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成駒屋 女形役者 福助贔屓コミュの【資料? 長唄 鷺娘】

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<写真は、今月の歌舞伎座 九代目鳥居清光さんの絵看板です>

今月は大和屋さんの舞台ですね。
この美しさはなかなか言葉に出来ません。

舞踊自体も人気ですし、道成寺と並んで是非覚えたい
歌詞の一つということで、歌詞をひいてみました。
興味のある方は是非ご一読を。覚えたい方はコピーを。

この他にも、定期的にピックアップしていきたいと思っています。
みなさんも好きな長唄・清元などの好きな曲があれば教えてくださいね。

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長唄『鷺娘』

妄執の雲晴れやらぬ朧夜の

恋に迷いし わが心

忍山 口舌の種の恋風が

吹けども傘に雪もって 積もる思いは泡雪の

消えて果敢なき恋路とや 思い重なる胸の闇

せめて哀れと夕暮れに ちらちら雪に濡鷺の

しょんぼりと可愛いらし

迷う心の細流れちょろちょろ水の一筋に

怨みの外は白鷺の水に馴たる足取りも

濡れて雫と消ゆるもの

われは涙に乾く間も袖ほしあえぬ月影に

忍ぶ其夜の話を捨てて 縁を結ぶの神さんに

取り上げられし嬉しさも余る色香の恥ずかしや

(縁を結ぶの神さんを 恨みて初手は

ついひぞりごと 届かぬ思い浮名立つ

ほんは涙のつららさえとけて逢う瀬の嬉しさも

余る色香の恥ずかしや)

須磨の浦辺で 潮汲むよりも

君の心は汲みにくい さりとは実に誠と思わんせ

繻子の袴の襞とるよりも主の心が取りにくい

さりとは実に誠と思わんせ しやほんにえ

(白鷺の羽風に雪の散りて花の散りしく

 景色と見れどあたら眺の雪ぞ散りなん

雪ぞ散りなん憎からぬ)

恋に心も移ろいし花の吹雪の散かゝり

払うも惜しき袖笠や

傘をさすならばてんてんてんてん日照傘

それえそれえさしかけていざさらば

花見にごんせ吉野山

それえそれえ匂い桜の花笠

縁と月日を廻りくるくる車傘それそれそれ

そうぢゃえ それが浮名の端となる

添うも添われずあまつさえ

邪見の刃に先立ちて此世からさえ剣の山

一じゅうのうちに恐ろしや地獄の有様悉く

罪を糺して閻王の鉄杖正にありありと

等活畜生衆生地獄或は叫喚大叫喚

修羅の太鼓は隙もなく

獄卒四方に群がりて鉄杖振り上げくろかねの

牙噛み鳴らしぼったてぼったて

二六時中がその間 くるり くるり

追い廻り追い廻り終にこの身はひしひしひし

憐れみたまえ我が憂き身

語るも涙なりけらし

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