アンチ日本共産党コミュの共産主義はスタート時点から誤っていた

『共産党宣言』とはカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスによって書かれた書籍である。
その冒頭の有名な一文には「ヨーロッパに幽霊が出る――共産主義という幽霊である」がある。
共産主義の思想は科学的だと宣言しているが、実は冒頭の一文のとおり『幽霊』でしかなかったのである。
二人は自分たちの考え出したもののように理由まで述べているがそもそもバクリだったのだ。
それで共産主義がスタート時点から誤っていたのである。
二人が思いついた共産主義のルーツはトマス・モアの空想小説『ユートピア』だつたのです。
空想の世界だけで留めたら誰も不幸にしなかったのに、無理やり融通の利かない現実の共産主義の箱の中に収めようとしたのが失敗の原因でした。
トマス・モア自身も夢物語のような理想社会である『ユートピア』が出現するとは考えなかったはずです。
「『ユートピア』を作るんだ」と叫んだという『共産党宣言』に唆されて共産主義者たちは赤旗を先頭にやみくもに進むことになつたのです。
空想を全て現実のものとするのは無理ですよね。
マルクスとエンゲルスは理論だけだから文章まで。だから『共産党宣言』は完成できます。
空想小説をあたかも実現できるような理由付けをしただけで、何の計画書もない。
レーニンもスターリンも実現には大きな矛盾を感じたはずです。
空想と現実とのギャツブですね。
失敗の連続でしたから、責任を仲間に押し付けました。例えばトロッキーなんかもね。
路線対立と言ってはいますが『正しい共産主義理論に失敗は存在しない』という主張からは責任を誰かに押し付ける必要があつたのです。
こんなやり方は、どこの共産国家でも日常茶飯事です。『粛清』とも呼ばれます。
でも仲間の責任にするだけでは国民は納得しません。
「共産主義理論そのものが間違っているのだ」
民衆からこんな主張も当然に出現します。
空想小説から出発した理想郷を共産主義で実現するなんて、
砂上の楼閣と同じですから、崩れるのは当然ですよね。
それで共産党一党独裁にして民主主義を抹殺したのです。
それでも辻褄が合わないので大量虐殺したり帝政時代より過酷な搾取をしたのです。
でも実態は共産党幹部が王侯貴族の生活をしたかったためですからね。
日本共産党でもこんな実態は同じです。
ところで中国も崩壊寸前です。
企業倒産、バブル崩壊、少数民族の内乱、公務員までのストライキ、そして米国の貿易摩擦で、習近平の度々の暗殺未遂、反対派への粛清、深刻な大気汚染と大河のヘドロ化など末期症状ですね。
習近平は自分の息がかかった国営企業だけは人民元のお札を大量印刷して助けますが、他は助けません。
株価操作などには軍隊や警察を使います。持ち株を売ろうとすると逮捕し、処罰するのです。
日本共産党は中国共産党を見習って日本国を中国化したいのでしょうか。
さて日本共産党では貧富の差が激しくなっていますね。
幹部はとても優雅な生活をしていますよ。
中には大手会社の役員並の生活をしている人もいる。
中央委員になると医療費は無料になるそうですね。
医療費は全額、日本共産党が負担しますから。
平党員はボランティアに近い薄給で赤旗配達、赤旗購読勧誘ならびに
前衛の販売に従事させられています。
赤旗日曜版だけが黒字で他は完璧な赤字。
赤旗廃刊の話も囁かれたりしていますよ。
平党員は高齢化が進み年金生活者となっていて党費納付にすら苦労しています。
その上に寄付金も要求されたり、手弁当での集会参加や選挙応援も義務付けられていますから。
まるでサドマゾの世界のようです。
口先の「国民のため」は大嘘です。
共産党幹部の生活安定と福利厚生の充実にしか関心がない
日本共産党の正体を国民は気づくべきときでしょう。
そもそも共産主義とは『幽霊』でしかなかったのだから
消えたとしても何の不自然さもありませんからね。
いいえ、消えさせるべきものなのです。