋川市が存在したのだ。 しかもそこはかつて渋川邑(村)と呼ばれていたのである。我々は現地に向かった。群馬県のほぼ中央に位置する渋川市。ここでさらなる事実が明らかになる。市内で我々は発見したのだ。渋川市上郷(かみごう)実はこの付近は江戸時代渋川邑上郷と呼ばれていたのだ。さらに、渋川を流れる川。 そう、この川こそが吾妻(あがつま)川。 渋川にはタエが人柱になったという川も存在していたのである。江戸時代我妻(あがつま)側の漢字の表記は異なっていたが、理沙さんの前世タエの話が又しても一致した。稲垣先生は現実が一致すればする程、理沙さんに確認ぜずにはいられなかった。

I:「もう絶対怒らないから、もし自分が事前に調べたようなことで、話を作っていたのだとしたら、遠慮なく言って欲しいと問い詰めた。
N:それに対して理沙さんは、
R:主人も私も中部の同郷の方で、親戚もこちらの方ですし、そのことをわざわざ調べに行くという手間も暇もないし、本当に必要性がない。

N:理沙さんは関東の方に旅行したこともない。インターネットで情報を集めることも出来なかった。だが、我々スタッフには腑に落ちない点があった。タエが人柱になったのは浅間山が関係しているようだったが、実は渋川は浅間山から50km近く離れていたのだ。タエの住んでいた渋川に影響を及ぼしたのか? 

N:その謎を解くため我々はある人物を訪ねた。渋川市教育委員会文化財教育委員会保護課の小林さん。稲垣先生の調査に協力した人物である。
K:最初にお伺いした時には、正直なところとまどったところも在ったんですけれども、・・・<一部省略>

N:小林さんは或る場所へと案内してくれた。天明3年の浅間山の噴火と渋川の関係について説明するために。

N:そこは吾妻川の川沿いの、高台だった。我々の前に現われたのは高さ3m周囲が30m程もある巨大な岩。一体何なのか?
K:これがいわゆる「浅間石」と言われるものです。天明3年の浅間山の噴火の際に上流から流されてきたものになります。
N:何と、50kmも離れた上流から押し流されて来た巨石!発生したのは未曾有の大災害だった!


N:天明3年の大噴火の時、火砕流となって流れ出した溶岩は吾妻川の上流に流れ込んでいた。溶岩によってダムのようにせき止められた川が一気に決壊。すさまじい量の土石流が吾妻川沿いの村に襲い掛かった。浅間石はその時に押し流されてきた溶岩の固まりだった。付近にも他にも浅間石が在ったが、土石流の名残はこれだけでは無かった。
K:今私が立っている所の2mくらい下が江戸時代の生活していた地面になります。
N:吾妻川一帯には流されてきた土砂が2mから5mも堆積していたのだ。死者1151名流失家屋1061棟これは「浅間焼泥押(あさまやけどろおし)と呼ばれる大災害だったが、これを引き起こしたのは天明3年7月七夕から翌日にかけての大噴火と火砕流だった。そう、前世のタエの謎の言葉・・・

再画面 T:
ネンメイ3年7月七夕様 龍神様と雷神様が・・吾妻川を・下る。水が止まって危ないので・・・
N:浅間焼泥押のことだったのだ。だが、龍神様とは何か?

K:川そのものを龍に見立てることは多いと思いますので、在り得る話だと思っています。
N:ならば、雷神とは何か?
I:噴火の時には真上で火山灰の摩擦で電気が起こって雷が実際に起こる。

N:事実当時描かれた浅間山の噴火の絵図には、ジグザグの稲光が描かれていた。

再画面 T:私がお供えになります。
N:つまりタエは、渋川邑を土石流から守るために人柱になったようなのだ。ではタエが実在した痕跡は無いのか?我々は市の図書館を訪ね、当時の記録を調べることにした。すると、衝撃の事実が判明。

O;大塚さん(図書管理グループ・リーダー)
N:それは当時の被害報告書である天明3年7月浅間焼泥押流失人馬家屋被害書上帳、村ごとの被害状況の報告書である。
渋川邑の被害について確認してみると、
O:田畑に少々流水していますというのと、人が一人流されているというふうに報告されています。
スタッフ:一人だけということですか?
O:はい。渋川邑では一人だけということですね。
N:何と、渋川邑で濁流に流され死んだ人物は、一人だけだった!
スタッフ:その人物が誰かという特定というのは出来るんですか?
O:出来ないと思います。
N:だが、・・我々には心当たりがあった。

再画面 T
I:たった一人という可能性を考えると、事故というのは考えにくい。おそらく流されることがあらかじめ分ってて流された人物であろうと、タエの可能性は極めて高いと思うようになりました。

N:橋に縛りつけられ人柱となったタエ。我々は出来事が起こった可能性のある場所へ行ってみたかった。それは江戸時代唯一橋が存在した場所だった。

画面 川
N:現在そこに川を渡る橋は無かった。江戸時代この辺りには関所があり、通行証を持つ物だけが橋を渡ることが出来た。ここで未曾有の土石流がタエを飲み込んだと思われる。

N:我々は理沙さんにタエにゆかりの場所を見て欲しかった。そこで渋川で撮影してきた映像を視てもらうことにした。

N:その後も渋川に行ったことの無かった理沙さんは、映像が始まる直前───
R:橋とかそういうのは無かったんですか?
スタッフ:後でお話します。

N:我々は撮影した場所の説明を一切しなかった。感じたことを素直に教えて欲しかったからだ。

N:ところどころ何かに納得するかのように頷く理沙さん。吾妻川に(現在)掛かる橋の所では特に興味深そうに見詰めていた。だが、タエが人柱に成った可能性のある場所に差し掛かった時、思わぬことが起こった。

画面 ソファに坐って映像を視ている理沙さんが気を失うように上半身がゆらいで倒れそうになる。
N:催眠にでもかかったかの様に意識が遠のき始めたのだ。
R:何かいわくがあってあそこを写されたんですか? どうしても、あそこら辺になるとチョット意識が途切れるんですけれど。。何か?
スタッフ:あの・・彼女が、タエがいた時代に橋が架かっていた場所というのがあそこなんです。
画面R:納得したように大きく強く何度も頷く理沙さん。
R:はぁ〜、分りました。(繰り返し頷く)あそこに橋が在ったんですねえ。(涙をぬぐう)
N:前世のタエの記憶、それは理沙さんの中にまぎれもなく生きていた。

                                   完

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