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如月 cafeコミュの満月なんだよね…

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毎年恒例のりゅう座流星群(ジャコビニ流星群)。今年は13年周期の当たり年で、10月9日には「流星嵐」が起きそうだ。日本でのピークは午前3〜5時と見られている。

 予測どおりなら、ピークには毎時600個の流星が降り注ぐ。3大流星群の1つ、8月のペルセウス座流星群をはるかに凌ぐ規模だ。

 NASAなど各宇宙開発機関は大出現の報に接し、地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)や人工衛星への影響を注視しているという。

 最大の懸念は衝突による静電気放電だ。猛スピードの流星(微小岩石)が人工衛星に衝突すると、蒸発して高温の荷電ガス(プラズマ)が発生する。回路のショートや搭載機器の損傷を引き起こし、衛星が制御不能に陥りかねない。

 しかし専門家は、りゅう座流星群の静電気リスクは低いと考えている。飛行速度が他の流星群の半分に満たないため、衝突してもプラズマはまず発生しないという。

 ただし、カナダにあるH.R.マクミラン宇宙センターの天文学者ラミンダー・シン・サムラ氏は、「人工衛星やISSに衝突する可能性は捨てきれない」と指摘する。「ISSでは船外活動を中止する以外に有効な対策はない。後は最小限の被害に留まるよう祈るだけだ」。

◆高密度のダストトレイルに突入?

 流星群は放射点の星座名を冠するのが一般的で、りゅう座流星群も例外ではない。当日9日、北半球各地では現地時間の午前0時頃、りゅう座が天頂近くに差し掛かるはずだ。

 りゅう座流星群の実体は、ジャコビニ・ツィナー彗星の軌道に沿って帯状に散らばっている砂粒大の粒子だ。公転する地球がこのちりの帯(ダストトレイル)に差し掛かると、粒子が上層大気に突入して崩壊、幾筋もの光となって観測される。

 今週末はダストトレイルの高密度領域に進入するため、流星の数が格段に増加すると言われている。「いつもは毎時10〜20個程度と控えめだが、まれに数百から数千個の大嵐になる年がある。どうやら今年がそれに当たるようだ」とサムラ氏は話す。

◆観測できない?

 仮に今年が当たり年でも、観測できるとは限らない。活動のピークはアメリカ東部標準時8日午後3〜5時と予測されており、日中にピークを迎える西半球での観測は難しい。

 一方、日本を含む東半球では夜間となり、ほぼ満月のため月明かりが障害となる。特に明るい流星しか見られないかもしれない。

 サムラ氏は次のようにコメントしている。「当たり年と言いながら、ピーク時の観測条件は芳しくない。ヨーロッパやアジアならチャンスはあるが、北米は全滅に等しい」。

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