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大人のためのロック&ポップスコミュのアニタ・オディ

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「そろそろジャズ・ヴォーカルのトピがあってもいいかな?」と思っていたら、アニタ・オディが死んでしまいました(23日)。

「歌手の中の歌手」と呼ばれたアメリカの女性ジャズ歌手、アニタ・オディが23日、ロサンゼルスの病院で死去した。87歳。肺炎で入院中だった。
1919年米中西部イリノイ州シカゴ生まれ。30年代にシカゴのジャズクラブで歌い始め、「レット・ミー・オフ・アップタウン」がヒット、40、50年代を代表する女性ジャズ・シンガーとなった。「ハニーサックル・ローズ」「スウィート・ジョージア・ブラウン」「二人でお茶を」などの曲で知られる。
16歳の時からヘロイン中毒やアルコール依存症で苦しみ、刑務所や病院で過ごした期間もあった。10年前、米西部カリフォルニア州ヘメットの自宅で泥酔し階段から転落、入院した病院で食中毒と肺炎にかかった。その後約1年間、歩くことも歌うこともできなかった。その後、断酒し、晩年もロサンゼルスで歌い続けた。
力強い管楽器のような勢いのある歌唱が特徴。日本をたびたび訪れ、東京のライブハウスでの実況録音盤が出されるなど、50年代から80年代に至るまで、日本でも人気白人女性歌手として親しまれた。

ビリー・メイ楽団と組んだロジャース=ハート作品集や、オスカー・ピーターソンなどをバックに配したコンボ録音などの、全盛期の名盤の数々(ヴァーヴ)はもちろん素晴らしいのですが、来日時に録音されたライヴ録音(アート・ユニオン)のリラックスしたムードも捨てがたい味があります。
日本人が一般的に想起する女性ジャズ・ヴォーカリストのイメージに一番近い人だったんじゃないかと思います(もちろんそれだけの人ではありませんが)。それだけに、ジャズ・ヴォーカル入門にはうってつけなのでは、と思うのですが。

上掲ジャケットのヴァーヴ・レーベル3作品はいずれも世評も高い大名盤。オススメです。
●ジス・イズ・アニタ
コンボからストリングス・オケまで、多彩なバックを得て、歌いまくるアニタ。格調高いエレガントな雰囲気が魅力。
●アニタ・オデイ・アット・ミスター・ケリーズ
シカゴのジャズ・クラブ「ミスター・ケリー」におけるピアノ・トリオをバックにした全盛期のライヴ録音。
●アニタ・シングス・ザ・モスト
オスカー・ピーターソン、ハーブ・エリス、レイ・ブラウンといった名手の豪華コンボをバックにスタンダードを歌う、リラックス・ムードの傑作。

彼女の冥福を祈りながら、グラス片手にアニタ、ってのはどうでしょうか?

コメント(1)

そうか、、、アニタも亡くなったのですね。

アニタといえば、私が一番に思い出すのが
ファッションカメラマンのバート・スターンが撮影&監督した
1958年ニューポート・ジャズ・フェスティバルの記録映画「真夏の夜のジャズ」。

この映画の中でアニタは、スィート・ジョージア・ブラウンを小気味良く唄います。

ご覧になる機会があれば是非。

モノクロのファッションで帽子から足元まできめて、
振りをつけながら、おしゃれにかつ迫力のある歌を聞かせてくれます。

さびしいですね。

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