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天国の彼方へコミュの今年もまた暑い夏

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夏がきた。
海が好きで、花火が好きで、向日葵が好きだった。
でも、今は大嫌い。
出来れば、冬眠してしまいたい。

なるべく、なるべく考えないようにしても、
”場面”が浮かんでしまう。
なぜ、嫌な記憶なのに残っているのかな?

『いい加減、大人ですから』を今年のキャッチフレーズに
頑張ってこの1ヶ月を乗り越えようと思っていても、
意外と私のココロはヘナチョコですぐ、へこたれる。
まだ、”夢であってほしい”というキモチがぬぐいきれない。

なるべく、なるべく友達に心配かけないようにと思ったけれど、どうしても寂しくなって電話をした。
「かかってくると思ったよ。何、無理して明るくしてるの?
バカだね!」
・・なんだよお、優しくするなよお。我慢してたのに、涙がでた。
先週は、彼が倒れ手術をしたことから、命日よりも私にとっては辛い時期で、親しい友人はそれを感じてくれている。
メールがきた。
「生活があるから1年中はmarinaのこと考えないけれど、この時期は毎日考えるよ。我慢しないで、会おうよ」って。

やっぱり、友達はいいな。やっぱり、一人では生きられないんだな。

かと思ったら、おばかな後輩。
メールがきて、「この頃、話もちゃんと聞いてくれていないし上の空だしい、いつもと違うから嫌です」だって。
はあ〜、何年つきあっているんだ。
いつも自分のことばかりではなく、考えて欲しいものだ。
しかも、タイミングよく手術の日。
あのね、私は仏様でも神様でもないの。
年がら年中、かまってあげられない。いい加減、気付け!!
30過ぎて、くだらないこと言わないで欲しい。

彼の親友に電話をした。
「お、元気そうだね」・・・・
「まあ、いい加減大人ですから、元気な振りもできます」
う〜ん、元気なわけないじゃん。
電話をしたのは、いい加減にお墓まいりに行かなくちゃと思ったからだ。帰省時に付き合ってもらおうと思った。
私はお墓が怖くて。
スチュエーション的に、墓地ではなく田んぼの真ん中なのがまず怖い。怖いよお。
つぎに、宗教的に神道なので、戒名ではなく名前がそのまま表示されている。これはインパクトがとても強い。
そして何より、現実を突きつけられるのが怖いのかもしれない。

地元の友人も、大学の友人も、会社の同僚も、
毎年、お墓まいりに行っている。
私だけだな、行かないの。
私だって、友人なら行っている。
行ける訳ないじゃん。
家族や親より長い時間を一緒に過ごして。
彼は自分自身だった。
頑固なのかもしれない。
いっぺんに全てを過去には出来ないんだな。
何とか努力して少しづつ過去にはしている。
しなくてはいけないことも、よく判っている。
だけれど、「はい3回忌です」、「はい7回忌です」なんて割り切ることは、私には出来ない。
宗教心がないからなのか。
悔しいけれど、何年たってもスーパーに行ってまず目に入るのは彼が好きだったものだし、洋服を見ていても彼の好きな色が目に入る。
彼が倒れた時言った。
「絶対、大丈夫だから、俺を信じろ」
嘘つき!大嘘つき!1時間後には、意識を失っていた。
「俺がオマエを幸せにするからな」
って、不幸のどん底じゃん。詐欺師、ペテン師。
でも、今天国で、私の父とおばあちゃんに
きっと毎日ネチネチと苛められているだろうなあ。
「君ねえ、娘を幸せにするって土下座しただろう!」って。
可哀想だな。

『いい加減、大人ですから』
しっかりしたフリ、悲しくないフリ、楽しいフリ・・・板についてきたけれど、日常はなんとか過ごすことは出来るようになったけれど、
ココロの中は、やっぱりアップアップで・・・
生きることを粗末にはしないけれど、
頑張るから、早く彼の側に行かせてほしいという気持ちは変わらないわけで。


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