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 卵コミュのtamago-nation レポート:1日目(8/19)

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1)tagomago with kumax
‥という名義なれどイコールnerve net noiseの演奏からスタート。
今回の出演者中、最も武骨なサウンドを発信(発振)するユニットだが、その複雑なテクスチャーは、高く低く、硬く柔らかく、たおやかでありながらスピードを感じさせる至福の音響空間を現出。
そしていつものことながら、混濁したノイズが紛れもない「音楽」を指向してゆらめく不思議に立ち会うことができた。

2)miroque
出演者中、紅一点の実力派サウンドクリエイター。
PC出力のリアルタイム操作とヴィンテージシンセの手弾きによる、音楽性の高い電子音響。色彩を感じさせる音色はいずれも吟味と抑制を経たもので、緻密な設計によるサウンドデザインに感銘を受けた。疾走感のあるシーケンスが、硬質な音の奔流で会場を浸し、美しかった。

3)lakeside with 坂本宰
唯一の「生音系」出演者であるアコースティックギター・デュオ。
発音と減衰、すなわち瞬間と空間に意識を集中することが大部分を占めるミニマルな演奏。柔らかな鼓動を感じさせるフレージング、繊細なアーティキュレーションが美しい。特に野村さんの演奏姿勢の細かな変化、身体とギターの接触面積を調整することで音色をコントロールするかのような動きが印象的だった。
影絵アーティストである坂本宰さんは、プロジェクターを使って、水滴、波紋、さまざまに混じり合う明暗を会場壁面(絵画の展示がある)に投影。音の「気配」そのものを視覚化したような表現が素晴らしかった。

4)inoyamaland
2人のベテラン音楽家による老舗ユニット。
甘さや過剰さのないサウンドの構築、細やかでありながらエネルギーを感じる演奏の展開、ともに非の打ちどころなし。マニュエル・ゴッチングの「E2-E4」を思わせるような、音の高原列車。この日の出来事全てを包み込む高揚感で、トリを飾ってくれた。

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