Bimota　DB2　Ownerコミュのドライブスプロケットの交換

　先月、ミッションが壊れて修理に出した際、店主さんから「ドライブスプロケット、相当ガタ出てるからロックプレートと一緒に交換した方がいいよ。」と助言を頂きました。
　どうせリアハブダンパーも交換しようと思ってたから、ついでに一緒にやる事に。

　リアスタンドを掛けて、スイングアーム端のエキセントリック機構をバラして、ドリブンスプロケットからチェーンを外して、リアホイールを取り外し。
　チェーンをズラして外す際、スイングアームにキズを付けぬよう、予め養生しておきます。
　今回は十数年前、自転車輪行用に買った、フレームキズ防止パッドをスイングアームパイプに巻いておきました。後で剥がすのが面倒ですが、ガムテを貼るのも手ですね。

　リアハブからダンパーを外して見ると、まだダメージらしいものは見られない状態。
　以前に見た時は、皺が寄って相当ストレスが溜まってるように見えたんですが、外してみるとまだまだ使えそうなんで、ダンパーはそのまま使用する事にします。
　但し、前回、ナットの緩みがありましたんで、ＢＩＴＯに問合せた規定トルクで増締めを実施します。

　ところが、情けない事に、ナットをナメてしまいました…。
　中心のベアリングハウジングが干渉してコンビスパナのメガネ側が入る隙間が無い為、オープンエンド側でナットを押さえて、ボルト側をトルクレンチで締付。
　ナットは押さえとくだけで、大してトルクはかかんないからオープンエンドで充分なんですが、ここにちょっとした落とし穴が…。
　アタシのコンビスパナはスタビレーの「ソフトグリップ」ってモデルで、オープンエンドの顎が僅かに”八”の字に開いてる。
　これは、スナップオンのフランクドライブ同様、オープンエンドでも面接触となって大トルクがかけられるようにできてます。
　ところが、スパナ先端がベアリングハウジングに当たって、ナットが顎の奥まで入り切ってない状態に気付かず、トルクを掛けちゃったもんだから”八”の字の開いたところでナットの角が当たる事になって、ナメてしまった。
　これは、「ソフトグリップ」を使ううえでの要注意点なんですが、ついやっちゃいました。
　熱烈なファンがいる一方、せっかちな欧米のメカニックは顎の奥までキチンと入れないうちにトルク掛けてナメちゃうのが不評で、そんな理由から現在はカタログ落ちのモデルなんですよ。
　まあ、潰れてない角を使えば、締込、緩めは正常にできましたんで、とりあえずナットはそのまま使用して、ＢＩＴＯから代品が購入でき次第、交換する事にします。

　さて、次は問題のドライブスプロケット。
　ガタを確認する為、手で動かしてみると、回転方向のガタ量は僅かにあるけど、スラスト方向では盛大にガタ出てます！
　固定ボルト2本を緩め、ロックプレートをズラして外します。
　固定ボルトは、赤－高強度－のロックタイトで処理されてました。お店で組直したときに塗布したんでしょう。
　で、外したロックプレートの状態は1枚目の写真の通り…。
　噛合せのツメが潰れて厚みが薄くなってる。右側の新品と較べるといかに酷い有様か良く分かります。この潰れた分の隙間がガタになってる訳です。
　スプロケット本体の歯の減りはさほどでもありませんが、回転方向のガタが若干感じられる為、これも合わせて新品へ交換します。
　ガタが有るまま放置すると、ガタが更なるガタを呼び、最悪はミッションからの出力シャフト自体がダメになっちゃいますから。悪い芽は早めに摘んどくに限ります。
　古いスプロケをシャフトから引抜くと、カジリ防止のカッパー系グリスが塗布されてました。
　アタシはアルミ系のカジリ防止剤－アンチシーズ－は持ってるけど、銅系は持ってない…どうしましょ。
　お店に電話して相談すると、アンチシーズでも問題なしとの事だったんで、新品の方にこれを塗布します。
　新品のスプロケ・ロックプレートを組付けて締結しますが、赤ロックタイトの手持ちは無く、青－中強度－しか持ってませんので、とりあえず青ロックタイトで締結します。

　で、2枚目写真の通り、両方とも新品になって気分もスッキリ。
　元通り組上げ、試走も兼ねてナップスまで赤ロックタイトを買いに行きます。
　実際に何か変わった訳じゃないんだろうが、整備した後は単車の挙動も心なしか軽快で気持ちよく感じますね。
　到着すると、ラッキーな事に今日は店内全品10%オフのセール日。
　赤ロックタイトは無かったけど、３Ｍ製で同等なモノがあったんでこれを購入。
　せっかくのセールなんで、ついでに銅系のカジリ防止材、ワコーズのスレッドコンパウンドも買って帰りました。
　家に戻ると、念の為、エキセントリック周りのボルト緩みをチェック。特に異常は無し、ＯＫ。
　後は、ドライブスプロケ締結ボルトを一旦外し、赤ロックタイトで再処理して締込めば全完です。明日は天気が崩れるとの事でダメそうですが、忘れないうちにやっとかんと。

　皆さんのdb2も、もう十数年選手でしょうから、近いうち、ドライブスプロケのガタを一度チェックをされてみては。スプロケカバーを外して、手で動かしてみるだけで簡単に確認できますから。

コメント(32)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 10月29日 12:56

私のdb2のﾛｯｸﾌﾟﾚｰﾄも写真よりちょっと軽度の状況でした。赤男爵にﾊﾟｰﾂがでるか確認しなくては…。ところでこのﾛｯｸﾌﾟﾚｰﾄ、いかにもbimotaな形ですね、ｵﾌｾｯﾄつけたりして。ｽﾌﾟﾛｹ側で調整してﾛｯｸﾌﾟﾚｰﾄは平板型のﾄﾞｶ用と共用にしてもらった方が良かったのでは、と思います。

[3] mixiユーザー 10月29日 20:34

アタシの他の手持ちは皆中古で、改めてコンディションを確認したら、全て、多少マシな程度でした。
　ロックプレートの寿命は意外と短そうですね。３～４年おきに代えんとマズイのかもしれませんね。
　さあ、これで手持ちの新品を使いきったから、今のうちからスペアの入手を考えねば…。

> 赤男爵にﾊﾟｰﾂがでるか確認しなくては…。
　⇒赤男爵から複数手配できるようなら、アタシの分もお願いでないでしょうか。
　　アタシの方は、コルセとフクダの方をを当たってみます。
　　また、現行のdb5とかのロックプレーがどうなってるのかも調べてきます。
　　新品状態のdb2用ロックプレートの外形はノギスで採寸済み。
　　もし、オフセット量、他寸法が同じなら、現行部品を取り寄せという手が使えるかもしれませんので。

　最悪、どのルートからも入手不可の場合は、ロックプレートはドカ用を流用し、オフセットを取る為にスプロケとロックプレートの間にカマすスペーサプレートをワンオフで起こすか、Fスプロケの特注品をオーダーするかのどちらかしか方法は無さそう。
　ただ、スペーサの方は一度製作してしまえば、スプロケ本体の様に擦り減ったり、ロックプレート本体の様にスプラインとぶつかるような衝撃がかかりませんから、スチール材なら一生モノになってくれるのではと思います。

　db2用のオフセットプレートの全体厚み寸法は5.35mmでしたから、ドカ用のプレートを買って厚みを測定して、5.35mmとの差分寸法の厚みでスペーサ円盤を製作すれば良い訳です。　※前ヅラ基準の場合
　スペーサ円盤の概要は、
　　　・外直径： 58mm
　　　・中心穴：　φ28mm穴あけ(スプラインシャフトを通す為)
　　　・ボルト穴： φ38mmの同心円をセンターラインとして、φ5.7mm×2を線対象位置に穴開け(M5ボルト貫通用)
　　　・厚み：ドカ用プレート厚み寸法と5.35mmとの差分値とする。
　　　・材質：比較的強度のあるスチール材。詳細は店と相談して決めようと考えてます。
　　　・締結ボルト：スペーサ厚み分だけ、ボルトの掛かりが浅くなるから、スペーサ厚分以上をボルト長へプラスしたものへの変更が必要。

　ただ、こいつは厚み寸法を出すのに機械加工が必要だから、結構高いモノになるかも…。
　でも特注のスプロケを発注し続けるよか、スペーサの方が長期的には安上がりになりそうだし、将来的な供給不安も少ないのではと思います。

　また、Fスプロケ本体ですが、AFAMではdb2用として受注生産扱い。
　国内メーカのXAM Japanでもdb2用は同じく受注生産扱い。
　ところが、XAMの車種別対応表をみるとキャブ 900SS用とdb2用のFスプロケの品番は同じなんですよ。でも900SS用はレギュラー商品扱い。
　ひょっとして、この2つはパッケージに貼りつける対応車種名シールが違うだけじゃないんか？
　エンジンが同じだから、シャフトのスプラインとロックプレート用溝切り位置は当然、全く同じ筈。
　チェーンサイズも同じ520。歯数も15Tで同じ。残る変動要素はスプライン上のオフセット位置だけど、これはロックプレートの形状を変更させることで実現してる。
　やっぱ、どう考えても、同一品の可能性が高そう。
　今度、XAM社へメールで問合せて見るつもりです。
　もし、同一品だったなら、メジャーな900SSの部品は当分供給され続けるでしょうから、スペーサさえ造っておけば、供給は当分安泰ではないでしょうか。

　まあ、オフセットロックリングが容易に入手できれるようなら、それに越したことはないんですけどね。

[5] mixiユーザー 07月28日 20:43

先日、Fスプロケットを注文して入手しました。カタログに載ってるうちに入手しておこうと思いまして・・・。

お店によると、AFAMは期待薄ということで、XAMに決めたのですが、カタログにはC4508とC4512の二つが記載されています。C4508は900SSと同じ番号ですので、オフセット有りはC4512と考え、こちらを注文。C4508＝3500円に対して、C4512＝6000円（受注生産）となっています。ただ、幸運なことに在庫があるということで、それほど待つことはありませんでした。

ただ、お店の人によりますと、XAMのDB2のスプロケットは廃版になるとか？とはいっても作製しないわけではなく、受注生産が特別注文（ワンオフ？）扱いになり、入手がさらにしにくくなるかも？とのことでした。

（針テラスに行くと言いながら、参加できませんでした・・・スイマセン）

[6] mixiユーザー 07月31日 08:45

ロックプレートも今後に備えて入手済みです。

[7] mixiユーザー 04月29日 10:10

先日のオーナーズツーリングで、Massimoさまからお尋ねのあった件（写真１）です。

ロックプレートの延命策として、ドライブシャフトの先端にアルミ板を設けて、この板でスラスト荷重を負担させようというものです。

ロックプレートとシャフトの位置決め溝には組付け上の横方向のガタがありますが、このためにスラスト方向の力がかかったときに単純な圧縮ではなく、衝撃の力も掛かると考えています。よって、ガタを極力なくすために、プレートを左に押し付けた位置にて、シャフト先端のアルミ板と隙間合わせのワッシャー（写真３のスプロケットについているもの）を介してプレートとスプロケットを締め上げています。

つまり、『アルミ板+ワッシャー＋プレート＋スプロケット』を重ねた形で締め上げて、
右方向のスラストは、ガタがあるけど、プレートとアルミの両方で荷重負担（うまくいけば・・・）。
左方向のスラストは、従来のプレートで受けるがガタはないので衝撃は減る（はず・・・）。
という考えです。

今回、久しぶりにアルミ板を確認したら、結構へこんでました（写真２）。スラストを負担しているわけで狙い通りですが、もう少し早くチェックして板を変えたほうが良かったなあと反省。これだけ凹むと締め上げで無くしたはずのガタがまた出来てますから・・・。今回は面倒くさいので、アルミ板をひっくり返して再利用しました…（せこい）。本当はアルミではなくて堅い素材のほうが良いわけですが、工作機械もないので自分でできる範囲だとこのあたりですね。中央の穴は、手元にあった適当なアルミ板を利用しただけで意味はありません、ハイ。

ドライブシャフトは先端にＭ８のねじ孔がありますから（写真３）、ここも使って、現行のロックプレートではない形の『スプロケットの位置決めおよびスラスト受けのプレート』も考えておりますが、予備のプレートが無くなったら実行に移すかも・・・。

[8] mixiユーザー 05月01日 08:06

［7）に関連しておりますが、板の再利用を更に有効にするために、凹みに鉄ワッシャー（写真１）をいれることにしました！アルミ板をひっくり返して一旦は組んだのですが、また凹むだけというのは必至。ならば、凹みに丁度合う鉄ワッシャーにて再発防止する方が良いと判断しました（写真２）。

ロックプレートは今まで複数交換していますが、右方向のみ凹んで左方向には干渉した跡もないので気にするのは右方向のスラストだけでよさそうですね（写真３）。

[9] mixiユーザー 05月15日 07:59

オルカファンさん　確認遅くなりました。
このアルミも減るんですね。まあ、これが減る分には何とでもなりそう。
奈良のdbがメンテで入ってくるのは年末ですので、その時にこの仕組みを入れてみようかな。
詳細、ありがとうございました。

[10] mixiユーザー 05月16日 05:14

>>[9]

私、ロックプレートの在庫が無くなったら、イラストのような事を考えております。あくまで一案ですけど、上半分が現行のロックプレートの構造で、下がその案の概略図ですね。

シャフトの左端には、製造時に使用すると思われるM8のねじ孔があります。これを使ってアダプター（勝手に名前を付けただけ）をシャフト端の端面にＭ8ボルトで締め付け、このアダプターの高さでスプロケットの位置決めとスラストの動きを規制します。よって、ロックプレートは使わないという案です。
イラストでは凝った形状にしていますが、板状のものに高さ合わせのワッシャーでも良いのでは？とは思っています。でも、ロックプレートの予備はあるので（純正ではなく試作屋で製作したもの）、この案を実行することは無いかも・・・？

今の私の構造でも、アルミ板が凹むと隙間ができて衝撃荷重が発生しますので、M8ボルトでアルミ板を締め付けて、常に押し付けた状態にすると良い傾向ではないか？と考えたりしていますので試してみる予定です。

[11] mixiユーザー 05月19日 07:36

蛇足ながら念のため追記しておきますが、［10］の構造では間違いなくM8ボルトは緩みます。

これは、スプラインがシャフトとスプロケット間で取り付けのためにある程度の隙間のある構造（歯面あわせ＝すきまばめ）になっているからで、加減速にて回転方向にわずかに動くことになります。
このため緩むのは必至です。これを前提にしてワイヤリング要としております。ただ、構造を複雑にして部品の精度を厳しくすれば緩みにも対処した構造もできますが、部品点数は増えるわ、重いわ、高価だわで現実的ではありません。

色々考えると、［８］の構造で鉄のワッシャーの交換で、ロックプレートの延命を計るというのが一番コストもかからず、軽量ではないかな？とは思ってます。
まあ、色々考えてやってみる（失敗する・・・）のが楽しいわけですな、ハイ。

[12] mixiユーザー 11月04日 15:34

>>[11]
清水から帰った翌日、洗車、特に汚れが目立つホイールを洗ってチェーンに給脂し、何気なくフロントスプロケのカバーを開けてスプロケを触ったら、[1]の時（11年前!)には感じなかったガタに気づいてしまいました。
取り外したロックプレートは、素人ノギス測定したところ0.1～0.15mm凹んでいるようです(写真1枚目）。
バイク屋さんで見ていただくと、まだ大丈夫そうとのこと、手元に3mm厚みのアルミ板切れがありましたので、[7]を真似させていただいてロックプレートの延命を図りたいと思います(写真2枚目)･･･アルミ板、寸法は足りるのか；；；。
バイク屋さんではモンジュイ？の超深オフセットスプロケや、900SS用等他車種のものを見せていただいて思ったのは、db2のスプロケは落とし込んでる部分を広げた構造なら（写真3枚目◎の斜線部分）ドカティ純正のフラットなロックプレートが使えたのでは、と。スプロケ裏側（エンジン側）の円筒部分はチェーンが当たらない程度に外形を大きくしても強度的に厳しいですかねえ・・。

[13] mixiユーザー 11月06日 19:49

>>[12]
すいません、投稿に気づいていませんでした。

黄色い部分の平面化でD社のプレートが使えるっていうのは確かにその通りですね！気づきませんでした！その手があったか！

強度的には、この部分『顎厚（外径ー内径の半分の厚さ）』などと呼んだりしますが、あまり薄いとチェーンに引っ張られた時の力で丸が楕円になるように変形（もちろんミクロン単位）したりしますし、片持ちのような形状ですのでねじりも生じますが、黄色い範囲ぐらいなら大丈夫そう（雰囲気でモノ言ってます）。円筒系は断面2次モーメントが径の4乗で効くので、外径の4乗に対して内径の4乗は小さいので極端に大きくなければあんまり影響はないというのがあるので・・・（昔取った杵柄で記憶をたどって話してます）。

お使いのパラメCADは確か構造解析（多分NASTRAN、線形解析？）が使えますので、3Dから解析モデル（STDと内径えぐりモデル）を作って、スプライン部を完全拘束してスプロケの歯（極端な条件で１本のみ）に荷重をかけて変形と応力を確認して、適切な判断基準？があれば形状的に厳しいか否かがわかりますね・・・しかし、もはや趣味でやる範疇ではないです、ハイ。

過去、このプレートを切削で試作加工で作った際には原価で5000円/枚ぐらいしましたが、もう15年以上前のことになります。今ならいくらするのかなあ？

[14] mixiユーザー 11月06日 19:57

>>[12]
写真添付を忘れていました。
こちらは、清水に行く前にチェックした時の画像です。鉄のワッシャーにしっかりとドーナツ状にたたかれた跡がついています。全体的にガタは感じられなかったのでそのままにしました。頻繁に確認したほうがよさそうですね。

[15] mixiユーザー 11月11日 11:55

>>[14]

＞[12]db2のスプロケは落とし込んでる部分を広げた構造なら（写真3枚目◎の斜線部分）ドカティ純正のフラットなロックプレートが使えたのでは、･･･

･･･を断面図（添付）を書く際に、F1やモンジュイのスプロケの画僧検索をしたらヒットしました
→http://www.motomotekki.sakura.ne.jp/new/database.cgi?mode=view&area=5

スプラインの状態がよければスプリングワッシャだけでワイヤロックしていなくてもボルトは脱落しない（こともある）、でもオフセットスプロケ関連やレース用部品だから保証しない、みたいなことを言っていますね。ボルトはSUSに見えますが、問題ないのかな？
なお、このサイトは10年くらい更新が止まっているようです。

XAMの価格表（改定中らしいですが）chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.xam-japan.co.jp/_TEST/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2022/11/all.pdfではdb2用は7000円でした。
モノによってはロックプレートが付属されてる場合もあるのに、ロックプレートがスプロケと同じくらいの金額、というのは･･･;;;

[16] mixiユーザー 11月11日 13:55

おおっ、こういう形状なんですね！
なるほど！DB2に追加工すると裏面の凸部との肉厚が薄くなるのですね、裏側のことを考えていませんでした・・・。で写真のXAMですが、M5ねじ孔ぎりぎりの凸部ですから追加工すると孔があいてしまうことになるような・・・。

で、違うトピックにAFAMとXAMのスプロケットの写真を添付した時に、追加工の話と価格のことが話題になったことがありました　→　https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1428228&id=86367696

私がスプロケットを買った時が6000円でしたので、それが今も7000円で入手可能としたら在庫があったとしたら・・・という事かもしれません。
また、追加工も上記の肉厚の件と表面処理の硬さの件とで難しそうですね・・・、結局オーダーしかないのかな？

[17] mixiユーザー 11月11日 14:21

確かbimotaforumの投稿にDB1で同じトラブルに対して同じ対策をした人がいたような記憶があって探してみました。
カナダの“Rocketron(ハスラムのファンか？)”さんの『DB1＿restoration』の10ページ目と11ページ目に『アルミの円盤』が写真付きで掲載されてます。

10ページ目
http://www.bimotaforum.co.uk/viewtopic.php?t=5732&postdays=0&postorder=asc&highlight=sprocket+db1&start=135

11ページ目
http://www.bimotaforum.co.uk/viewtopic.php?t=5732&postdays=0&postorder=asc&highlight=sprocket+db1&start=150

[18] mixiユーザー 11月11日 15:00

［17］の修正です。
Rocketronさん、最初は円盤＝8ｍｍのアルミで考えていたのですが、『機械加工の人と相談してもっと薄い鉄にした』とコメントしてます。すいません、やはり摩耗を考えて『鉄』ですな。

[19] mixiユーザー 11月12日 05:45

［17］に補足
bimotaforumをよく読んでみますと、NZの”Quadrasuarass”さんが『DB1に関してはPASOのシャフトを使えば平らなロックプレートを使えるようになるよ』とコメントしてますから、オフセットが同じという事でしょうね。DB2もD社のほかの車種でオフセット違いで共通使用可能なものがあれば平たいプレートが使えるのでしょうけど？　でもシャフトの入手と交換を考えるとスプロケットとプレートの製作のほうが現実的かなあ？

[20] mixiユーザー 11月12日 09:30

>>[19]
名越さんが「今回はこれを何とかして組み込もうと挑戦してみることにしました」といっていたのはPASOのシャフトなんですかねえ。
http://blog.teamfd.com/archives/51946968.html

空冷ですとDSエンジンからスプロケットの固定がロックプレート式（１枚目）からナット式（2枚目）に変わってますが、このあたりからシャフトが長くなってるのでは？（またはエンジンを左側にオフセットしているのでは？）と思っています。なぜなら、
①このあたりの年式から見た目でチェーンラインとリアタイヤのクリアランスが広い
②私が取り付けたST3?用のマルケホイールはスプロケハブ部分を削ってチェーンラインを内側へ追い込んで合わせている。
③マルケカタログではSS900ieとSS1000DSでは別となっている。なお、ST3とSS1000DSはシャフトの品番は同じ。
etcです。
シャフトの交換検討は経験と実績のあるお店にOHをお願いするときのお話になりそうですね。

[21] mixiユーザー 01月14日 22:46

>>[18]
正月休みで帰省した際に工作して仮組してみました。ボルト穴はもう少し広げる必要がありそうです。当初3mm厚の鉄？金具から切り出したのですが、ズシリと重く感じたので2mm厚鉄板で作り直しました（3mm厚　32.5g　2mm厚　21.5g）。8mm厚アルミから2mm厚鉄にすれば軽量化できそうですね。

[22] mixiユーザー 01月15日 06:04

>>[21]
3mm厚さの鉄を切りだせる工作機械をお持ちなのですね、うらやましい！
まさかの手作業じゃないですよね、正月早々腱鞘炎でしたとか？

これから走ってみて具合を確認するのも楽しみになりますね♪

[23] mixiユーザー 01月15日 21:09

>>[22]
工作機械といえるほどのものでなく、ディスクグラインダー＋やすりがけでございます。腱鞘炎にはなりませんでしたが、中腰姿勢が続いたので腰が・・・。
休み明けに、足バイクで冷えた交差点を左折するときに転倒して右手橈骨にひび入り（涙）、バイクに乗れるのはもう少し先です。

[24] mixiユーザー 01月19日 15:20

>>[23]
返信に気づくのが遅れて申し訳ありません。
いやはや怪我をしてしまったのですね、早く良くなることを願っております。

私、電動工具関連は非力なドリルぐらいしか持ってなくて、鉄を相手に加工となると躊躇してしまいます・・・。

[25] mixiユーザー 01月20日 09:07

>>[24]

ちょっとしたモノを作りたい、でも相手（鉄）が固すぎて手工具では歯が立たないor時間がかかる･･といったときにはホームセンターの工具レンタルや工作室レンタルが便利ですね。
https://diy-style.cainz.com/factory
「当日、ご利用店舗でご購入の商品を加工する場合、2時間まで無料利用」とのことですので、Fスプロケホルダーのような小さいものでしたら
①適当な厚み・サイズの建物金具を購入
②ドリル刃やのこ刃等の先端パーツは持ち込みor購入。その他加工に必要な手工具は持ち込み（利用前に申請します）
③購入当日に工作室を借りて加工
　　輪郭はボール盤でしつこく穴あけ　または
　　（許可をもらって）糸のこ盤＋金属用のこ刃で裁断・・・
といった感じで進めれば、とってもリーズナブルに加工できます。
お店によると思いますが、満席状態は見たことがなく、たまに山のように木材板材を買い込んで大物に取り組んでる方がいらっしゃいます。
ワタクシ、3Dプリンタ以外もこのサービスは利用してまして、
↓も工作室で加工しました（この時は先端パーツ持ち込みで利用のみ）。
https://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=261&community_id=5819826&bbs_id=79452692

[26] mixiユーザー 01月20日 10:50

>>[25]
情報ありがとうございます。昔、教えていただいた3Dプリンターと同じ場所という事ですね？　調べてみましたら、近くには残念ながら工作機械のあるCAINZはなく、お隣の市まで出かける必要があるようです。

今も工作を考えておりますが、近くの試作加工屋さんをあたってみることになりそうです。

[27] mixiユーザー 04月14日 17:19

2mm厚鉄版がようやく取付できました（写真１枚目）。3mm厚アルミ版（写真２枚目）と比べて、スプロケの左右のがたつきがないです。シャフトのセンターをM8ボルトで固定している効果が大きいと思いますが、シャフトをカバーする形状も効いているような気がします。M8ボルトには緩み止めにワイヤリングしたいのですが、相方のM5のキャップボルト側にワイヤリングの穴を開けられるのかな・・。

[28] mixiユーザー 04月15日 07:38

>>[27]
センターのM8追加したほうがガタがなくなって安定しますよね。私の今のアルミ板のままでM８用の穴をあけると結構板厚が薄くなるところができて作り直した方が良いレベルになるのですよね・・・。作り直す気で今の板にM8つけて様子をみてみるかな？

[29] mixiユーザー 04月17日 05:37

>>[27]
M8の件ですが、取り敢えずでやってみて走りに出たらあっさり緩みました・・・、試走とか街乗りでの確認ではありませんけど・・・。

噛み合い代2D以上とってましたので（20ｍｍ）、抜けてもスプロケットカバーに当たって脱落することはありませんでした。まあ、トルク管理が甘かったせいもあるかもしれませんが、チェーンで引っ張られて起きるガタを押さえこむ必要があるわけですからそれなりに考えないといけませんよね（反省）。

鉄板で全体でおさえている構造ならば私のアルミの只の板より有利だと思いますが、安全上で脱落防止は考慮要ですね。