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書くコミュの【日記】

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 絵でも・・・。
 実際にあった出来事でも、
 作り事でも構いません。

 あなたの1日を
 教えてください。

コメント(35)

2008年9月21日


髪を切った

大雨の日

美容室の窓越しに見えた
色とりどりの傘の波
車のテールランプが
雨に滲んで綺麗だった


器用にハサミを動かす
倉野さんの指は綺麗
眼鏡越しに覗かれる
視線の強さや
なんとなく会話を繋がなきゃって思わされる
美容室独特の空気は苦手なのに
つい髪を切りに通ってしまうのは
綺麗な職人の指に
無性に会いたくなるからなんだろう


リズミかるに動く
倉野さんの指に
匹敵するなにかを
私も持っていればいいのに



2005.9

雨も降らぬ夜もむせ返る程の風は苛々する。

いつもの恒例で新大久保の駅で待ち合わせた。
何でだろう。この街は私の神経を逆なでする。
別にコリアタウンが嫌いな訳じゃない。むしろ好きなのに。
匂いか。
電信柱に落ちる影には得体の知れないものが
息づいている様な生臭い匂いが此処にはある。

いつもの様にコンビニで一晩の食料を買込みいつもの安いホテルに入った。
ロビーで待つこの時間は、どうしても好きになれない。
横ではアルバイトの肉体労働の疲れからか、魂の抜けた目で彼は煙草を吸っている。
いや、死に掛けのフェレットの事を考えているだけか。

「もういつ死んでもおかしくないから」と聞いてもう1年になる。
手帳に記した約束は全てそれを理由に、何度か×が着いた。
はじめの内は本気で心配したけれど、そのフェレットが危篤だろうが、
口紅を着けていようがどうでも良くなった。

部屋に入ると今日はいつもの部屋とは異なっていた。
緑のライトが肌に張り付く様で居心地が悪かった。

そして枕元の壁には大きな鏡。

お互いシャワーを浴びてベットのシーツを剥がした。
彼が私の体を指でなぞり夢想に駆けて行く。
私は高まらない体を気取られぬ様に、彼の舌先を首筋から背中に誘導する。

ふと、誰かと目があった気がした。

ゆっくりと頭上の鏡に目をやると、居た。
黒い影がベットの脇のソファーに座っている。
この男の目か。
そう思って静かに目を伏せた。彼は私の上で荒い息をしている。

やはり此処は息づいている。
得体の知れないものが生臭い匂いを立てて潜んでいる。
200×.×.×

春がもう近いのだろう。
冷たい風に混じって微かだけれど沈丁花の香が混じっている。
1ヶ月前に彼と会った時は、風が一吹きすれば身が凍る程寒かった。

柔らかいけれど、強く私の手を握り、いたずらっ子の少年の微笑みに、
支配者の威厳を湛えて歩みを進める。
身体の芯が甘い痺れと熱で私の意識を混濁させてゆく。
歩く速度が乱れない様に意識を保とうとすればする程に、
温かい陽の光がやたら目に乱反射して飛び込んできた。
まだ冬が終わっていない事を主張する冷たい風は、汗まみれの身体を優しく撫でてくれた。


ふいに私達の前を一匹の猫が横切った。

その猫は私たちをチラリ覗き見たが、直に目線を戻し滑る様に立ち去った。
着慣れたドレスを怠惰に引き摺り歩く娼婦の様にゆっくりと。


身体が熱い。
彼が囁く言葉が頭で反響する。


私は冷静さを失わないように、そっと後を振り返り猫の姿を確認した。
銀色の毛皮には、ゴッホの星月夜を思わせるグレーの渦が描かれていた。
彼女はドレスの乱れを整え佇む。
車もまばらな駐車場の陽だまりのなかで。
まるでずっと以前からその場所に居たかのように。

陽の光は甘いのだろうか。

気付けば、今迄誰かとすれ違う事も全く無かったこの裏通りで
初めてすれ違う生き物だった。

そっと彼の横顔をみつめた。
そしてふいに沈丁花の花言葉を思い出した。

「喜びを下さい」

 2008・2月末日

 バランスをとって生きるのは、
 難しいと思う。
 砂糖と消費カロリーのバランス。
 睡眠時間と起きている時間のバランス。
 闇と光のバランス。

 
 どちらに傾いても具合が悪い。
 
 もっと単純に生きられたらいいのにな。
 道端に咲く花のように。
 咲くときに咲き、散る時に散る。
 難しいことは嫌いだ。

2009.7.7


玉かぎるほのかに見えて別れなばもとなや恋ひむ逢ふ時までは




いつか君のことを
文字でなぞるよ
必ず
だからここにきた
そのために出会った
いつか 必ず

2009/09/17

この世界にまだ希望があると信じれた


よかった、そう思えた。

 よく晴れた冬の日
 世界はこんなにもきれいなのに
 悲しい話ばかり聞こえてくる


 バイク事故だって?
 でも なんだか あなたらしいね

 小さくてよく笑う顔が
 棺の中に収まっている様は
 なんだかお芝居をみてるみたいで笑えた


 どうしたらいいかな
 悲しんだらいいのか
 怒ったらいいのか
 よく わからない


 びっくりだよ? 驚いた? 成功でしょ?

 そういって今にも起きだしそうなんだもの


 まだまだ 話したいことがあった気がする
 まだまだ これからだったじゃない


 なにしてるのよ

【派遣社員の思い出】

バイトのネタで派遣社員で消費者金融の会社で事務をしていた時を思い出した。
まぁ、有名な会社の名前を出すと、アイフルとかそういうの。

「○○さんねぇ〜そう言われても困るんですよ〜払ってもらわないと〜」

という社員と顧客の生々しい会話は毎日何十回と聞き、

「今月までには払うっておっしゃったのはあなたでしょう!
今月まで今月までってあなたの今月まではいつまで続くんですか!
こっちだって大変なんです!いい加減にしてください!」

という厳しい怒鳴り声が社内に響くのも日常茶飯事。
私は運よく、そういう督促ではなく事務の仕事だったので電話と言えば、
顧客や他の部署からかかってくる電話に対応する程度だった。
そんな職場だから辞めていく派遣社員はものすごく多かった。
半年働いたけど、その間で20人近くの派遣さんを見送った。

そんな職場へまた新しい派遣さんが入ってきた。
当時私は24歳でA子さん(もちろん仮名)は30歳。
たまたま私の隣の席になった。
A子さんの一番目の発言。

「あのーここってお菓子食べちゃいけないんですかぁ」

「・・・。」

この人は何しに来たんだろう。
お菓子を食べたいならおうちに帰って好きなものを食べておいで。
つーか何!三十路にもなってろくな挨拶もせずにお菓子!?

A子さんに仕事を教えるのは私の仕事になった。
まずは簡単な仕事から、と思い、お客さんへの領収書を入れる封筒の宛名書き。
A子さんからの質問。

「封筒の名前ってどの辺に書いたらいいんですかぁ?真ん中?左寄り?」

「・・・あ、えーとですね、名前なので真ん中に縦にドーンと書いてください」

「わかりました」

左寄りって何がだよ。
ある日、A子さんは30分遅刻して出勤してきた。
理由を聞くと、電車が遅れていたとかなんとか。
そう言いながら自分の席に座ったまま仕事の作業を始めたので、
一応課長に遅刻したことを言ったほうがいいのではないかと伝えると、

「えー遅刻したらいちいち伝えなきゃいけないんですかー!」

っとこっちが「!」マーク50個くらい付けたくなる返事!
結局A子さんは課長の元には行かず、課長も課長で遅刻を知らずにいた。
ちなみにこの課長も問題児で、仕事をしているようでしておらず、
何をしているかというと自分ご自慢の腕時計を斜めにかかげて鑑賞ばかり。

ある日うちの事務班の活気をもっと盛り上げて仕事に励もうという、
なんともメンドクサイ会議をその課長が開いた。
会議室にみんな入って席に座る。
課長がまず初めに、

「もしかしたらみんな思ってることがるのかもしれないけど、
それが言えないでいるのかもしれない。
この機会に胸に抱えているものを吐き出して、問題を解決していこう!」

とやたら大張り切り。
課長は一人ずつ順番に聞いていった。
私の隣のB子さんが「よっしゃ!」という発言をした。

「課長が腕時計ばかり見ているので困ります」

と言ったら課長は固まった。

「あぁ、あぁ・・・。」

と言って、次に私の番が来た。

「課長の確認の印が欲しいだけなのに、そのために半日も待たされるのは困ります」

と言ってやった。

張り切って会議を開いたものの、問題がまさか自分に指摘されるとは思わず、もう、

「あのー、じゃぁ、私もこれから気を付けますので・・・」

と小さくなって会議はそんな感じで終了した。
それでも数時間後には課長は腕時計を眺めていた。

話は戻ってA子さん。
外見はと言うと、とても三十路には見えない、むしろ20代前半。
背も150センチくらいだし、アイドルにいそうなキュートな顔立ちで小顔。
今のモーニング娘よりちょい昔のモーニング娘にいそうな感じ。

なので隣の部署のアホ面男性職員は、
彼女が何か事務用品を取りに席を立ったり、
トイレに行くために席を外すたびに目をギラギラさせてガン見していた。
A子さんもそれに気付いている様子だった。

ある日、今日は外でみんなでランチしようと真冬の寒い日、
下の階でみんなが集まるのを待っていたら、
A子さんは内股でコートを顔の下1/3くらいを隠し、小股で小走り。
私は少女漫画の実写版を見ているのか?
あの姿は覚えていたくないけど焼き付いた。

一度同じ派遣さんから聞かされたことがある。
私がA子さんのアホさ加減にイラ立ちがこもって、
少々話し方が雑になってしまったことがあった。
それに対してA子さんは課長に、

「Aiさんが私にキツくあたるんです、私何も悪いことしてないのに」

と言ったらしい。
何?
私は社内のイジメ役?

あれからもう何年もたつが、A子さんは何をしているんだろう。

2011/2/14

人生ではじめて
心から感謝してる人と
心で好きだと感じる人に
チョコレートを渡した

人生はチョコレートのように
甘くはいかないけれど
彼らがいるから
わたしは前へ進めたりする

そう 雨の日だった
透明な傘をさすたびに思い出すだろう
本当に本当に
素敵な1日だったんだから

明日もまた
昨日と同じく
何もなかった

綴るのだろう

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