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認知症ケアを考えるコミュの【相談】妄想癖への対応を教えてください

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このコミュではいつもお世話になっています。

82歳の実母は外傷性の脳内出血がもとで水頭症を発症し認知症の症状が出ました。
一時はかなりひどかったですが、シャント手術で水を抜く処置を行った結果
年齢相応の脳萎縮は見られるものの一時より改善をみせています。
そんな母についての相談です。

あちこちにいろんなものを散らかしています。
(それでも、保険証や通帳などは、今のところきちんと管理しています)
暮らしの中で、ささやかな物がよく紛失するらしく
(例えば、補聴器、塗り薬、食べものなど…)
何かが見あたらなくなるたびに誰かが盗ったと言います。
自分がどこかに置き忘れた可能性などは全否定します。
犯人は大体、出入りしているヘルパーさんだったり、お隣の住人です。
(お隣さんについては、何かの手段で合い鍵を作り、留守中や就寝中に忍び込んでいるかも、とまで言いますふらふら
挙げ句には、この部屋には盗聴器が仕掛けてある気がする、とまで…

一体どのような対応をしたらよいのか、いつも困ってしまいます。
いけないと思いつつも、母の訴えを却下し
「何かが見あたらないからといって、いつも人が盗ったというのはいけない」
と説教してしまう私です。
認知症の高齢者には否定してはいけないとよく言いますが
「誰々が盗った」と言うことについても、肯定した方が良いのでしょうか。
まだまだ忍耐力が無い私は、母のそのような言動にいつも嫌な気持ちになって
つい怒ってしまいます…

コメント(43)

私の祖母は全然違う状態から認知症になったし、性格とか環境も違うから参考になるか解らないですが…

最近は穏やかに落ち着いている祖母ですが、一時期症状がひどく、薬も合わなかったりしていた頃は『○○が無い!誰それ(私の母や父が多いです)が持って行った』と訴える事がよくありました。
たまに、もらって無いのに『あんたに百万渡したよね?』とかもありました。
祖母は叔母と暮らしていて私は普段いつも一緒じゃない事もあり、私の両親もよく勝手に人の物を移動したり持ち出す人なので、私はすっかり祖母を信じて両親に「返しなよ!」とか言っちゃっていましたが、叔母からどうやらそうでは無いらしいと聞いてからは、『とりあえず、一旦家の中探してみる?』って言って、あったら『探してるものって、白くて小さいやつ?』って聞いたりすると『どれ?あった?』と言うので、ある場所まで連れて行って『これ?』って聞くと正解な時が多いので安心して騒がなくなりました。叔母と二人の時は、叔母もイライラして疲れるから『○○(私)が来たら探してもらえば?探し物上手だから』って言っていたみたいで、後からメールで「悪いけどまた探しものゲームにつきあって」とかありました。
話はちょっと違いますが、叔母は一緒に住んでいる事もあって祖母の話をよく否定します。たぶん毎回話すからだったりや、だんだん作り話しになっちゃったりだからだと思うので、毎日それだとイライラするし否定したい気持ちはよくわかります。なので私は否定しない役をしています。
忘れて何十回も話すけど毎回ちょっとずつ盛られていても、全然知らない祖母の幼い頃の話しと現代が混じっていても、『話している』事を楽しく過ごすようにしています。
もし、家族やよく遊びに来る親戚の中に気が合う人がいればとにかく否定はしない(正しいと応戦もしない)ようにしてもらって、二役に分かれてみるのもいいんじゃないかと思いました。

>Lentoさん

母はデイサービスやヘルパーさんなど介護保険をフル活用しながら
我が家の近所で一人暮らしをしています。
私は、平日フルタイムの仕事をしており
仕事帰りに安否確認を兼ねて母の家に寄ることを日課にしています。
なので、一緒に暮らして四六時中母の妄想に付き合っているわけではないんですが
立ち寄ったほんの小一時間でも、わからないことを言われるとイライラしてしまいます。
けど心でイライラしても、それをダイレクトにぶつけてはいけないと重々わかっているので
基本あまり怒らないようにしているつもりですが
人を盗人呼ばわりしたり、自分と同じデイ利用者に向けて暴言を繰り返すなどの行為(ソリの合わない人に対して)には
そんなことをしてはダメなんだ、とくどくど言ってしまいます。
母の妄想やグチを黙って聞いてくれるのは、私の娘だけです。
娘にはずいぶん助けられてますが、遠方に住んでいるため、なかなか戦力とはなり得ません。。。
Lentoさんのように心強い身内がごく近所にいればいいんですけどねわーい(嬉しい顔)
>なちょこさん

そのうち私のことも泥棒と言い出すかもしれないですバッド(下向き矢印)
ものがなくなる→誰かが盗った
という思考しかできないようになってるんでしょうか。。
一見、ちょっと愚痴の多い高齢者、という暮らしぶりですが
やはり盗聴器云々というのは、認知症の1症状なんでしょうね。

職場に介護経験者がいるので、昨日ちょっと愚痴ったら、少しラクになりました。

>お母様とどんな風に過ごしたいですか?

母も私も平穏な気持ちで過ごしたいです。
正直、今は仕事も立て込んでいて、子どもの高校受験も控えており
仕事帰りに寄る母のところで嫌な気持ちを携えて帰宅するのが
精神的にしんどく感じてますがく〜(落胆した顔)
世間話ならいくらでも付き合うのですが
人の悪口や、モノを盗られた、盗聴器がついているなども
度を超すと、聞くのもうんざりしてしまうのです。。。。
けれど、強く言い返しても、言った後で自己嫌悪に陥ってしまうので
「困ったねぇ」「一緒に探そうか」と
聞き流せるように忍耐力をつけようと思います。
> ヒコさん

そうだったんですね。
娘さんと同じく私も孫という立場だから、聞く時にあまりイライラしたりせずに「へぇ」って話ていられるんだと思います。 母親だと近いし、やっぱりしっかりしていた時を知ってるからつい…ってきっとありますよね。
私の叔母は、今は少し力を抜いて介護しています。相変わらず喧嘩してるし、文句言うし、二人そろってプリプリしている日もありますが、叔母は時々スルーする事にしたみたいで、後、叔母も60になり見た目は若々しいですがやはり色んな所にガタ来ているので『私だって結構老いて来てるのよ〜・疲れて何もしたくない日もあるのよ〜』って祖母に言うようにしてからは、祖母も何か変わったし、叔母もふっきれたみたいでした。
盗られ妄想は、やっぱり身内が一番傷つくし、人の悪口って聞きたく無いけど、力抜いてお母様と接して欲しいなって思いました。
それで、ヒコさんもたまには思いっきりストレス発散してください!
ため込まないでぶぁっと出しちゃってください〜
お邪魔します。76才の実母でアルツハイマー型認知症、要介護1、独居で、糖尿病の服薬やインシュリンの管理がおぼつかなくなり、昨年12月から老健に入所しています。
1月〜2月は、天井のスピーカーを指差し、あそこから私たちの会話を盗聴されているとか、利用者達や、介護士、看護士、テレビ、ラジオみんなで自分の事を噂し、悪口を言っている→施設長が精神科認知症専門ドクターの為、本人の様子を見て、少し楽になるようにしてあげましょうかとのことで、リステリドンを処方していただき、少し服用しました。2週間くらい飲みましたが、その後、落ち着いたので、服用は現在していません。
ここ最近は行く度に「あんたお金をどうして持ってこないの?お金を払わないとダメだって言われたのよ」「大変なことになってるみたい、あの女の人に聞いてみようかな。とにかく、お金の支払いがあるのよ」としきりに同じ内容の事を言います。老健は個人でお金は持ち込んでは行けない規則ですし、必要なものは全部、伝票で管理されるので、利用者自身の支払いなど発生するはずが無いのに。説明しても理解出来ず、他に話題を変えてもまた、その話に戻ってしまい、対応に困ります。やはりこだわる部分はいつまでも別世界に身を置いてしまうようです。またしばらくしたら、違う内容の妄想に変わるのでしょうか…
こんばんは。

私の母の場合です。(現在施設に入所)

妄想の犯人はおもに父親でした。
子どもの私たちには、「おじいさんがお金をくれない」
           「私のお金を使っている」と
訴えてきました。
その時は、(今度おじいさんに言っておくから)とあやしました。
本人は、取った取ったと叫んでも、すぐに忘れてしまいます。
こちらが悩んで対処しようとしても、また違う妄想で訴えてきます。
否定せずに、そうなんだ!大変!!と話をあわせれば、
落ち着いてくれました。
特に困ったのは、父親の大事な補聴器とかメガネをかくしてしまう事のほうが、
大変でした。
かくした場所を覚えてないんですからふらふら
叱れないし、問いただすこともできません。
いじめられてるから(妄想)仕返しをしている子どものようでした。


> さくらます。さん
叱ることも問いただす事もできない…そうなんですよね。
とても相手にするのがヘビーですよね…
最近は施設から帰るとぐったりで、行く日はとてもブルーで気合いを入れないと行けない感じです。でも実母だから、逃げる訳に行かない、と自分に言い聞かせてなんとか面会には行くようにしています。本当に厄介な難しい病気ですよね。
時々自分の心も風邪を引いたように折れそうになります。こんな気持ちをよそに、普通の生活をしゃあしゃあと送る旦那や子供達をみると、なぜか自分だけ悲劇の主人公みたいに感じます。つらいのは認知症の本人なんですけどね。時々自分の気持ちのやり場に困り、途方にくれてしまいます。
認知症患者は、なぜモノが見つからないと、誰かが盗ったって考えるんでしょうか
どこかにしまい忘れた、
とか
捨ててしまった
とかっての発想がないのが不思議です

この辺りがわかれば、周囲の対応の仕方がわかるような気がするのですが
久々に書き込みます。
グチです涙

母のモノ盗られ妄想癖はじんわりと進行してるようです。
最近お金が減ってる気がするから保管場所を変えたと言い
隣の住人、お世話になってるヘルパーさん
そしてほのかに、私をも疑っているように感じました。
あとは、同じアパートの誰かと誰かがあやしい、という色恋妄想・・・
単にどちらもシングルというだけで
絶対にできてると言い張りずっとその話を聞かせます。
どうしてそんなふうに思うのかと聞いたら
ずっと一人だったら絶対に人恋しくなるからだと。
お隣の年配の婦人が同じアパートの人とできている
お隣の息子(息子と言っても大人)は母親のそんな様子を見てモヤモヤするから
よその家に泥棒に入る
だからうちのものがなくなる
というのが母の持論。
もうホントに疲れます。
どうしてもニコニコ聞き流せない…
こんばんは。
現在末期がんで寝たきりの母(80代)は疑いようのない認知症を呈していますが、実は、誰かに盗られたというのは、50代初めにはすでにありました。それより前は私が子供だったのでわかりません。
10年前から、自分で何も決められない、それまでできていたことができない、不安症状でしたが、認知症外来では、記憶力がよすぎて、100点満点(白)でした。

40代の私、最近記憶が飛ぶのが速いです。小学生の娘の行事も把握できず、将来は母のようになっちゃうのでしょうか。

それよりも、日に日に変わる母の症状、今日は狂暴化して、娘がたたかれるのをタッチでかわしました。不謹慎だけど寝たきりでよかったと思った瞬間です。

どうしても、相手が認知症でも、正しいことを曲げてまで妥協したくありません。
例えば今日は、枕を持って帰れだったのですが、枕は病院の物なので、看護師に返したらキレられました。人のものだから持って帰れないのというのも理解できないようで、でも、じゃあもって帰るとウソついても、今度何言われるかわかりはしないと思ったら…。
今日も、持って来い、いらない、持って来い、いらないを5度くらい繰り返しました。
皆さんどうされてますか?
妄想も信仰も信念も、それ自体は脳機能として見れば区別のしようがないものだと思います。不確かで不十分な情報からその当否を確認できないにも関わらず確固とした信憑を構成してしまう「信じる」という機能が、何ゆえにヒトに備わっているのか、「信じる」ということがほとんどできない私から見ると不思議なことに感じます。
はじめまして。
75歳の母が認知症だと思います。
リハビリに通い、トイレなどは1人で行けます。
介護認定もおり、ベッドと車椅子、お風呂用イスなどはレンタルしてますが、端から見たらまだまだ元気な母です。

最近、特にひどく通帳や現金がないと騒ぎ出し、父、私、娘が取ったと騒ぎ出します。

言葉がなかなか出ず、返事が返ってこないことも。
なのに罵倒する言葉だけは一時間位ずっと続きます。
物を投げたり、噛みついたり、すぐに癇癪をおこします。
良い時はいい人です。
介護の方も気づいてない様子、他人には普通なのです。

困ってます。
>17
リハビリテーションを受け用具をレンタル、ということは、脳卒中の後遺症で片麻痺があるのでしょうか?
在宅訪問介護の仕事をしています 介護福祉士 です。
私の思うところを 書きます。 ご参考になれば 幸いです。

<75歳の母が認知症だと思います。

思いますってことは まだ受診されてないってことでしょうか 
認知症は ご本人もつらく 周りの方もつらいことです。 一言で認知症と言われても いろんな場合が あるようですから 受診をお勧めします、 進行を止められる場合もありますから。

とられ妄想 そして 物のないことの責任転嫁を 自分以外の者にされ その勢いが とても激しい方は よく いらっしゃいます。 ひどい方は 警察までまきこまれ 警察のほうでは もう ブラックリストに載っているかのような扱いをされ 余計に ご本人の怒りに油を注いでいるといったこと よくあります。

物の在りかに はっきりした記憶がないのです。 そこんとこを理解してあげてください。 必要なものが ない ! その不安は 認知症でなくても 健全な方でも おなじとかんがえ まず 物がない不安に 共感してあげてください。 困るね … いやだね … と 一緒に思ってくれれば 少し気が落ち着かれるようです。 問題は ここから。 現金 通帳 確かに持ち出した形跡があり 外出先でなくなくされたのでなければ すこし 時間をかけて 探してあげて下さい。 かならず ご本人の目の前から 出てくるようにしてください。 となりの部屋の押し入れから出てきた… と 手渡すのも 手渡すだけでは ダメです。 見つけた人が なにか 隠すようなことをしてつじつまを合わせたと 余計ややこしいことを言われることがありました、 見つけるときは ご本人に一緒に見つかったことろから ひっぱい出させるようにしてください。

失くしたこと きっと 反省されることは まず ありませんね。自分では ちゃんとできている って 自負されているのですから…  ちょっと ムカッと きますか??  (笑) 仕方ないです 介護者だって 人間ですからね 腹たっちゃいますよね  そんなときは こんなコミュで 愚痴ればよいのです 抱えてはいけませんよ ハート達(複数ハート)  

でも 御本人としては もしなくなった時は その大変さを共感してくれ 一緒に探してくれる人 そんな人がそばにいてくれている… そんな安心を 与えてあげること そこが 必要なのでは ないでしょうか。  そんなこんなで 交番のお巡りさんも手を焼く おばあさんの 物とられ 他者侵入妄想を ある程度 おさめた 経験があります。


人それぞれですから… なかなか 同じようにいくかは お約束できませんが ご参考になれば 幸いです。    
ホームに入居している父が最近、認知症の症状が現れているようで、困っています。ちなみに父はペースメーカーを入れていますので、CTやMRIができず、脳の萎縮を実際に確認することはできません。

ホーム入居のための手続きをしている時から、入居金を集めるための資金繰りが理解できずに、父は私が横領したと言いだしました。

入居後も、なにをどう勘違いしたのか、私が父名義の定期預金を勝手に母の名義に変更したと言っては怒りだしました。

それらは、とりあえず説明をしたら、自分の勘違いと物忘れが原因だと分かってくれたようで、兄達にも「金銭管理は任せた方がいい」と言われ、「もう自分には金銭管理はできないから、お前に任せる。なまじっか見るから誤解したりするのだから、もう通帳は見ない。」と言いました。

しかし、その後、「やっぱりなにかあった時に、通帳とカードがないと困る」と言い出しました。もちろん、ホームの規則では貴重品や現金を持ってきてはいけないことになっていますし、買い物代行もあり、全て立替で引き落としになっているので、実際に現金がいる場面はありません。

当然なことながら、これらのことを説明しても、「いや、なにがあるか分からないから(実際にはなにもありません!)」と言って固執するので、兄達に父を一緒に説得してほしいと頼みました。

次男の兄は「放っておくしかない。もうホームにも行かなければいいし、電話には出なければいい」。しかし、一生電話に出ないわけにもいきません。

長男の兄がホームに来てくれて父を説得しようとしましたが、意固地になっているので、とりあえず通帳その他を全て預けてある銀行の金庫に父と一緒に行ってくれました。

父はお金の動きを自分で理解しようとしましたが、当然「やっぱり分からないからお前がやってくれ」。そして、「持ってきた通帳その他を金庫に戻しておいてくれ」。

これで話が収まるかと思いきや、父はもともと「ゆうちょの通帳とカードだけは絶対に手元に置いておきたい」と言っていたのを自分で思い出しました。しかし、肝心のゆうちょの通帳とカードだけは、なぜか金庫から出してくるのを忘れたようなのです。

おまけに父が持っている間に、母の金庫のカードを失くしてしまいました。恐らく、父はそれだけどこか別のところにしまったのだと思いますが、自分では覚えていません。

そして、なぜだか分からないけど「お届け印も持ってきてくれ」。

一つしかない銀行の金庫のカギと金融機関のお届け印を失くされると、非常に面倒なことになります。

ホーム長は、「ご要望は毎日変わりますので、聞き流してください」と言うけれど、それは責任のない立場だから言えるわけで、現に全てを管理している私が、その度に適当な受け答えをして、なにも持っていかないと、それこそまた私に都合の悪いことがあるんじゃないかと勘繰りかねません。

しかも、こちらが持っていかないと、うちには毎日のように電話がかかってきて、うるさくて仕方がありません。そして、毎日言っていることが変わるし、「昨日はこう言ってたよ」と言うと、「俺はそんなことは言ってない」ですよね、当然。

To be continued.
恐縮ですが、続きです。

論理的に話ができないのは分かっていますし、認知症の場合、「否定してはいけない」とよく言いますから、どうでもいい記憶とか勘違いなんかは「そうね、そうね」で放っておきますが、こういう実際に問題が起こりかねない事柄に関して、認知症の患者がからんでくる時には、一体どうしたらいいんでしょうか。

少し前に、認知症のお年寄りが運転して数人が死亡した時に、同乗していた兄弟が認知症だと知っていて運転をさせたことで、罪に問われるという事件が起こりましたが、認知症の本人が怒鳴ったり、言うことを聞かなかったりする時には、家族は一体どうしたらいいのでしょうか。

旦那は父をうまくあしらっていて、私がそのような対応ができないことを批判しています。「お父さんが認知症だって認めたくないからなの?真実とか事実がどうかってことなんて、どうでもいいんだよ。ようは、こちらが嘘つこうが、向こうが勝手に間違った解釈で納得しようが、こちらの意図どおりにことが進めばいいんだから」と言われました。

でも、みなみさんがおっしゃるように、認知症の患者相手だからと言って、正しいことを曲げてまで妥協したくないという気持ちもありますし、親なのだから誠実に対応してあげたいという思いもあります。危険なものは危険、最終的に困るのは父自身ですから、私自身は決して意地悪で反対しているわけではないのだといことを分かってもらいたいという気持ちもあります。

それなのに、まるで「どうして大人の対応ができないの?」みたいに旦那に言われるととても傷つきます。「それはあなたのご両親が元気で、私の父とは他人だから、そんなふうに突き放して考えられるのよ」と思ってしまいます。

お届け印や金庫の鍵を失くされると、面倒なことになりますから、できるだけ避けてほしいのですが、納得してくれるかどうか全く分かりません。それに、一時的に不要だと納得しても、またいつ同じことを言いだすか分かりません。こちらもいいかげん、疲れてきます。父の世話だけで暮らしているわけではありませんから。

唯一の救いは、ホームで父と同居しているアルツハイマーの母が、とても物分かりがいいことです。ホームの暮らしにもすぐに慣れてくれましたし、金銭管理も素直に私に任せてくれています。

母も言っていることが分からないこともありますし、記憶はめちゃめちゃですが、ホームでの規則や金銭面など、実質的な問題が起こるようなことには自己主張がないので、本当に助かっています。こういう場合には、母が言っていることが間違っていても、「そうね、そうね〜」と機嫌よく話を合わせるのも苦ではないのですが・・・。

認知症でも出方が違うのかもしれませんし、元の性格によるのかもしれません。

とにかく、父の対応には困っていますし、話し合いが成り立たないために、こちらが我慢の連続となってストレスが溜まってしまいます。実際、24時間ケアですし、金銭面でもなにも困らないのだから、頼むからおとなしくしててほしいという思いで一杯です。

子育ても大変だと思いますが、子供は記憶力もいい上、どんどん学んでいくし、教育上、間違っていることはきちんと間違っていると伝え、悪いことに対しては怒ることもできます。一方、認知症の高齢者には、原則「なにがあっても怒ってはダメ」という点を考えると、介護の方がずっと大変な気がしています・・・。
>ポワソン さん

ご両親に誠実でありたいというお気持ちなのですね。

認知症の初期って難しいですよね。

とりあえず、毎回会いに行くたび
通帳を持参して、お金の流れを説明し、
「やっぱり分からないからお前がやってくれ」を引き出す
というのはどうでしょうか。

大変だとは思いますが、
短期記憶が失われやすいので、繰り返し同じ体験をすることで
記憶を結晶させてみる、ということです。

「○○銀行に、通帳を預けてあります。安心して下さい」と
手紙を書いて、常に持っておいてもらうとか。

あと、ひとつ
>原則「なにがあっても怒ってはダメ」
とおっしゃいますが、
ダメというより、「意味がない」のです。

でも、なんでわかってくれないの〜〜!!って爆発することも
たまにはアリだと思います。

そして、いつも怒らず接してくれる貴方だからこそ、
本当に嘆いているのだと、分かって下さるのだと思います。

すごく一生懸命にご両親のことを考えてらっしゃるのが
文面から伝わります。
そのあたり、旦那さまにも理解していただけたらいいですね。
>ゆきよさま

早速コメントありがとうございました。

ヒロさまのご相談のトピであるにもかかわらず、図々しく長い相談を持ちかけてしまいまして、申し訳ございませんでした。

そうですね。金庫になにがあるのかを簡単に書いた紙を持っていてもらうとか・・・。

本来は不必要なものを持ちたいというのは、管理ができなくなってしまった自分に対して、プライドが許せないとか、自分で全てを支配したい権力欲からなのです。出世にこだわったのに街道から外れ、その代わり、それなりにお金が溜まった父にとっては、通帳やお届け印、金庫のカギといったものが、自分の権力やアイデンティティの証なのかもしれません。

法律家だったので、遺書に関しても、私がちゃんと父の思い通りに運ぶように注意点を述べると、また勘違いして+私に対して偉そうにふるまいたくて、「いや、お前はやっぱり法律を分かってないからなんだな。そうじゃなくて・・・」とやるのですが、私が言っていることと全く無関係のことを語り出します。でも、それが父のプライドなんですよね。

通帳や印鑑の問題には、実害が伴うので紛失の危険にはさらしたくないのですが、それを父が人格否定のように捉えてしまうので、本当に困ります。だから、たかだか「通帳は金庫にあるし、ここでも立て替えてもらえるから安心していいよ。部屋に鍵もかからないから、不用心だからここには持ってこない方がいいんじゃない?」というだけのことなのに、「失くしても盗られても俺の金なんだから、俺の責任だろう。お前に口出しされるいわれはない。俺が俺の金をどこにおこうが施設にはなにも言う権利はないはずだ。」となど、自分の所有権やプライドとからませてくるので、面倒なのです。

とりあえず、ゆきよさまのおっしゃるように、大丈夫なんだということを見せ続けるしかないですね。ただ、詳細な情報を見せるとかえって、理解できない分、いろいろ誤解をし、混乱して、また突拍子もないことを要求してくることもあるので、できるだけシンプルに見せようと思っています。

アドバイスありがとうございます。
今夜、母から電話がありました。
財布に入ってたお金がないこと
先日の敬老会でもらったお祝い金も見あたらない事…
「アンタに話しても、勘違いとか言われるから嫌なんだけど」
ともっともらしい前置きをして、誰かに盗られている、誰かが自分を見張っていると繰り返す…
先日、久しぶりに息子(母からしたら孫←成人してます)を連れて行ったら
息子に対しても、ずっとお金が無くなる話をしてました。
ちゃんとわかってくれる人、自分の話を無条件に信じてくれる人を確保したいんでしょう…

電話を切って、どうしようもない徒労感を味わっています。
なくなったという物を一緒に探してあげたらいいんでしょうか。
けど仮に出てきても「私はこんな所に置かない。誰が隠したんだろう」ってなります。
どうしたらいいのかわかりませんがく〜(落胆した顔)
> ヒコ さん

それでも探してあげた方がいいですよ、できるなら
認知症初期の方は、得体の知らない不安感があるんだそうです
その不安を少しでも取り除いてあげるといいと思います

時には、ヒコさんも疑われてしまうかもしれません
そんな時も、出来るだけ逆らわず、受け流して行く方がいいと思います
話を聞いてくれるだけでも、落ち着くはすですよ

私は、自分の母親がまだ初期だった頃、頭ごなしに否定してしまって、可愛そうなことをしたなと、今では後悔しています
私の母は、もう75歳
あと何年生きられるか分からないですからね
出来る限りのことをしてあげたいです
>小太郎さん

コメントありがとうございます。
小太郎さんのお母様は75歳なんですね。
もう、というより、まだお若いと思います。
うちの母は82歳。
それこそ、残った時間はそんなには長くないだろうから
優しく接したいと思っていても
時々どうしようもなく疲弊感を感じます。

「こういうこと言うと、また怒るかもしれないけど」と前置きして
いろいろ言い、昨夜の電話でも最後は「もう一回探してみる」
と、まだ体裁を取り繕うことはしようとする母です。
”髪を振り乱して「お金がない、お金がない」という”
ところまでは行ってないのですが…
常に、いろいろなことに疑心暗鬼になっていて
自分の身の回りで起こる盗難事件を人に言いたくて仕方ありません。

否定せず聞いてあげるといいというのはわかります。。。
けど例えば、
泥棒が入るみたいだから、家の鍵を変えたいとか引っ越したいとか言われた場合
その願いを叶えてあげたほうがいいのでしょうか。
(少なくとも、少しは不安解消になるのかしら)
けど実際には盗難などない訳だから、鍵を変えたところでまた同じ事になるのかなとも思います。
ましてや、鍵の交換くらいならできても
引っ越しなんて言われると、それはなかなかですがく〜(落胆した顔)

今、近居で暮らしています。
もともと、すごくマイペースな人なので
そんな母親の言動にけっこう傷つけられてきた過去もあり
どうしても同居だけは選択できません。
距離を保ちつつ、フォローしていきたいと思っていますが
度重なる盗難事件(妄想ですが…)を聞くのがしんどいです。

相談と言うより、愚痴のオンパレードですね。

とりあえずは、今日、仕事帰りに夕方母宅に寄って
なくなったものを一緒に探そうと思っています。
> 泥棒が入るみたいだから、家の鍵を変えたいとか引っ越したいとか言われた場合
> その願いを叶えてあげたほうがいいのでしょうか。

事前に警察へ事情を話しておいて、それからお母様と一緒にご相談されるというのはいかがでしょうか?
警察にパトロールをして欲しいとお願いし、鍵の交換は様子をみようと・・・

おそらく何度か繰り返していくうちに、警察は何もしてくれないと、警察不信になるかもしれません
そうするとまた、新たな方法を考えなければなりません

どうすればお母様の不安を取り除けるか・・・知恵の絞りどころかと思います
この場で、他の方の知恵を、お借りしてはいかがでしょうか?

私も同居はしていません
結構気性が激しく、娘の前で大声を出し、娘が怯えたことがありましたので
ヒコさんおはようございます。

愚痴&妄想電話って付き合うのしんどいですよね。
他にだってすることあるし、
実のある話ならともかく。

私は、ある程度話を聞いたら、
ガラっと話題を変えてみます。

不安感をはきだしてもらうのも必要ですが、
気持ちを切り替えて頂くのも大事なことです。

話が繰り返しになってきたなと思ったら、
そうそうあれは、どうなったんだっけ?と話をふってみて、
被害的な考え方をしにくい話題(季節もみじのことや食べ物のこと)
に振ってみます。

それで、ははは〜と笑って電話が切れて、
お互い気持よく眠れるのがベストですねわーい(嬉しい顔)

そう毎回はうまくいきませんが、タイミングを見て
試してみてはどうでしょうか。

あとは、やっぱり自分一人で抱え込まないことがポイントです。
ヒコさんには、愚痴を聞いてくれる人いますか?
介護は周りに迷惑かけてなんぼですよ!
どんどん巻き込んでいってくださいねわーい(嬉しい顔)
「否定しない」について

認知症介護のガイドなどでは「否定しない」という言葉はしばしば見られるようですが、「否定しない」だけですと多様な解釈を許容しますので、却って混乱を招いているかもしれません。

「否定しない」の正統的解釈は私も聞いたことありませんし、そんな解釈があるのかどうかも知りませんが、「反射的に否定的な対応をしない」の意味は確実に含むと思います(例:「そんなことあるわけない」「またそんな嘘ついて」など)。

また、冷静に理詰めで話の内容を否定しようとしても、ほぼ無効に終わると思われます(例:「そんなとこにある財布の中の現金だけピンポイントで掠め取るなど不可能だ」など)。とにかく本人にとって「ない」ものは「ない」のですから。

従って、「否定しても本人が納得することはまず期待できないので無効である」というのも「否定しない」の意味として考えられます。

また、認知症における神経機能の特性を考慮しますと、記憶や記憶と照会して合理的判断を下すといった機能は障害されていても、「(自分には理由が理解できない)否定的な対応をされて不快に感じる」といった感情機能は温存されています。そして、強い不快感情を伴う体験の記憶(情動記憶)は、通常の記憶機能(エピソード記憶)が障害されていても保存されやすいものです。つまり「否定された話の意味内容は忘れるが、否定されたという不快な体験をしたことは記憶に残る」おそれがあるわけです。このように考えますと、特定の相手を無闇に敵視する、といった認知症のひとに見られる現象は、合理的に説明できると思います。

よって、「否定的な対応は、それによってBPSDが悪化するおそれがあるため、避けるべきである」も「否定しない」の意味でしょう。

じゃあ何でも肯定しなければならないのか?という疑問はもっともでして、私も「否定しない」だけではわかりにくいと思います。ここで論理的に考えてみますと、若干屁理屈みたいになりますが、「否定しない」の成分には「肯定する」と「否定しないかつ肯定しない」とがありますから、必ずしも肯定しなければならないわけではないことになります。

すなわち、肯定できないことに対しては、「否定も肯定もしない」がよろしいかと思います。まあ、「私なんか死んでしまえばいいんだ」に対して「その通り!」って肯定できませんし。

おはようございます。

小太郎さん、ゆきよさん、セバスちゃんさん
コメントありがとうございます。

先日はたまたま電話でしたが、母とのやりとりは大半が実際に会って話す事が多いです。
というのも「仕事帰りに母宅に寄る」ことを日課にしているからです。
そのように自分に課さないと、母のフォローという面倒な作業から逃げてしまいそうな自分がいるので…

実は最近、妄想的な話がちょっと減って落ち着いてきたなと思っていたところでしたが…
実際は私に言わないだけで、第三者に言うようになってただけでした。

昨日、なくなったものを探すために、母宅に行きましたが
見つける事はできませんでした。
それどころか、新たに盗難の話をきくはめになりました。

いろいろ母の話をきくと、母は周囲の人間全てを疑っているようで
介護サービスでお世話になっているヘルパーさんやデイのスタッフをはじめ
アパートの隣室に住む人が合い鍵で泥棒に入ってくる、部屋には盗聴器がある…
支離滅裂でした。
自分がどんなにおかしなことを言っているかもわからないんだなと今さらのように感じ、ひどく悲しくなってしまいました。
(ホント、今さらですが…)

母は病気だと思いました。精神科の領域でしょうか…
脳外科の主治医には相談し、いくつか薬も試しましたが
改善は見られず、副作用ばかりが出てきたため
今は妄想関係の薬は止めています。

家族は、夫などは話は聞いてくれます。
ケアマネさんも相談にのってくれて
母に「娘さんに貴重品を預けたら?」と助言してくれました
「そうしたいが、娘に負担がかかる」ともっともらしいことを言った後
「娘といえども欲が出るかもしれない」と私を信用しないようなことも言ってました。
周囲の人を犯人にしないためにも
自分が疑われても私がある程度お金の管理をした方がよいのではと夫に言うと
夫は難色を示し
それなら相応の手続きをふまないと、後々ややこしいことになるだろうと心配しています。
「相応の手続き」についてご存じの方がおられたら、教えていただきたいです。
成年後見制度のことだと思います。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji17.html
妄想でも信念形成でも、「不確かな部分的情報から(自分にとって都合のいい)全体を構成し、その構成された全体を確かであると感じて疑えないこと」というほどのことだろうと思います。

世の中には、「○○の修行をすると霊のステージが上がる」とか「××の水を飲むと万病がみるみる治る」とか、私から見ると不可解な信念をもつひとは大勢いらっしゃいますので、認知症の方の妄想がそれほど奇異とは思えないのですが、これはまあ、世間一般からすれば変わったものの見方かもしれません。

しかし信念でも信仰でも妄想でも、何故にヒトはそのようなものを持ちたがるのか?というのは大変興味深いことです。「霊位の上昇」「病気の治癒」といったことからは、現実に自分が感じている劣等感や不快な症状の存在がうかがえます。ここから、信念や信仰や妄想は、現実の不満や不快といった感情に基づくのではないか、と推測できます。「宗教は(現実の苦痛を緩和する)阿片である」という言葉もありますし。

また、ひとは他人の行動の解釈に自己を投影する、といったことはしばしば見られるように思います。

>ずっと一人だったら絶対に人恋しくなるから
ヒコさんおはようございます。

主治医さんは脳外科の先生なのですね。
ちょっと既往歴が分からないので、何とも言えないですが、
精神のお薬なら
心療内科や神経内科が専門です。

脳外の先生によっては、脳の診断はしてくれても、
認知症や妄想や抑鬱の相談は、
心療内科行ってくれとおっしゃいます。

最近は、いい漢方なんかもありますし、
一度紹介状を書いて頂いて、他の科を受診してみるのも
いいですよね。
お薬を飲んでいらっしゃらないなら、
被害妄想が悪化していくのもうなずけます。

大丈夫ですよ。
お母さんがおかしいのではありません。
脳の調子がお悪いのです。

何の薬を飲んで、どんな副作用が出たのか。
それをメモして行くことをおススメします。
私も精神科の受診をお勧めします
私の母も、以前は脳神経外科を受診していましたが、専門外だからといって精神科受診を指示されました

誰にでも疑心暗鬼になっておられるので、典型的な認知症の周辺症状じゃないかなと思いました
精神疾患と認知症とは全く別で、対処法も異なります

いずれにしても早急に、専門医の受診をお勧めします
>認知症は精神疾患とは全く別

認知症は器質性の精神疾患なので、「精神疾患とは全く別」とは意味不明です。

もっとも、認知症の高齢者と、例えば統合失調症の若年者とでは、確かに別ですね。認知症高齢者では、薬物の副作用が現れやすい。抗精神病使用により死亡率が有意に上昇する、など。

現在の脳外の主治医とは、よくコミュニケーションが取れ、きめ細かな薬剤の調整もできているようですが、また一からやり直しになる転医を積極的に勧める理由は何でしょうか?もしよろしかったら後学のためにお聞かせ下さいませ。
もちろん私は、医師ではありませんので、母の主治医から聞いたことを申したまでです

脳外の主治医が責任をもってフォローしていただけるなら、新たに精神科など受診する必要はないかもしれません
ただ私の経験では、脳外科医は
『責任が持てない 専門医を受診するように』
と言います
それでお勧めした次第です
(ちなみに母は、二人の脳外医師の診察を受けています)

症状の原因がハッキリしていれば、その後のフォローは脳外の医師でも大丈夫でしょうが、ヒコさんのお母様の場合、まだ症状の原因は掴めてなさそうです
まずは症状の原因を掴むことが大事だと思います

繰り返し申しますが、私は医師ではありません
あくまでご参考で申し上げました
>まずは症状の原因を掴むことが大事だと思います

おっしゃる通りだと思います。

>>外傷性の脳内出血がもとで水 頭症を発症し認知症の症状が出ました
トピ主さんは、よくやってらっしゃいますね。

しかも、経緯の概略、ご本人の様子、それに対する自分の行動、心の動きなど、詳しくかつポイントをよく押さえて書かれています。本職の施設相談員だってこんなに有用な情報集められるのは稀なくらいです。

主治医との良好な関係を築けるかどうかは、家族さんの能力による部分もあるのでしょう。
おはようございます。
トピ主です。

脳外科の主治医について少し書きます。

転倒後の脳内出血時からずっと主治医で、水頭症のシャント手術などもそのドクターにしてもらっています。
妄想癖がひどくなってきた今も、そのことをずっと相談しています。
以前にも、やたらと他人に攻撃的になって困ったことがあり
脳の器質的・外科的なこと以外にも、ずっと対応していただいています。
確かに専門外かもしれないですが「専門外なので、精神科の受診をすすめます」と言われた事はなく
逆にこちらから「精神科を受診した方がよいですか?」と聞いた事がありますが
「それでもよいし、私の方でも対応しますよ」と言っていただいています。
なかなか信頼できる医者に出会えないご時世ですが(そうでもないですか?)
私はその主治医をとても信頼しています。
母もその主治医がとても好きで、母にとっても、全面的に信頼でき大好きな主治医というのは、心のよりどころになっていると思います。
というのは、その接し方がとても優しいからです。
医者だから当然と言えば当然なのでしょうが(そうではない医者も多いですけど…)
家族でも対応がひどく面倒な母に対し、誠実な受け答えをしてくれます。
また、母の中では、入院中に毎朝病室に来てくれて
いつも「おはよう」と挨拶を必ずしてくれたという強烈な好印象像があるようです。

そんなドクターから過去に「攻撃的になるのを抑える薬」「妄想を和らげる薬」など処方いただきましたが(薬名忘れましたあせあせ
効果がない&副作用が出るなどの理由でなかなか良い薬に出会えていません。
ドクターは、ダメなら次々薬を変えて試す方法をとりたいようですが
私がフルタイムで働いている事、その主治医の勤務日が決まっている事で、なかなかタイムリーな受診ができず、月に1回程度の通院付き添いがやっとの状況で、そのせいもあり投薬治療が前に進まないというのもあります。

主治医いわく、母の症状は「転倒後の後遺症による高次脳機能障害」だとのことです。
私には、認知症との違いはよくわかってませんが…

母を変える事はかなり難しいということを日に日に実感中です。
自分の意識を変えていかないとダメなんでしょうね。
「否定してはいけない」ことについても、改めて理解できました。
精神科の受診をすすめてくださったゆきよさんと小太郎さん
転院するメリットを問題提起してくれたセバスちゃんさん
みなさんの心遣いを嬉しく思っています。

>脳外科の主治医には相談し、いくつか薬も試しましたが
>改善は見られず、副作用ばかりが出てきたため
>今は妄想関係の薬は止めています。

明らかなメリットが認められないのに漫然と薬を使い続けるようなことはしない、という方針は支持できます。主治医の先生は信頼できるのではないか、という印象を受けました。


>主治医いわく、母の症状は「転倒後の後遺症による高次脳機能障害」だとのことです。
>私には、認知症との違いはよくわかってませんが…

「両者の違いはよくわからない」が正解だと思います。「アルツハイマー病による高次脳機能障害」という言い方に違和感を感じない私も、違いがよくわかりませんが、おそらくこの場合は「器質的に非進行性のもの」ということではないでしょうか。

この点についてご参考まで。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/09/s0901-3f.html
>「高次脳機能障害」と「脳血管性痴呆」を明確に区分するメルクマールは現在のところ十分には整理されておらず、一部重なっている可能性も高いが、実際的には、進行性のものが「痴呆」であり、非進行性のものが「高次脳機能障害」としてとらえることが実態に近い区分であると考えられる。

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