ミャンマーが好きな人！コミュのミャンマーのコーカン族(果敢族)

先日、ミャンマーで戦闘開始という情報があり、、、ミャンマー国境地帯かぁ～、ヤンゴンには関係ないやと考えていたのですが、状況を詳しく調べると相当深刻な事態のようです。

この深刻な事態は、あまり日本では詳しく報道されていないようです。このニュース、ミャンマー関係者の方はもとより、日本も世界も大いにウォッチした方がいいでしょう。

2009年8月にもミャンマーと雲南省国境地帯のコーカンで大規模な戦闘があったようだけど、今回のミャンマー国軍の被害は、ミャンマーの民政移管後、最悪の規模だそうです。

ミャンマー国軍の正規軍の兵士47人を殺害し73人を負傷させ、対空射撃で空爆に応戦って、コーカン族の軍隊は山岳ゲリラ規模どころではなく、凄い戦闘能力です。

ミャンマー国軍を多数殺害したコーカン族、ミャンマーでは少数民族と分類されているけど、よく調べると中国語を話す漢民族。れっきとした正真正銘の中国人です。今回、コーカン自治区で戦闘が行われた場所は、中心地のラオカイと言う町ですが、これも漢字表記だと「老街」です。

2009年8月の戦闘の際、中国マスコミや中国人民の反応は、すぐにミャンマーに人民解放軍を出動させろとか、人民解放軍を越境させミャンマー軍を叩きのめし同胞を助ける必要があるという過激な内容が目立ちました。

今回の衝突衝撃は、どう見ても漢民族(中国)とビルマ族(ミャンマー)間の戦闘です。コーカン族の軍隊には、中国からの支援があるでしょう。雲南省から、国境を越えて、武器、弾薬、義勇兵が沢山来ているものと思われます。

こんな山奥に中国側からの支援なしに、対空機関砲など強力な火器を備えた軍隊が存在する訳がありません。中国共産党は、ロシアを見習って東部ウクライナの作戦を同じようにミャンマーで行っているのか？

今回の戦闘は、東部ウクライナの様相を呈しており、中国に絶好の軍事介入の口実を与えます。ミャンマーは、国王夫妻を殺され毛沢東派に一時政権(国家)を乗っ取られたネパールの二の舞いにならないよう、十分に気をつけなければ、いけません。

日本における報道内容は以下のとおり。

•「ミャンマーで少数民族と戦闘、国軍４７人死亡　中国国境地域」

　１３日付のミャンマー国営紙によると、同国東部シャン州で９日から１２日にかけ、少数民族コーカン族の武装勢力と国軍との間で激しい戦闘が相次ぎ、国軍側４７人が死亡した。テイン・セイン政権は、国内各地の少数民族武装勢力と全土停戦に向けて協議しているが、多くの犠牲者を出した国軍の反発は必至で、和平達成は遠のきそうだ。

　戦闘が起きたのは、中国雲南省と国境を接するシャン州北部コーカン地区で、武装勢力が政府の影響下にある地域を奪取しようとして交戦になったという。国軍は空爆も行い、武装勢力は対空射撃で応戦。武装勢力側にも死傷者が出たとみられる。

　コーカン族は中国系の少数民族で、漢族の流れをくむとされる。今回の戦闘で、雲南省側に住民が避難しているとの情報もある。（共同）

http://www.sankei.com/smp/world/news/150213/wor1502130045-s.html

このミャンマーの少数民族であるコーカン族(中国語:果敢族)とコーカンを調べると、以下のようです。

「コーカン(中国語:果敢、クオカン、ピンイン Guǒgǎn)はミャンマーシャン州北部の特区で、漢民族が集住する地区。現在は憲法によって政府から自治権を得ており、自治区となっている。

コーカン地区の多数派である「コーカン族」は、約400年前、中国の明朝末期に迫害されて雲南省まで逃げてきた民族が起源といわれている。実際には、そうした正統派コーカン族に加え、四川省から流入した人たちが含まれる形跡もある。また第二次世界大戦後に中国雲南省から移住し、そのまま現在に至るまで住み続けている中国人も「コーカン族」と自称している。

地域内共通言語：コーカン語（北京語と同じく官話方言に属す西南官話の変種。」

2009年8月の戦闘は以下のとおり

「2009年8月8日、ミャンマー警察が武器修理工場（麻薬製造工場と目していた)の摘発を行ったところ、現地の武装組織と戦闘状態に陥り、政府は治安部隊を投入したものの、政府側28人、武装勢力側8人以上の死者を出す激しいものとなり、1万人以上の住民が中国側へ越境するなどの混乱が見られた」

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 02月15日 14:22

仕事の関係もありミャンマー人の友人が多くその知人友人等が被害に遭わないかと心配です

[2] mixiユーザー 02月15日 22:12

>>[1]
ミャンマーと中国の国境地帯だから、普通のミャンマー人にはほとんど影響はないでしょう。しかし、対空機関砲まで装備した中国人の強力な軍隊は気になります。少数民族の山岳ゲリラどころではなく、ミャンマー正規軍も殺されてしまいます。ミャンマーも、油断をしているとクリミヤや東部ウクライナがロシア領になったのと同じように、中国領に編入されてしまいます。

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