四股名に物言いコミュの地縁のない地名（地理的名称）を含む四股名

はじめまして。

数年レベルで書込がないコミュですが、一石投じたいと思い、トピックを作成させていただきました。

大相撲は番付に出身県（国）が書かれるように、力士にとって出身というのは大きいものだと思います。「江戸の大関より故郷（クニ）の三段目」というコトバもあるように、地域から力士が出るというのは大きな意味合いを持つとも思っています。

だからこそ、四股名に地縁のある地名や地理的名称を入れる四股名というのは少なからずあります。

近年だと、水戸出身の水戸泉、なんていうのは非常に分かりやすい四股名だとも思います。
現役だと隠岐の島出身の隠岐の海、土佐市出身の土佐豊。出身地を表す良い四股名だと思います。しかし、出身でもないのに、安易に地名や地理的名称を含む四股名を名乗る。これはいかがなものでしょうか。

私にとって、「妙義龍」というのは非常に許し難い四股名です。
「妙義山」といえば、群馬県では上毛三山といわれる上州の名山の１つに数えられる綺麗な山です。（ちなみに他の２つは榛名と赤城）
しかし、そんな地理的名称を兵庫県出身の群馬とは縁もゆかりもない力士に名乗られてしまいました。

私の義父は、現在は市町村合併で群馬県富岡市となりましたが、旧・妙義町の出身です。私の家系も曾祖父までは群馬県の西毛地区（妙義の近く）で戦国時代以降暮らしていたそうです。ですので、群馬県、妙義山に対する思い入れはありあます。妙義町自体は妙義山の麓の小さな町です。しかし、町自体は小さくても妙義山というのは全国的にどうなのかは分かりませんが、群馬では誰でも知っているだろう山です。
群馬県の学校では運動会では「赤城団」「榛名団」「妙義団」と３つのチームに分けて対抗する学校が未だにあったり、郷土カルタの上毛カルタでは「紅葉に映える妙義山」と詠まれるくらい、群馬の人にはなじみのある山なのです。

琴錦はどちらかと言えば妙義より榛名ですが、妙義町の隣の安中市出身の湊富士が名乗るのであれば、喜んで名乗って欲しい、そんな四股名です。

榛名と赤城は、これらを含む四股名を群馬県出身力士が名乗りました。十両の榛名冨士と、サーカス相撲の異名を取った栃赤城。しかし、妙義だけは関取が出ていませんでした。しかも、そんな妙義の四股名を群馬県とは縁もゆかりもない宮本に名乗られてしまう。

これは私自身は群馬で暮らしたことはないですが（群馬寄りの長野県内で暮らしていたことはあります）、私にしてみれば、宮本が妙義龍を名乗るなんていうのは、群馬、妙義近隣の人に対する冒涜、くらいに思っています。

一刻も早く、妙義を捨てて欲しいと思っています。
群馬出身の力士が名乗るなら大歓迎です。しかし、宮本はそうではありません。

今場所、平幕５枚目まで番付を上げてきて、三役も伺えるところまで上がってきました。
この四股名が浸透する前に、とっとと四股名を変えて欲しい。そんな思いでいっぱいです。

こういう思いを抱かれる方、いらっしゃいませんでしょうか・・・。