ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ジェッツファンクラブ!コミュの日本ジェッツ話 第 2 部

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
再会を果たしたメラミとメラオ(茂寺児)。
感動の再会を見送ったジェッツは、その後…。

〜これは衝撃と絶望、そして希望の物語〜

コメント(4)

ジェッツはいつもように空を見上げていた。


「広い空だ・・・いつかは俺も飛びたてるのだろうか・・・?」


自分の口から出た思わぬ言葉に、苦笑する。


飛び立つ?ばかなことを。オレはとっくの昔に翼を捨てたじゃないか。そう、あのときに・・・


知らず知らずのうちにこぶしを握り締めていたことに気付いたジェッツは、ゆっくりと自分の手を見つめた。


その手は、ジェッツにとっては自分を何度も救ってきたものでもあり、もっとも忌み嫌うものでもあった。


何人もの命を奪ってきた、この手・・・


実際にはその何倍もの人を救ってきたのだが、今のジェッツには自分の手がこの世でもっとも汚いものに見えた。


「くそ・・・!なんでオレは、こんな不器用な生き方しかできないんだ・・・!!」


握り締めたこぶしを思い切り壁にたたきつける。

こぶしの皮膚は破れ、血がにじんでいたが、この痛みだけが今のジェッツにとって生きている証であった。


「そんなことないよ。あなたは立派に生きている。そんなに自分を責めないで」


あいつがよく言っていた言葉だった。ジェッツは苦笑し、また空を見上げた。


「オレは・・・」


なにを言おうと思ったのだろう。






あの時と同じだ。





オレに笑いかけて、手を差し出してきたお前。

オレは何も言えず、ただその手を見つめていたね。




あの時と同じだ。



一つだけ違うのは・・・



ただ、となりには君がいない。





「オレはまだ、笑えそうにない。」


そうつぶやくジェッツ。



だがその目は、さっきまでとは違う。


まっすぐに何かを見つめる目・・・



そのさきに待つのが希望なのか、絶望なのか
今はまだ、知る者はいない。



そしてジェッツは歩き出した。

まだ見ぬ未来へ向かって。




第二部

「完」
完?!これ連続ものじゃないの?!(*´>ω<`*)
日本ジェッツ話、なぜ第3部がなくて第4部なのでしょうか?
スターウォ○ーズとかと一緒で、あとあと殺ろうかと…。
とりあえず、気分です。そんな気分だったんです…。
ちなみにサブタイトルは、〜そして伝説へ〜でした。
よくわかりません。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ジェッツファンクラブ! 更新情報

ジェッツファンクラブ!のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング